曖昧さ回避
- DCコミックスに登場するキャラクター。→Red King (DC Comics)
- カナダブリティッシュコロンビア州ケンズネル出身の総合格闘家・ローリー・マクドナルドの通称。
- 日本のお笑いコンビ。→レッドキング。
- 漫画「ONEPIECE」に登場する海軍中将。→レッドキング(ONEPIECE) 外見的にウルトラ怪獣のレッドキングのオマージュである可能性が高い。
DATA
概要
ゴモラやゼットン、バルタン星人等と並び、『ウルトラマン』においてトップクラスの人気と知名度を持ち、バルタン星人を凌ぐ他作品への客演回数を誇るシリーズの大看板。ウルトラシリーズに疎い人でも、恐らくコイツを知らない人はそうそういないんじゃなかろうか。
登場するたびに他の怪獣に勝利する様は、まさに怪獣の王様である。
短気で喧嘩っ早い乱暴者で、相手が自分より大きかろうがピグモンくらい小さかろうが一切容赦しない残虐性を持ちながらも、コミカルで愛嬌のある仕草が目立ち、これが人気の一因となっている。特にウルトラマンに投げつけようと持ち上げた巨岩をスペシウム光線で撃ち壊され、足に落っことして痛がるシーンはあまりにも有名。
別名の通り人間の頭蓋骨によく似た小さな頭部と、黄ばんだクリーム色の蛇腹のような鱗に覆われた、マッシブな体格も相まってスイートコーンのようにも見えるシルエットが特徴。
一度目にしたら決して忘れられないであろう秀逸なデザインである。
今では珍しくなった、光線や念力、電撃、火炎と言った特殊能力を一切持たず、自慢の肉体と怪力のみを駆使して戦う怪獣。その拳の全力の一撃はダイナマイト1万tの一斉起爆(広島型原爆の2/3に相当!!)に匹敵するとされる。マジかよ。
超怪力を誇る反面、知能はそんなに高くないとされるが、『R/B』では割と頭のキレる個体も登場していることから、この辺りの設定は作品によってまちまち、あるいは個体差がある様子。
そもそも劇中でよく行っている岩石投げも原始的な道具の使用であり、その程度の知能は有していると考えられる。
また、『パワード』や『Z』での描写を見る限り、伴侶の危機を察して駆け付けたり、卵や巣を守ろうとする描写もある事から、自分の家族に対しては献身的な姿勢を見せる傾向にある。
『大怪獣バトル』では、あのウルトラセブンですら壊せなかったペダニウムを破壊するほどの力を発揮している(とはいえ、この個体はレイオニクスの力により通常以上に強化されていたたため、通常のレッドキングでもここまでの事ができるかは不明。実際に、ペダン星人もレッドキングがキングジョーブラックを倒したのは想定の範囲外だったらしく、かなり驚いていた)。
ちなみに肉食性らしく、小学館コロタン文庫第127巻『ウルトラマン超ひみつ100』によれば、一日にライオン100匹分(30t分)を食べるという。
幻のゲーム『ウルトラ作戦』にて判明した設定だが、大昔に地球に存在した「髑髏竜(どくろりゅう)」という恐竜に近縁の生物群を祖先に持つという。
赤くないのにレッドキング
赤い怪獣ではないのになぜレッドキングなのかは初めは誰もが疑問に思うところだろう。
これについては諸説あるが、スタッフのコメントにも食い違う部分が多く、今もって謎のままである。
赤い怪獣としてデザインされていたが、デザイナーの色指定ミス、造詣担当の塗装ミスや、企画段階である『レッドマン』の時に最強の怪獣だったから、といった説が有名。
現在では「凶暴で赤い血を好む」という設定がなされているが、ファンの反応はまちまちである。
今のところ名前通りに赤い体色を持つのはパワードレッドキングのオスとEXレッドキング(黒基調だが一部が赤く発光する)、スフィアレッドキングのみである。
活躍
第8話「怪獣無法地帯」
怪獣達の弱肉強食の舞台である多々良島における最強の怪獣とされる。チャンドラーとの戦いの最中にたまたま現場を通りかかったマグラーは、その鳴き声を聞いて逃げ出してしまった。
劇中では、島を訪れた科学特捜隊の目の前でチャンドラーと激しい取っ組み合いを繰り広げており、チャンドラーに腕に噛み付かれて負傷しながらも翼を引き千切って勝利を収める。
