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概要編集

東映が製作しテレビ朝日系列で放送していた刑事ドラマ。スペシャルを含め、全444話制作された。

出世の見込みがない警察官の溜まり場である山手中央警察署刑事課の「やっさん(安さん)」こと安浦刑事が、強い正義感と温かい心で、犯罪に苦しむ人達の事を常に考えながら捜査に当たっていく姿を描くものである。

拳銃の携帯や発砲、格闘シーンがほとんどなく、概して「捜査を通じて、犯罪の裏にある人間の弱さ・愚かしさを的確に見抜く」様が描写される。

開始時のキャッチコピーは「刑事にも人情がある。犯人にも事情がある。」


1989年には劇場版が上映された。


登場人物編集


安浦家編集


安浦吉之助 演:藤田まこと編集

主人公。当該記事参照。


安浦 ユカ 演:小川範子編集

安浦家、次女。

第1シリーズは中学生。

その後高校、短大を経て福祉施設に就職するものの、恋人だった山岡雄作刑事(演・城島茂TOKIO))の殉職をきっかけに女性警察官になり、最終回スペシャルでは父の部下の一人になる。

安浦 エリ 演:松岡由美編集

安浦家、長女。第1シリーズでは19歳の女子大生。

その後就活に失敗し、フリーターになるが、運送会社への就職に落ち着く。

安浦家の家事の財布を預かり家事全般をユカと協力して役割を果たしている。第5シリーズでは恋人の大沢克也(演・小西博之)が登場するが第6シリーズで別れる。

その後に自宅を一部改装し、子供服販売店を経営する。

そしてラーメン屋の店長である、"ブーちゃん"こと島崎(演・瀬戸陽一朗)と結婚し、2009年の最終回スペシャルでは妊娠する。


先述の通り、彼女達は故 安浦 志津枝夫人の連れ子であり、やっさんとの血縁関係はない。


警察関係編集

川辺 精一 演:島田順司編集

山手中央署、刑事課長。階級は警部。

上司に媚びて部下につらく当たる典型的な中間管理職だが人情味があり、なんだかんだ言っても横溝署長同様やっさんの理解者でもある。

横溝 重忠 演:梅宮辰夫編集

山手中央署、署長。階級は警視。

やっさんの1番の理解者。恐らくこの人なくして、はぐれ刑事のストーリーは進まない。

板前の腕を心得ており、潜入捜査でその役に扮した事もある。

家族サービスも欠かさず、休暇中、課長に呼び出されたときは、

「俺の家庭を壊す気か?」

と珍しく文句を言っていた。

趣味は釣り、出身は水戸らしい。


BAR あずさ編集

片桐 由美 演:眞野あずさ編集

着物姿が印象的なBAR さくらのママ。

初期シリーズでは、私生活の部分も触れられており、その時は普通の洋装。

やっさんの私生活での一番の理解者であり、かけがえのない女性。

長野県松本市の出身。

最終回スペシャルでは安浦刑事からプロポーズされる。


なお店員はシリーズ毎に交代しているが、原則、男女のペアでキャスティングされている。





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はぐれ刑事純情派藤田まこと



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藤田まこと


仮面ライダー龍騎:第36話に本作のワンシーンがテレビで放送されていた。

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