「唸れ、ギンガの光!」
概要
3000年前に地球に持ち込まれ、宇宙海賊バルバンや黒騎士ブルブラックとの争奪の果てにギンガマンが手にした超エネルギー体「ギンガの光」を、記事冒頭に示した掛け声とともに後述の各種装備として、武器やスーツへと発現・装着させたものである。
獣装光は、これを用いるギンガマンに破格のパワーアップをもたらす装備であるが、一方でリョウマたちがギンガの光を得る際、1つの力をそれぞれ5つに分ける形で手にしたこともあり、全員がその場に揃わないと獣装光出来ないという欠点も抱えている。
もっとも、後年のOV『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』でゴウキが見せたように、1人だけで獣装光したケースもない訳ではない。これについてはあくまでも個人的見解の域を出ないものの、同作の監督を務めた竹本昇が「TVシリーズ終了後も修行を続けたことでパワーアップし、1人でも獣装光できるようになった」という解釈を提示している(参考リンク)。
括りとしては「強化プロテクター」に含まれる一方、歴代スーパー戦隊の強化形態の中でも外見の変化が少なく、そうしたこともあってか『ギンガマン』の英語版ローカライズ作品『パワーレンジャー・ロスト・ギャラクシー』では、獣装光に当たる「ライトオブ・オリオンアーマー・パワーレンジャー」とは別に上位装備として、同作オリジナルの強化形態「レッド・アーマードパワーレンジャー」が登場している。
装備
閃光星獣剣
星獣剣がギンガの光の影響で強化された形態。鍔の形状が変化するのみならず、その威力も通常の10倍へと跳ね上がり、「剣星破」と呼ばれる破壊光弾を発射することもできるようになった。
獣装の爪
左前腕に装備されるガントレット。使用時には先端のクローと本体とが伸長する形で変形し、厚さ50センチメートルの鉄を斬り裂くほどの威力を発揮する。
獣装光輪
左上腕に装備される金色の腕輪。獣装光を使用する際、ギンガの光はこの腕輪の中央にあるクリスタルに収められている。
獣装輪具
グローブとブーツの裾に装備される腕輪で、攻撃力を20倍に上昇させる働きを持つ。
獣装防具
ベルトのバックルとして装着され、エネルギー光波を放射して全身を保護する。
必殺技
ギンガの戦光
ギンガの光を全開にし、ギンガマン全員が光の弾丸となって敵に突撃、その身体を貫く合体技。前出の『ガオレンジャーVSスーパー戦隊』などのように、単体でも使用可能である。
『海賊戦隊ゴーカイジャー』では、ギンガマンにゴーカイチェンジしたレッド以外の5人がこの技を使用しており、『ギンガマン』TVシリーズでは幻に終わった黒騎士ヒュウガが加わったバージョンとなっている。
これ以外にも、5人が強化前から用いている剣技を強化した必殺技を使うことも出来る。
関連タグ
メガテクター:『電磁戦隊メガレンジャー』に登場する装備・強化形態の一つ。「金色の装備を身に纏う」「必殺技は5人全員で光になって突撃する」「宇宙由来の力によって誕生した」といった共通項を複数有する一方、獣装光がTVシリーズでの強化形態として、物語後半を通して登場したのに対し、メガテクターはVシネマ作品にて1回きりの登場、という相違点も見られる
アームドティラノレンジャー←獣装光→アバレマックス