スペック
全高 | 48メートル |
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重量 | 9400トン |
最大出力 | 5000万馬力 |
テーマソング※ | 「メイク・レジェンド!マジレンジャー!!」(歌:水木一郎) |
※:レジェンドマジレンジャーのテーマソングも兼ねており、1番がレジェンドマジレンジャーのことを、2番がマジレジェンドのことを歌った歌詞になっている。
概要
Stage.31から登場する、マジトピアの伝説に伝わる「大地を揺るがす凄まじき魔神」。
レジェンドマジレンジャーが変身した「マジファイヤーバード」と「マジライオン」の2体の動物神が「伝説合神」することにより完成する。合神の際にはダイヤルロッドの「5」の数字に対応した「マージ・ジルマ・ゴル・ジンガジン」の呪文が用いられる。
火の輪となったマジファイヤーバードを、後方から疾駆するマジライオンが潜り抜ける瞬間に合体・直立するという合体プロセスが特徴で、玩具でも電動ギミックで再現されている。
性能・能力
出力においては2倍あまりもの値を叩き出すなど、初期の巨大戦力であるマジキングの上位互換ともいうべき存在であり、操縦方法や「戦隊メンバー自身が巨大化・形状変化して変形合体する」というスタイルも共通している。
その都合上、マジキングとは基本的に併存・共闘することは出来ない一方、マジレンジャーが強化変身するのに合わせて、マジキングからマジレジェンドへと変身する、あるいはその逆をとることは可能となっている。そのため、名目上はマジキングとは別ロボ扱いだが、劇中での扱いはどちらかといえばマジキングの強化形態に近い。
必殺技
- ライオンクロー
両拳を、合体前の獣脚と入れ替える形で出現させる鋭い爪。合体完了直後もこの状態であり、主に格闘戦で活用される。
- スクリューカリバー
「ジー・ゴル・ジジル」の呪文で召喚する槍。これを高速回転させ、炎の竜巻を放つ「スクリューカリバー・ファイヤートルネード」が基本的な必殺技で、この他にも胸のライオンの口から火炎弾を発射し、前方に放った火球をスクリューカリバーで敵へと飛ばす「スクリューカリバーファイヤースマッシュ」という技も、「マージ・ジルマ・ゴル・ゴジカ」の呪文を唱えることで使用できる。
この他、Stage.43で冥府神トードと戦った際には、背中から踏みつけられた際に背中のファイヤーバードを分離し、トードを転倒させて撹乱。さらにライオンで攻撃した後に再度マジレジェンドに合体するという、合体パターンを活用した戦法も披露した。
また『魔法戦隊マジレンジャーVSデカレンジャー』では宇宙空間での戦闘の際、デカレンジャーと力を合わせてデカウィングキャノンを放つ「マジファイナルバスター」を披露しており、地上戦ではマジキングの姿に戻っていた。
作中での扱い
スペック上ではマジキングは言うに及ばず、トラベリオンをも凌ぐ馬力を発揮し、敵であった頃のウルカイザーさえも圧倒するなど、物語後半における最強戦力であることに間違いはない。
・・・のだがしかし、登場から間もなくして冥府十神という、それまでにまして格上の敵が出現したこともあり、単独での撃破に至っては初戦の相手である冥機ゴーレムのみ(※)、最終決戦に至っては絶対神ン・マ相手に為す術もなく完敗を喫するなど、とかく作中での苦戦描写が多い戦隊ロボでもある。
なお初戦時のマジレンジャーはレジェンドパワーの使いすぎで天空聖者と化し今までの記憶を全て喪うというリスクを抱えたままマジレジェンドに変化しており実際そうなりかけたものの、彼らの勇気に応えてヒカル先生に降臨したリミッター魔法でそれを回避出来るようになった。のだが、故に半ばやむをえなかったとはいえ「このリミッターのせいで弱体化したのでは??」と半分冗談めかして言われることがある。
(※ 一応、冥府神相手の戦闘でも勝利を収めたケースも皆無ではないものの、それらについてはいずれもトラベリオンとの共闘、もしくは相手の自滅という形で勝ちを得ており、マジレジェンド単独で挑んだ際にはよくて引き分けに持ち込むのがやっとという有様であった)
関連タグ
サンダーメガゾード:『パワーレンジャー』シリーズに登場する巨大ロボの一つ。こちらもマジレジェンドと同様に、既存の巨大戦力が進化した存在という点で共通項を有する
超装光ギンガイオー:『星獣戦隊ギンガマン』に登場する巨大戦力、および強化形態の一つ。戦隊メンバーが強化形態になるのに合わせて、1号ロボが強化された形態であり、パワーアップしたにもかかわらず作中での苦戦描写が多かった点でもマジレジェンドと共通している。ただし、こちらはサポートロボの助けもあり、最終的にとどめを刺すことが多かった点は異なる。