概要
初登場は『ドラゴンクエストⅢ』。紫色の体毛に長い尻尾を持った巨大なゴリラのモンスター。
攻撃力はそこそこ高く、仲間を呼んでくる事もある。
主に数十頭の群れを作って生活しており、その中でも豪快で荒っぽい戦い方とは裏腹に仲間思いの頼れるキラーエイプがボスとなる。
また、ゲームボーイカラー版『ドラゴンクエストⅢ』の公式ガイドブックでは「凶暴な魔界のゴリラ」と紹介されている。
呪文が使えないのに何故かMPが6ある。
HD-2D版では超絶強化され、2回攻撃する上に力溜めで大ダメージを与えてくるようになった。
『ドラゴンクエストモンスターズ2 マルタのふしぎな鍵』ではかいぞくのこおりのカギクリア後にお見合いできる格闘場のNPCのテンガロンハットの男の個体が有用。「れんぞくこうげき」「もろばぎり」を覚えているため、パーティの増強に役立つ。
『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3D』でもおもいでの扉の個体のベビーパンサーととまもりの扉のボス個体のゴーレムを掛け合わせて簡単に作ることができ、序盤を支える物理型として役立つ。
キラーエイプ系のモンスター
- あばれザル
キラーエイプの下位種。力が強くて凶暴な巨大なサルのモンスター。仲間を呼んでくるうえに、「つうこんのいちげき」を繰り出してくる。
ちなみに下位種であるにもかかわらず、HPはキラーエイプよりも高い(リメイク版では更に強化されている)。
ロマリア城の兵士の話を聞かず、カザーブ方面ではなく東の橋を渡ってアッサラーム方面に行こうものなら容赦なく撲殺される。
勇者アバンと獄炎の魔王にも登場。ブロキーナが餌をやっているため人を襲わず大人しい性格をしている個体が登場。
- コング
キラーエイプの最上位種で、緑色の体毛を持った大猿。
このモンスターのみ、同種ではなくごくらくちょうを呼んでくる。
ファミリーコンピュータ版ではステータス的にHP以外はキラーエイプと大差なかったが、リメイク版では攻撃力が85から105に上昇しており、地味に強化されている。