概要
2023年4月1日土曜日朝7時より、テレビ東京の幼児向け番組「イニミニマニモ」内で放送。
翌年の2024年4月3日より第二期が「おはスタ」内で放送中。
基本的に、紙芝居形式で描かれたちびゴジ達のゆるいやりとりが繰り広げられるコントアニメ。
監督と脚本は、『かよえ!チュー学』や『あはれ!名作くん』等を手掛けた新海岳人氏が務める。過去に氏が手掛けた作品と同様に、キレのあるボケツッコミやアップテンポな会話など、軽快ながらも密度の高い作風となっている。
一部キャラクターの声優は、YouTube版から変更されている。
登場キャラクター
記事があるキャラクターはそれぞれの記事を参照。
性別:男 一人称:僕
本作の主人公。
明朗快活でお喋りな少年だが、その一方で凄まじい天然ボケでもあり、時々会話の内容がズレたものになる事が少なくない。
性別:男 一人称:僕
ある日、怪獣島に流れついてきたメカちび怪獣。
生真面目かつ良識的な性格をしており、奔放すぎる他の怪獣達に振り回される生活を送る。
性別:男 一人称:俺(真ん中・右)、僕(左)
ちびゴジラの友達の一人。
それぞれの首で性格が違い、中央が普通に友好的なのに対し、右は柄が悪く、左に至っては他人を利用する事しか考えていない腹黒である。
性別:女 一人称:私
ちびゴジラの友達の一人。
自己主張の激しいちび怪獣たちの中では割と控えめで奥ゆかしい性格をしている。
ちびモスラとよく一緒にいる二人組。
普段は落ち着いた雰囲気を醸し出しているが、実際は2人ともノリの軽いギャル。
性別:男 一人称:僕
ちびゴジラの友達の一人。
自己愛の激しいナルシストで、空を飛べることを鼻にかけて他人を見下しているが、少しでもツッコミを入れられるとすぐ墜落する豆腐メンタル。
- ちびアンギラス(CV:???)
性別:おそらく男 一人称:僕(ちびゴジラの逆襲第16より)
怪獣島に住むちび怪獣の中で、唯一「声変わり(原作のアンギラスの鳴き声)」をしているため、コミュニケーションには難がある。
余談だが、ちびアンギラスの初登場回は、彼の通訳のために小美人が呼ばれる…という内容なのだが、小美人が登場するにもかかわらずモスラが登場しないと言う、地味に珍しい展開を見せていた(過去の映画では、モスラだけが登場することはあったが、逆に小美人だけが登場する作品は例がない)。
性別:男 一人称:わし
普段から威厳のある態度を取っているが、実際は割といい加減な性格。
人間に対してあれこれ警告じみた忠告をするのだが、内容はたいした事ないものばかり。
汚染物質の怪獣のくせに綺麗好きで、しかも他の怪獣を勝手に汚物扱いまでしたりする。
性別:女性 一人称:私
「おかき」しか置いてない変なスナックを経営しているちび怪獣。
おっとりとした性格をしているが、どこまでもマイペースで思考のセンスも極めて独特。
- 怪獣王ゴジラ
ちびゴジラの尊敬する父親。平成ゴジラと同様の姿をしている。
威厳や威圧感たっぷりな姿だが、今までに一番苦戦した相手が「夏の日差し」だったり、勢いよく海から登場したら陸の方を向いてなかった時があったりと意外とお茶目な一面もある模様。
- ナレーション(CV:島本須美)
2期から登場
ちびゴジラの親戚の子。
まゆ毛がチャーミングな5歳児で、幼児ながらしっかり者でツッコミもできる。ちびゴジラを「お兄ちゃん」と呼ぶ。
- ちびガバラ
- ちびチタノ
- ちびガイガン
設定
怪獣島
どこかの海にある、怪獣達が暮らしている孤島。住民の大半はちび怪獣達で、典型的な巨大怪獣は、ゴジラ以外未確認(定住してない可能性もあるが、一応100体前後存在するらしい)。
人間は住んでいないらしいが(一応存在を認知している者はいるが、実際に遭遇したらしい言及は今のところ見られない…第12話にて、すでに絶滅している可能性が示唆された)、スーパーマーケットやカラオケ、本など文明の産物が見受けられるほか、お金も存在しており、それらは怪獣達に日常的に利用されている。これらの道具は普通に電気が通っているが、怪獣達自身が整備しているのか何らかの劣化を防ぐ現象や処置が施されているのかは不明。
また、松茸が自生しており食事の対象になっている。加えて何らかの怪獣達の食料にできる様な生物が存在するらしく、ちびゴジラはそれらを確保するため罠を設置することがある。
ちび怪獣
怪獣島に住む、体格が2mにも至らない非常に小型な怪獣達(ちびメカゴジラの回想を見る限り、彼は人間の成人の身長の半分にも届かないと思われる)。代わりに高い知能と、人間と大差ないレベルの文明を扱う器用さを持っている。上記の松茸を欲しがったり、カレーを夕飯にするのを考えるなど、食事も人間と同様なものを食べられるらしい。怪獣らしさを身につけるためには、習慣というレベルにこそ至ってないが勉強を必要と考えている模様。
なんらかの条件を満たして声変わりを経る事で、大型の怪獣と変わらない鳴き声を発するようになるが、他のちび怪獣達には何言ってるか分からなくなるというデメリットが生じ(本を取り扱えるにもかかわらず、文字でのコミュニケーションでカバーする描写は見られない)大なり小なり抱えている破壊衝動がより強くなる。かつそれらの状態を検査できる医者が存在するらしい。