概要
2005年9月3日に公開された『魔法戦隊マジレンジャー』の劇場版作品。
昨年に続き、今作も9月の公開となったが2001年の劇場版以来、恒例となっていた劇場版オリジナルヒロインがゲストで登場しない点が特徴で、代わりに本編で小津魁が想いを寄せる山崎由佳がヒロイン枠となった。
上記の2人の関係性から、残念ながら毎年恒例となっていた主役とゲストヒロインの恋模様を描く事は出来ず、当時の塚田Pもその点に関して述べている。ただ、本編のヒロインが登場する手前、ゲストキャラの紹介の時間をカット出来た為、その分作品全体のテンポアップとレギュラーメンバーに十分な見せ場を作る事が可能となった。
また、本編登場に先駆けて天空聖界マジトピアの全容や天空聖者サンジェルの真の姿が明かされたり、セイントカイザー及び天空大聖者マジエルの登場と、世界観に関する重要な場面が公開された点も特徴の1つ。特にマジエルを演じた曽我町子氏は過去にへドリアン女王や魔女バンドーラと言った敵組織の女首領役で知られていたが、今作ではヒーロー側の主要人物として起用された点が印象深い。因みにこのキャスティングは監督を務めた竹本昇氏たっての要望である。
オリジナルキャラクター
冥獣人バーサーカー_グルーム・ド・ブライドン(CV:檜山修之)
余談
ロボット同士のバトルと魁が由佳を助けたいシーンは前作の映画でも要素に繋がるシーンでもある。
由佳がグルームに誘拐されたシーンは魔法戦隊マジレンジャーVSデカレンジャーで麗を誘拐されたシーンに近い。
本作が最後の9月上映となった。
関連タグ
スーパー戦隊単独映画
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