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概要

魔法戦隊マジレンジャー』に登場する魔法は本来、天空聖界マジトピア天空聖者のみに許された超自然的な力である。それ故、地上世界の人間が使おうと思ったら、彼らと何かしらの契約を結ぶ必要が有る。故に同じ発音の呪文でも個々の契約者によって用途は異なる


人間が魔法を使う場合、当然ながらその魔力は本家の天空聖者よりも下回る。だが、修行や心の絆などにより魔力が向上した場合、天空聖者となってより強大な力を得るものの、人間としての記憶を失うリスクが伴う。

天空聖者の血を引く五兄弟は幾多の戦いを経て湧き上がる勇気を糧に魔力を向上させ続け、レジェンドマジレンジャーに変身可能になってからは自分の奥底の魔法力を出せるようになった。しかし、それと同時に制御が効かなくなった上に天空聖者になりかけたが、後にヒカルの魔法でコントロールが可能になった。


大体1話に1回ほど新しい魔法が天空聖界からマージフォンに送信され使えるようになるが、それは地底冥府インフェルシアとの戦いで自身に芽生えた勇気から新呪文を編み出すという展開。


魔力が低い場合は体力を大きく消耗したり、呪文を唱えても何も起こらなかったりする。マージ・マジュナに至っては消えるのはいいが、その後知らない場所に飛ばされてしまう

また、魔法の源は「勇気」であるため、その勇気がないと当然ながら魔法は使えない(Stage.25では敵から勇気を盗まれた魁が変身不能となった)。


呪文の詠唱はマージフォンに特定の番号を入力する事でなされ、マジレンジャーはこれによって変身をはじめとした魔法を駆使する。


なお魔法が登場するこの手の作品では力を私的利用した際のペナルティがありがちだが、マジレンジャーにおいてはそのあたり比較的おおらかであり、作中でも小津家の面子(特にこの人)がしょうもないことで魔法を私的濫用する場面が時折あった。最もそれらが総じて碌な結果にならなかったのもまた言うまでもないが。


魔法の言葉について

本作に登場する魔法は基本的に10の言葉に分類されており、単独またはそれ等の最大4つの組み合わせで1つの魔法となって発動する。


番号 意味地上人天空聖者魔導騎士ウルザード魔導神官メーミィ
自身マージゴールウーザメーザ
他者・物体ジルマルーマドーザドーザ
召喚ジジルルルドザザレザザレ
解除マジーネゴルドウーメー
合成ジンガゴンガザンガザンガ
変化マジーロゴルディーロウザーラメザーラ
強化マジカゴジカウガロメガロ
エレメントパワージーゴーザザードザザード
消失・移動マジュナルジュナウジュラメジュラ
魔法力増強マジゴルウルメル

上記の法則に則るなら、マジレンジャーの変身呪文である「マージ・マジ・マジーロ」は「自身・魔法力増強・変化」と言う意味合いになり、此処から「魔法変身」と言う意訳が成り立つ事となる。


特殊構文

マジレンジャー

  • マジカ・マジカ・マジカ(7・7・7)

マジレンジャーへの緊急連絡先。


  • マージ・マジ・ゴー・ゴーカイ

ゴーカイジャーが使用した技。相手を拘束する。


マジシャイン

  • ゴル・ゴール・ゴー・ゴー

想像したものが具現化する。使い過ぎるとゴールドグリップフォンが心を閉ざしてしまい魔法が使用できなくなる。


原始魔法

マジレンジャーはレジェンドマジレンジャーになって以降は地上人が使う魔法と天空聖者が使う魔法、そして原始魔法の単語を組み合わせて使うようになっている。


意味使用者(共通)
原初のエレメントパワーマジボルト
大変化マジュール
覚醒・合体ゴゴール
大合成ジンガジン
大解放マジェンド

パワーレンジャー・ミスティックフォース

こちらでも魔法が存在するが、諸設定が異なる。

行使に重要なのは「魔法を信じる心」とされ、本心から魔法を信じられないとレンジャーへの覚醒は起こらない。

加えて魔法の発動自体にミスティックモーファー(マージフォン)やマジスタッフ(マジスティック)などのアイテムは必ずしも必要ではなく、レンジャーが初めて魔法に覚醒したシーンやクレア(ルナジェル)の練習シーンがこれに該当する。


