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データ

身長30m
体重1万5千トン

概要

特撮映画「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」に登場する怪獣。

かつて京都のスチュワート研究所で飼育されていたフランケンシュタインの細胞を持つ巨人怪獣。

同じ細胞を持つガイラの兄にあたる(厳密に言うとクローン)。

全身が茶色の毛に覆われた猿のような姿で、人によって育てられたことから性格は温厚で、人間には危害を加えない。また、ガイラとは対照的に照明に近づいてくる習性がある。

一年前にスチュワート研究所を脱走して富士山麓で死亡したと思われていたが、実は生き延びており日本アルプスの山奥に潜んでいた。かつて琵琶湖を通過したときに剥離した細胞からガイラが誕生した為、人間に攻撃されたガイラを庇い、仲間として迎え入れようとしたが、ガイラが人間を食った事を知り袂を分かつ。

晴海埠頭に再び出現し、ガイラを説得するものの拒否されたことによって戦闘を開始。

最後はガイラと共に海底火山の噴火に飲み込まれた。

子供たちが遊んでいる場所に叫び声をあげながら出現したが、子供と遊びたかっただけらしい。

ゴッドマンとの戦いの末、逃走しようとしたところゴッドマン超音波で爆殺された。

戦闘の際、ゴッドマンに持ち上げられてグルグル回されたがゴッドマンはわざわざゆっくりと地面に降ろした。

公園に出現し子供を苛めたが、グリーンマンに倒された。

余談

  • 名前の由来は「山(さん)」で、脚本での表記は「山フランケンシュタイン」。海外では「ブラウンガルガンチュア」となっている。
  • 水野久美が演じた女性科学者に懐いていたこと、そして一年前に脱走して琵琶湖を通過し富士山麓で死亡したと思われていた経緯など、前作『フランケンシュタイン対地底怪獣』に出現した東宝版フランケンシュタインと設定が酷似しているが、前作と『サンダ対ガイラ』はパラレルワールド的な関係にあり、厳密には異なる存在である。劇中には幼少期のサンダが登場するシーンがあるが、既に毛むくじゃらで前作のフランケンシュタインとは全く容姿が異なる。
  • 鳴き声はバラゴンの早回し。予告編ではバラゴンの鳴き声。
  • 小学館より発売された子供向けの書籍「決定版 ゴジラ入門」にて、ガイラと共にゴジラに立ち向かう様子が描かれたことがある。とある無人島にゴジラが上陸したところ、その島に住んでいたサンダとガイラが縄張りを荒らしに来たと勘違いしてゴジラに戦いを挑む…というもの。「さすがのゴジラも両者の息の合った連携の前にたじたじ」と書かれてしまった。
    • この企画ではサンダとガイラは火山噴火から無事生き延びていた…ということになっている。また、両者は協力してゴジラに立ち向かっていたものの和解していたかどうかは語られておらず、不明(ゴジラという共通の敵を前にして一時的に手を組んだだけとも考えられる)。

関連タグ

東宝怪獣

サンダ対ガイラ ガイラ

ゴジラジュニア幼少期に人間に育てられた事のある怪獣。

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