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大森敬仁

おおもりたかひと

大森敬仁とは、特撮番組中心に活動するTV番組プロデューサーである。
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概要編集

1980年生、愛媛県大洲市出身。

八幡浜高校を卒業後渡米し、カリフォルニア州立大学ロングビーチ校で映画学を専攻。

2003年東映入社、2004年に「はぐれ刑事純情派」のプロデューサー補をスタートに、プロデューサーへの道を歩み始める。

2005年からは特撮で主に活動し、「仮面ライダー響鬼」から「仮面ライダー電王」までP補、「仮面ライダーキバ」でサブPに昇格。

侍戦隊シンケンジャー」から「海賊戦隊ゴーカイジャー」まで三作品戦隊のサブPを務め、「獣電戦隊キョウリュウジャー」でメイン昇格。


以降は仮面ライダーシリーズを中心に活動。

2014年以降、「仮面ライダードライブ」、「仮面ライダーエグゼイド」、「仮面ライダービルド」、「仮面ライダーゼロワン」と、4作品ものライダー作品でメインPを務める。しかも、間に挟まるゴーストとジオウの放送時期もドライブ、ビルドの後日談の制作に携わっており、活動していない時期がほとんどないほどの多忙ぶりである。


2023年、「王様戦隊キングオージャー」で10年ぶりにスーパー戦隊シリーズに復帰。


2024年3月31日、東映の退社をTwitterで報告した。プロデューサーとしては今後も活動するという。

この衝撃の発表にはファンのみならず『エグゼイド』と『ゼロワン』で苦楽を共にした高橋悠也氏も「エイプリルフールは明日ですよ?」とリポストする程であった。


その後程なくしてちびゴジラの逆襲のクレジットにてチーフプロデューサーの欄で名前が確認されていることから、フリーで活動していることがうかがえる。


作風編集

医療」「科学」「AI」など現代技術やその進歩にまつわるテーマを作品に取り入れた上で、その技術の力が築く明るい未来を信じる者を主人公格に据えることが多い。

他方で、容赦のない殺人描写や「父と子の対立」「生と死」「戦争」「ブラック企業問題」など子供向け番組には珍しいシリアスなテーマを取り扱うことも多く、結果として自分の抱く未来への希望に疑問を抱いた主人公が曇る展開も多くなっている。


担当した戦隊・ライダー共に味方だと思われた父親キャラが敵として立ちはだかる展開が多いが、インタビューでは父親と仲が悪かった訳ではないと述べている。


また、敵キャラが終盤まで出続ける・専用玩具が発売される・途中で改心するなど優遇傾向にあり、敵キャラ(キャンデリララッキューロハート・ロイミュード魔進チェイサー仮面ライダーゲンム仮面ライダーパラドクス仮面ライダーグリス仮面ライダーローグ仮面ライダーサウザーデズナラク8世オオクワガタオージャーなど)と共闘する展開が多い。

一方で、絶対悪を登場させることも多く、ライダー作品においては黒幕がいずれも仮面ライダーに変身し、戦隊作品でも主人公たちと終始敵対する戦士も登場させることもある。


上記のシリアスな作風から、キャラが死亡する展開を描くことが少なくない一方で、キャラの死亡を活かして「亡くなった味方の遺品を受け継ぐ展開」を描く傾向がある。


サブライターを用意することがあまりなく、キョウリュウジャー・エグゼイド・ビルドではメインライターの全話執筆を達成している。その一方で外伝では新しい脚本家に書かせることが多い。


主な担当作品編集

関連タグ編集

プロデューサー 東映特撮

三条陸 高橋悠也 武藤将吾 高野水登


塚田英明 - 共通点が多いものの、彼と共に仕事したことはないらしい。ただしキョウリュウジャーとドライブで起用した三条陸を紹介したのは彼である。

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