実在する動物についてはオオアリクイを参照。
概要
初登場は『ドラゴンクエストⅢ』。アリクイをモチーフにしたモンスター。
元々はアリを食べるだけの大人しい生物だったが、巨大化して人間を襲うようになった。
ゲーム開始時に出会うモンスターの中では一番強く、メラ一発くらい耐えられる程のHPを持つ。
モチーフがモチーフだけに、アイアンアントを食べちゃいそうな感じがするが本作にはアイアンアントは登場しない。
おおありくい系のモンスター
- おばけありくい
おおありくいがさらに凶暴さを増したようなモンスター。
灰色の体毛を持ち「いざないの洞窟」のみに出現する。
呪文などの特殊攻撃は使ってこないが、攻撃力が高く集中攻撃をしてくる。HPが少ないことが救いか。
アリクイ熊というべき青い体毛の巨大なアリクイ。なお現実のオオアリクイの英名でもある。
「バハラタ地方」「ダーマ地方」「ちきゅうのへそ」に出現し、HPと攻撃力がやや高く通常攻撃しかしてこない。それゆえに先手を取られると苦戦するがマヌーサには弱い。攻略テクニックとしてメタルスライムと同時出現した際に混乱させ、その攻撃力で代わりに刈らせるという方法がある。
ドラゴンクエストモンスターズシリーズでは、おおありくい系の代表として『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド』『ドラゴンクエストモンスターズ2 マルタのふしぎな鍵』に登場。さらにリメイク作である『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3D』『ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議なふしぎな鍵』にも登場している。
序盤から登場するほか、HPは低いが攻撃力が高いので最初の戦力としておすすめである。だが基本的には序盤以外では役に立たないスペックなので、適当に育ったらさっさと配合素材にしてしまおう。例えば『テリーのワンダーランド』なら「まちびとのとびら」で入手できるグレムリンとの基本配合で、かの有名なバランスブレイカーであるグリズリーを作れる。
余談
漫画『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』では、ゴメちゃんを攫ったニセ勇者一行の紅一点「ニセ僧侶ずるぼん」を捕えた際に、おおありくいが舌でくすぐり(所謂足こちょ)をして尋問するシーンがあった(読み切り漫画『デルパ! イルイル!』及び1991年版アニメのみ登場)。
ずるぼんの顔芸がひどく色気もへったくれも無かったが、印象に残ったものが多くpixivにおいてもイラストが投稿されている。⇒オオアリクイ責め
更に余談だが、チウ率いる獣王遊撃隊隊員4号としてもおおありくいが登場している。名前はアリババ。