詠唱は「バニシオ」(vanishの捩りで物体や傷の消滅に使われる)など原典と違って直接的な表現が用いられており、特定の呪文を逆さに読めば逆の効果を発揮する(例えば異空間へ移送する呪文を逆に読めば、異空間に引き摺り込まれた対象を帰還させる事が出来る(#06))。

しかも、詠唱は必ずしも必要ではなく、やりたい事を思い浮かべた上でミスティックモーファーをかざすとテレキネシス/物体の転送/(自己を含めた)物体の浮遊などの行使が可能であり、日常生活にも応用可能。

こちらにも魔法の失敗の概念があり、術者が未熟であったり、うっかり間違えた呪文を唱えたりすると想定とは違う効果を発揮してしまう事もある。クレアはこのせいで豚や魚に変化したり、髪の毛が無くなってしまったり、よりにもよってアレルギー対象である生クリームまみれになってしまったりとトラブルの種になっている(他者の魔法で解呪は可能)。


先ほどは詠唱の体系が原典と異なると述べたが、日本版と似たような詠唱もあり、モーファーのテンキーとの対応は次の通り。

番号呪文意味
1GALWIT呼び出す。コーラッグの場合は「Uthe
2MYSTO不思議な力(=魔法)。
3RANGER読んで字のごとく。「Galwit Mysto Ranger」で原典の「マージ・マジ・マジーロ」の意味(※)
4MOTRO移動。「Galwit Mysto Motro」でフレイムサイクルの召喚
5PRIFIOR巨大。「Galwit Mysto Prifior」で原典の「マージ・マジ・マジカ」に相当。コーラッグの場合「Mejor」。
6UNIOS合体。「Galwit Mysto Unios」で原典の「マージ・ジルマ・マジ・ジンガ」に相当。コーラッグの場合「Unithos」。
7DU第二の。「Galwit Neramax Du」で原典の「マージ・マジ・マジカ」に相当。
8TRYN第三の。「Tryn Tryn Ranger」/「Neramax Tryn Unios」で「ミスティックフォース・ファイター」の召喚
9AEROTAN空の。「Galwit Mysto Aerotan」でミスティックライダーの召喚
0NERMAX力の増強。「Galwit Neramax Unios」で原典の「マージ・ジルマ・ジンガ」に相当。「Galwit Neramax」で筋力増強、「Galwit Mysto Neramax」で原典の「マージ・マジ・マジ・マジーロ」に相当。

(※)術者の唱える変身コード自体は「マジカルソース!ミスティックフォース!」であり、上述の呪文は変身中に天の声が詠唱する(日本版でいう玄田哲章氏の詠唱部分)。

それ以外の呪文はこちらを参照


余談

マジレンジャーの場合、レジェンドマジレンジャーになるまでは全員の力を合わせた必殺技が一定しておらず、その回限りの合同必殺技がほとんどであった。


そんな中、全員で放つ飛び蹴りのファイブファンタスティックキックは繋ぎ技でありながらも使用回数は多く、冥獣トロル(2体目)相手には唯一であるが決め手になっており、この事もあって、『海賊戦隊ゴーカイジャー あつめて変身!35戦隊!』ではマジレンジャーの必殺技として採用された。


ファイブファンタスティックキックが多用されたことに関しては同年の作品がキックがメイン必殺技ではなかったことが影響していると思われる。


関連タグ

魔法戦隊マジレンジャー 天空聖者


その時不思議な事が起こった:『仮面ライダーBLACKRX』における魔法の力。


呪文降臨〜マジカル・フォース:エンディング内のミニコーナー「魔法呪文講座」では、その回で活躍した魔法を分かりやすく約15秒で解説している。


戦隊の特殊能力の変遷

ダイノガッツ魔法激気

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