概要
初登場は『ドラゴンクエストⅧ』。名前から連想出来る通り体が囚人服の様に青と白のしましま模様をした猫のモンスター。
主に「ヒャド」を唱えて攻撃してくるが、猫特有の仕草で何もしないこともある。
その後、ニンテンドーDS版『ドラゴンクエストⅤ』にも登場している。
スライムもりもりドラゴンクエストシリーズでは『スライムもりもりドラゴンクエスト2 大戦車としっぽ団』や『スライムもりもりドラゴンクエスト3 大海賊としっぽ団』に登場。しっぽ団の一員であり、普段は寝転がっているが、こちらに気付くと引っ掻いて攻撃してくる。
しかし、猫じゃらしを見るとそちらに夢中になってしまうという弱点がある。
一定数を町に送ると、戦車バトルやふねバトルに参戦させられる。砲撃手になる他、敵の戦車や船に侵入して攻撃する。特に『スライムもりもりドラゴンクエスト2』では、戦車の扉を飛び越えて侵入してくるため、非常に厄介である。
ちなみに二本兵はベロニャーゴである。
ドラクエ作品のゲーム内では可愛いモンスターとして認知されることが多く、特に女子系人間キャラクターがプリズニャンを欲しがる描写が多々ある。
仲間としての能力
『ドラゴンクエストⅧ』ではスカウトモンスターとして仲間にできる。
しかし、特技は「ヒャド」しか覚えない上、敵だった頃と同様に顔を洗う無駄行動でターンを消費する事もあるなど、ステータスの低さも相まって実用性は低い。
また、DS版『ドラゴンクエストⅤ』でも新たに仲間にできるようになったモンスターの1体として登場(もう1体はアークデーモン)。
ステータスの伸び方や装備可能なアイテムがキラーパンサーとほぼ同じだが、こちらは「ベホイミ」や「あまいいき」といったサポート特化の特技を習得する。
プリズニャン系のモンスター
- しましまキャット
プリズニャン系の最下位種。
通常攻撃しか使ってこないうえに、のんびり顔を洗うだけで何もしてこないこともある。
- ベロニャーゴ
長いベロを出した、縞模様の猫型モンスター。
ラリホーマや眠り攻撃で相手を眠らせてくる。
但しベロニャーゴ自身も最初から眠っていることが多い。
- ゴールドニャン
ニンテンドー3DS版『ドラゴンクエストⅧ』に登場する、全身金色のプリズニャン。
ベロニャーゴを30匹以上倒すとトロデーン周辺の決まった場所に稀に出現するようになる。
周辺のモンスターよりステータスが高くヒャダルコも使うが、倒すと777ゴールドが手に入る。
- デスニャーゴ
『少年ヤンガスと不思議のダンジョン』に登場する緑色の色違い。夢幻の宝物庫のボスモンスター。
眠り攻撃やしびれムチ、ぶちかましを使うが、ぶっちゃけ言ってあまり強くはない。
マイナー故にこの作品のみの登場になるかと思われたが、その後『ドラゴンクエスト モンスターパレード』及び『ドラゴンクエスト どこでもモンスターパレード』にまさかの再登場を果たした。
- ボスプリズニャン
リメイク版『ドラゴンクエストⅦ』のふしぎな石版の世界に登場するトクベツなモンスターの一種。体毛が黒い。「天空のまものたち」のボスとして登場し、「シェイク」でザコとしても登場する。
ボスという名がついているだけにステータスはプリズニャンより遥かに高く、「マヒャド」を使ってくることもある。
- エビルニャン
『モンスターパレード』の夜の大陸に登場。真っ青な体色で目が黒い。
- ニャンポット3
『スライムもりもりドラゴンクエスト2』に登場する、プリズニャンを模した大戦車。二つ名は「はがねのふうらいぼう」。プリズニャンが乗組員として乗っている事が多く、内部は引っ掻き傷だらけである。
名前の由来はおそらく『ザンボット3』。
- メダルにゃん
『ドラゴンクエストソード』に登場。見た目はプリズニャンだが、しっぽに王冠をぶら下げている。
モンスターではあるが敵ではなく、ちいさなメダルとアイテムを交換してくれる。
- ニャゴス
CV:神谷浩史
『ドラゴンクエストトレジャーズ』に登場。
ギンギーラ空賊団に所属しているが、余りの役立たずぶりに解雇されてしまう。
直立しており、衣服を身にまとっている。
なお本作には他のプリズニャン系統は登場していない。