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ガイラ

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がいら

東宝制作の特撮映画『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』に登場する怪獣である。

曖昧さ回避

データ

身長25m
体重1万t

概要

特撮映画『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』に登場する怪獣。

一年前に脱走したサンダ琵琶湖を通過した際に剥離した細胞が成長し、海まで流れてきたことによって誕生した。

性格は非常に凶暴で、人間を好んで食べる。海の中で誕生したためかを苦手とする。但し、終盤では光がある所に餌である人間がいる事を学習したのか、逆に向かって行くようになっている。得意技は250文キック。また、誕生経緯から「下手に攻撃して細胞が飛散すれば、新たなフランケンシュタインの怪物」が生まれかねないという懸念が生まれており、砲爆撃を加える事にはリスクが伴う。

当初は三浦半島周辺の海底に潜み、大ダコに襲われていた漁船の乗組員を捕食するなど潜伏生活を送っていた。やがて曇天の羽田空港を襲撃して女性を捕食。多くの人に目撃されてしまう(この捕食シーンは多くの観客にトラウマを植え付けたという)。

境川河口から本州に上陸して内陸部に移動したが、国道19号線で自衛隊に包囲され、メーサー殺獣光線車を中心とした攻撃計画「L作戦」によって瀕死の重傷を負う。だがサンダが助けに来たため逃走に成功した。

その後、付近のに潜伏してサンダに看護されていたが、カヌーに乗っていたカップルを捕食したことがサンダにバレたため両者は対立。サンダと戦闘になる。

戦いは海まで発展するも、最後は海底火山の噴火に巻き込まれサンダと共に消息不明となった。

名前の由来は「」で、脚本では「海フランケンシュタイン」と書かれていた。また海外ではグリーンガルガンチュアと呼ばれている。

最初は等身大の姿で登場し、ボールで遊んでいた子供たちを驚かせる。

その後、やってきたゴッドマンと戦闘になり、巨大化して戦った。

最後はゴッドマン超音波で倒された。

DVDの新規撮影映像「行け!行け!ゴッドマン&グリーンマン」にも新造の着ぐるみで登場し、ゴッドマンに倒されたツノジラスの細胞からシラージと共に誕生した。

民家の庭に出現して子供を苛めるが、グリーンマンに倒された。

過去に出現した怪獣の一体として登場。

余談

  • 鳴き声はウルトラ怪獣レッドキングゴモラノースサタンに流用された。(予告編でのみアントラーの鳴き声が使われた。)
  • 幻星神ジャスティライザーに登場する幻星神ジュウライザーのモデルとなっている。
  • 小学館より発売された子供向けの書籍「決定版 ゴジラ入門」にて、サンダと共にゴジラに立ち向かう様子が描かれたことがある。とある無人島にゴジラが上陸したところ、その島に住んでいたサンダとガイラが縄張りを荒らしに来たと勘違いしてゴジラに戦いを挑む…というもの。「さすがのゴジラも両者の息の合った連携の前にたじたじ」と書かれてしまった。
    • この企画ではサンダとガイラは火山噴火から無事生き延びていた…ということになっている。また、両者は協力してゴジラに立ち向かっていたものの和解していたかどうかは語られておらず、不明(共通の敵を前にして一時的に手を組んだだけとも考えられる)。

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