塚田英明

つかだひであき

日本のテレビドラマ・映画プロデューサー。

概要

1971年11月20日生まれ。埼玉県出身。

早稲田大学在学中に髙寺成紀が創設した特撮サークル「怪獣同盟」に入会、1994年に東映に入社。

『名奉行遠山の金さん』のプロデューサー補からプロデューサーの道を歩き始め、「仮面ライダーアギト」で特撮異動、『特捜戦隊デカレンジャー』でメイン昇格。

「フォーゼ」以降は特撮のニチアサキッズタイムとは遠ざかっており特撮はVシネマや劇場単発のみを手がけており、TVでは一般ドラマの仕事が多くなっていたが、キラメイジャーで久しぶりに復帰した。

2022年には執行役員・ドラマ企画制作部長に就任。

『仮面ライダーガッチャード』では、湊陽祐をメインプロデューサーとして指名・推薦したり、東映太秦映画村＆東映京都撮影所での撮影ができるように根回しを行うなどスペシャルアドバイザー的な立ち位置で湊Pを支援している。

熱血タイプの主人公やジャンプ黄金期のノリを好み、作風にもそうした点が反映されていて、王道な作品が多い。

往年の作品のオマージュを詰め込むことが多く、例えば仮面ライダーWでは放送した年が松田優作生誕60年&没後20年を迎えることから、彼の代表作である探偵物語を意識したらしい。

先輩の高寺同様作品へのこだわりが細かい方だが、高寺のようなスケジュール破綻ギリギリ作業では無い。

「ゲキレンジャー」でも作中世界の年表など膨大な裏設定を作っており、「フォーゼ」では小説版を自ら執筆。

「ゲキレンジャー」のサブライターであった小林雄次曰く、脚本への介入やチェックも厳しい方とのことである。