「バーサーカーの底力は、こんなモンじゃねぇぇぇぇッ!」
CV:檜山修之
データ
身長:225cm
体重:122㎏
得意能力:不明
ニックネーム:不明
概要
地底冥府インフェルシアで一二を争う戦闘民族の種族であるバーサーカーの王。
王らしく漆黒の重厚な甲冑で身を包み、背中には紺色のマントを羽織ると言う威風漂う姿をしているが、その素顔は岩石で出来た醜悪な物である。
それでも普段は王に恥じない気品ある態度と言動を取っているが、其処も所詮は好戦的な気質のバーサーカー。一旦怒ると態度はガラリと豹変し、誰も手が付けられない程に激しく荒れ狂い、言葉遣いもかなり粗暴になる。戦闘では異常なまでのタフさを誇り、敵に倒されてもより強力な姿に変貌して立ち上がる。この為、生半可な攻撃では倒すどころか強化に繋がってしまうという厄介な相手でありマジシャインもこの能力で追い込んだ程。
武器は銃や槍に変形する自在剣。
劇中では純粋な魂を持つ人間と結婚する事で鎧に眠っている一族の魂を復活させ、不死身の最強軍団を作ろうと目論んだ。
活躍
超冥獣リビングソードでマジキングを敗北に追い込み、魁が所属するサッカー部マネージャーの山崎由佳を花嫁にしようと拉致するが、鎧の下の素顔は岩石で出来た様な醜悪さだった為に拒絶される。其処で魔導神官メーミィから人間の精気を吸収する事で人間の心を自在に操る指輪を授かり、これで彼女を操ってしまおうと考える(※この時点で由佳は自身の目的達成の道具でしかなく、愛の無い結婚である事が良く分かる)。
地上で人間の精気を指輪に吸収させていくが、ヒカルに指輪を奪われた為に廃工場でマジシャインと交戦。
その最中に一度は追い詰められる物の上記の能力により鎧が刃を模した凶悪な物になった事で強化された事を受け、逆にマジシャインを追い詰めるも、彼が変貌した天空聖者サンジェルのプロミネンスフラッシュを受け倒れる。
だが、倒したと思い込んで油断したサンジェルの身体を剣で貫くと同時に指輪を奪還し、謁見の間に帰還すると指輪を由佳の指に填める事に成功。
挙式を行い、誓いのキスをしようとした瞬間に駆けつけたレッドの魔法に怯み、その際に指輪を破壊されて由佳を救出されてしまった。
その怒りに同調するかの様に鎧が更に肥大化し、大量の冥府兵ゾビルや冥府伍長ハイゾビルと共に地上に出現する。
その後、5人揃ったマジレンジャーとの交戦になり、「バーサーカーの王」の名に恥じない戦闘力でレッドに善戦する。
剣で止めを刺そうとするも受け止められ、由佳を怖がらせた事に怒るレッドの反撃に怯み、マジレンジャーを銃で射撃するも通用せず、ファイブファンタスティックファイヤーにより耐えられるキャパシティ以上のダメージを受けついに敗北。
直後に地下からリビングソードを召喚すると、上記の台詞と共に自ら捕食される事でソード・オブ・グルームへと冥獣合体して最後の決戦に挑む。
余談
モチーフはバーサーカー。
『百化繚乱 下之巻 2012』によると、デザインは凶暴なイメージから全身に刃のついた現在の姿となった模様。当初はプロデューサーの塚田英明氏から素顔の出ている姿にする様に提案されたが、デザインを担当した篠原保氏は先に用意していた顔が自身の好みではないとして仮面を着けた状態を基本としている。尚、各強化形態もスーツのパーツの差し替えである。
身長・体重は先述の通りだが、各形態で大きな変動はないようである
声を演じた檜山氏は昨年の『特捜戦隊デカレンジャー』でもカジメリ星人ベン・Gの声を担当しており、こちらも戦隊側の女性キャラを拉致している点が共通している。
関連タグ
魔法戦隊マジレンジャー 地底冥府インフェルシア 冥獣人 バーサーカー
力ずくで愛を奪うなんざ、モテねぇ野郎のすることだぜ!:彼のやった事は、まさにこれ。
旋風寺舞人:中の人繋がり。こちらは主人公であり、ヒロインと惹かれ合い、最終決戦後に結婚式を挙げている。
ガスドリンカーズ→冥獣人バーサーカーグルーム・ド・ブライドン→究極生命体ハイド・ジーン