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GODZILLA(アニメ映画)

あにめえいがごじら

本項においては2017年より展開予定のアニメ映画版『GODZILLA』シリーズについて記載する。
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同タイトルのハリウッドで展開しているシリーズについてはGODZILLAを参照。

概要

この<地球>を必ず取り戻す

2017年から公開および展開予定のゴジラシリーズのアニメーション映画作品。
本作は元より全三部作構成での制作であるとし、その第一章に当たる『GODZILLA 怪獣惑星は2017年11月17日に公開。第二章の『GODZILLA 決戦機動増殖都市』は2018年5月に公開予定。

公開後にはNetflixでの配信も予定されている。

発表は2016年8月18日7月より公開された『シン・ゴジラ』の大ヒットで世間が湧いている中で、しかも今度は従来の特撮ではなくアニメーションとして制作されるというゴジラシリーズきっての異例な作品であることから話題を呼んだ。

本作の監督は静野孔文(TVアニメ版『シドニアの騎士』および2011年以降の『劇場版名探偵コナン』シリーズを手がけた)と、瀬下寛之(劇場版『亜人』で映画初監督を務めた)の二人体制。
さらに原案と脚本においてはニトロプラス虚淵玄(斬新な世界設定、衝撃的なストーリーが話題を呼んだ『魔法少女まどか☆マギカ』で一躍有名になった)が当てられていることも発表された。
アニメーションは『シドニアの騎士』のアニメ制作も行ったポリゴン・ピクチュアズが担当する。

発表当初公開されていたキービジュアルイラストはというと、飛行艇らしきメカニックが停まっている丘の上から3人の人間が霞に包まれた深い森林が広がる大地を見下ろしているだけというはっきり言ってタイトルがなければまずゴジラ映画だとはわからないようなものであり、その後に公開されたコンセプトアートも密林の中を歩く多脚戦車と人型兵器を含めた歩兵部隊宇宙船とその内部か格納庫らしきスペースといった世界観背景のイメージを描いていた物が多く、この時点で怪獣映画であること以上にSF要素を前面に押し出していた。

2017年3月25日26日開催のアニメイベント「AnimeJapan2017」にて正式に公開された情報によると、巨大な宇宙船大型のパワードスーツ、さらにエアバイク風のビークルと言った各種メカニックがガジェットとして登場する他、キャラクターには人間以外の人型種族である「エクシフ」「ビルサルド」と呼ばれる異星出身の種族も存在し、さらにストーリーに至っては現代よりも遥かに未来の地球を舞台にしているということなど、徹底した現代劇が特徴だった『シン・ゴジラ』とは対照的な『怪獣総進撃』や『ゴジラ FINALWARS』以上の未来史物的な作品であることが明らかにされた。

ちなみにこれまででアニメ版のゴジラ作品というと、アメリカで制作された1978年版のカートゥーンアニメ(日本未放送)と1998年版の続編的な『ゴジラ・ザ・シリーズ』があるが、
日本でかつ映画として制作されるゴジラを題材としたアニメーション作品は本邦史上初である(あとはせいぜい子供向けビデオとして作られた『すすめ!ゴジランド』くらいしかない)。

作品一覧

第一章:GODZILLA -怪獣惑星-
第二章:GODZILLA -決戦機動増殖都市-
第三章:

第一章までのあらすじ

1990年代後半より現れはじめた正体不明の巨大生物「怪獣」の脅威に晒されるようになった地球。
その中でも2030年に出現した他の怪獣をも駆逐する最強の怪獣ゴジラ」によって、地球人類は多大な被害と犠牲を強いられていた。
人類は2035~36年に地球を訪れた異星種族「エクシフ」および「ビルサルド」らと共同で「地球連合」を発足させ、総力を上げてゴジラ対策に当たったが、それでもゴジラを倒すことはできず、やがてほとんどの生存圏を失い、残った人口も10億を切るなどもはや絶滅寸前まで追い詰められた人類は種の存続を図るため地球から脱出し、他星に移住するという計画を実行に移す。

そして2048年、政府の人工知能に選別された人類からなる移民船団が結成され、その計画のために建造された恒星間移民船の一つである「アラトラム号」は地球から11.9光年の彼方にある「くじら座タウ星e」を目指して旅立った。しかし、それから20年かけて辿り着いたタウ星eの環境は予想以上に地球との差異が大きく、とても人類が入植できるような場所ではないことが判明する。

物資も尽きかけ、これ以上の船内生活も限界に近づきつつある中、船では幼い頃に両親をゴジラに殺され、その復讐を誓う青年ハルオ・サカキら「地球帰還派」が主流となり、最終的にアラトラム号は地球に引き返すことを決定。前例のない長距離亜空間航行を地球に向けて敢行し、出発の時よりも遥かに短い時間で地球に戻ることに成功するが、その影響でそれぞれの時間の流れに歪みが生じたのか到達した地球は既に2万年の歳月が経過しており、地上はゴジラを頂点とした生態系が広がる未知の世界となっていた。

キャラクター/キャスト

「怪獣惑星」

登場怪獣

「怪獣惑星」


後に公開された歴史年表資料および前日譚小説によると過去の地球にはカマキラスドゴラアンギラスラドンダガーラオルガといった本作までのゴジラシリーズおよびそれ以外の東宝特撮作品に登場した怪獣達が出現していたことが語られている。

用語

  • 怪獣

西暦1999年ごろから地球各地に出現するようになった巨大生命体の総称。
現れる度に大規模な破壊活動を行い、人類の文明に多大な被害を与えている。
ゴジラはその全ての怪獣における頂点に立つ完全生命体である。

  • エクシフ
惑星2035年に地球へ飛来した異星人種族。
母星はペルセウス座BD+48°740恒星系第4惑星「エクシフィカルス」で、色白の肌に日本で言う弥生時代の人間のような髪型や服装が特徴。
自身の星は既に何らかの理由で失われてしまったとされ、地球には怪獣に苦しめられる人類を救うという名目で降り立った。
「自己犠牲と奉仕による魂の救済」を教義とする独自の宗教観を持っており、既存の宗教的価値観の失われた現在では多くの地球人がこれに帰依している。
他にはある種の未来予測すら可能にするという“ゲマトロン演算”と呼ばれる独自の演算技術を有し、それにより地球の電子技術は飛躍的に向上した。

  • ビルサルド
2036年に地球へ飛来した異星人種族。
はくちょう座V1357恒星系第3惑星「ビルサルディア」出身で、黒人のような色黒な肌をした屈強な体付きが特徴。
母星は過去にブラックホールに飲み込まれて消滅したとし、放浪の果てに地球を訪れると怪獣対策への全面的な協力の見返りに地球への移住許可を求めてきた。
長年の宇宙生活に耐えられる頑強な肉体と科学および合理性を重んじる堅実な精神構造が特徴で、さらに体内の器官の多くが人工臓器に移し替えられているという。
地球脱出以前に対ゴジラ兵器を開発していたらしいが、失敗に終わっている模様。

  • 恒星間移民船アラトラム号
地球脱出を決意した地球人類がエクシフ、ビルサルドと共同で開発した全長約1kmの巨大宇宙船。
「地球連合軍タウe方面旅団」の母船で、三種族合わせて総勢5000名以上もの人員を乗せている。
亜空間航行機能が搭載されているが、後述の理由から長距離での使用は制限されていた。

  • 亜空間航行
移民船団が宇宙を超高速で移動するための一種のワープ航行。
片道で数十年かかる距離をそれよりも遥かに短い時間で移動することができるが、長距離での移動であればあるほど転移空間の予測が困難になるうえ、さらにその分亜空間と通常空間の時間の差異も激しくなるなど想定外の事態を招きやすいといった危険性を孕んでいる。

  • 中央委員会
移民船団内にある地球連合軍の統治機構。
地球人のウンベルト・モーリ大将、エクシフのエンダルフ枢機卿、ビルサルドのハルエル・ドルド族長が幹部を務める。

  • パワードスーツ
地球連合軍の地上兵器。
本来は惑星開発用重機だったが、地球帰還後に対ゴジラ作戦へと実戦導入された。
メイン武装は20mm口径レールガン。

スタッフ

  • 監督:静野孔文瀬下寛之
  • シリーズ構成 / 脚本:虚淵玄村井さだゆき
  • キャラクターデザイン原案:コザキユースケ
  • 副監督:森田宏幸
  • 演出:吉平"Tady"直弘
  • 音楽:服部隆之
  • プロダクションデザイン:田中直哉、Ferdinando Patulli
  • CGキャラクターデザイン:森山佑樹
  • 造形監督:片塰満則
  • 美術監督:渋谷幸弘
  • 色彩設計:野地弘納
  • 音響監督:本山哲
  • アニメーション制作:ポリゴン・ピクチュアズ

主題歌

  • 第一章:「WHITE OUT」 - XAI


余談

  • 発表当初はGODZILLAだけの表記だったが、第一章の副題は2016年3月22日発売の『シン・ゴジラ』BDセットに特典として付属していた本作のポストカードにより判明した。ちなみに“怪獣惑星”と書くと1994年から1998年までサンリオピューロランドにて3Dシアター型のアトラクションとして公開されていた怪獣プラネット ゴジラっぽいが、おそらくは無関係である。
  • 劇場パンフレットによると本作に登場する異星人の内、エクシフは『怪獣大戦争』や『GFW』などに登場したX星人がモデルで、一方のビルサルドは『ゴジラ対メカゴジラ』などに登場したブラックホール第3惑星人がモデルであるという。
  • 2017年10月25日より本作の外伝小説『GODZILLA -怪獣黙示録-』(作者:大樹連司)が発売。内容の詳細は該当項目を参照。
  • 本編の歴史設定における“断続的な怪獣災害によって人類が滅亡の危機に瀕した世界観”という部分は過去のシリーズ作品で比較するならば『GFW』に近く、あるいは他の怪獣系映画で言えば『パシフィック・リム』もそんな内容であったが、本作はそれらとは対照的にその果てに行き着いた最悪の結末のさらに先を描いた物語となっている。


関連動画




関連リンク

公式サイト

関連項目

東宝 アニメ / アニメ映画
ゴジラ / ゴジラシリーズ
虚淵玄

怪獣黙示録(本作のスピンオフ小説)

まどマギ×ゴジラ(脚本家つながり)

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