その後、科特隊との交戦を経てウルトラマンと対決するが、突進攻撃をかわされて岩山に頭をぶつけるわ、投げ付けようとした岩石をスペシウム光線で叩き落とされ自分の足に落としてしまうわと、一方的に翻弄されてしまい、ネックハンギングツリー、ウルトラスウィングを立て続けに喰らった挙句、疲弊した所に強烈な背負い投げを受け、痙攣しながら息絶えた。
明確に強い怪獣として作られたレッドキングだったが、上記の通り、ウルトラマン戦においては一撃もダメージを与えられずにあっさりと負けてしまった。
こんな結末になってしまった原因は一部のファンによって様々な考察がなされる事もあるが、メタ的な理由としては尺の都合によるものである。
レッドキングがデビューした「怪獣無法地帯」は、レッドキング以外にチャンドラー、マグラー、ピグモン、そしてスフランも含めれば怪獣が5体も登場する豪華なエピソードである。
しかし、全ての怪獣にそれぞれ見せ場を設けた事により、肝心のウルトラマンVSレッドキングのシーンの尺が足りなくなってしまい、それによってウルトラマン優勢の一方的な戦いになってしまった模様。
作中ではピグモンの特殊風船爆弾で目潰しを受けており、そのダメージが特に大きかったのがウルトラマンが完勝できた納得のできる理由付けにもなっている。
『ウルトラ怪獣列伝』では、力任せの格闘に特化したせいでウルトラマンのようなバランスの取れた相手とは相性が悪かったと推測されているが、あながち的外れとも言い切れない。
第25話「怪彗星ツイフォン」
日本アルプスにて別個体が出現。
銀白色に近い体色で、頭部の形が初代と若干異なり、白目もはっきり確認できる。
通常種のレッドキングと同じく戦いを好む性格だが、ややコミカルな性格であったりプロレス技を使う傾向があるなど違いがある。
実は過去に北海道沖に廃棄された某国の水爆を6個も飲み込んでおり、そのために首にコブがある。
ツイフォンの接近に伴い日本アルプス山中から出現し、ギガスとドラコの戦いに強く呼応し割り込んだ。ギガスがドラコに劣勢だったために見ていられなくなったのか、或いは宇宙怪獣であるドラコに強い敵意を抱いたのか、これに加勢。ドラコの飛行にやや翻弄されるも、翼を引きちぎり、関節技で痛めつける。
その後は飛行能力を失って弱体化したドラコにギガスをけしかけ、自身は高見の見物(というより座り込んで観戦)を決め込んでいた。
しかしギガスがドラコに苦戦していたためとうとう痺れを切らして再び乱入し、ドラコを倒してしまう。
それでも闘争本能はおさまらなかったようで、今度はギガスに戦いを挑むが逃げ出されてしまった。
ウルトラマンとの戦いでは飲み込んだ水爆のために迂闊に手を出せないのをいいことに一方的に痛めつける。
だが最終的にはウルトラエアキャッチで空中に固定され、分裂八つ裂き光輪で三等分にされてあっさり死亡。
水爆の詰まった首はウルトラマンが宇宙へ持ち去って処分した。
一部の文献では初代と同一の個体(初代が実は死んでいなかった)とされているが、前述のように別個体と解釈するのが一般的のようである。
その後の作品での登場
帰ってきたウルトラマン
第10話「恐竜爆破指令」にて名前のみ登場。
授業で恐竜について学んでいた坂田次郎の同級生が、「アロゾールスとレッドキングはどちらが強いかな」と発言していた。
ザ☆ウルトラマン
第27話「怪獣島浮上!!」に登場。
バラドン星人によって怪獣墓場にて復活させられ、地球に連れてこられた怪獣の一体として登場。対ジョーニアス用の切り札であり、星人も「必ずウルトラマンを倒す!」とその実力を高く買っていた。
外見はアニメならではのアレンジが加えられており、能力や鳴き声も原典と大きく異なる。鳴き声くらいは同じで良いと思うが…(ただし、本作では『ウルトラマンタロウ』同様鳴き声はかなり雑に当てられており、レッドキングに限らずリバイバル怪獣は全員声が原典と違う)。
新たに炎のような光線を吐く能力(楳図かずおの漫画版からの設定流用か)を獲得しており、これでゴーストロンを一撃で倒した。
他の怪獣たちと仲間割れしてしまうが、それらの怪獣をまとめて一蹴する。凄まじいパワーでジョーニアスを苦戦させるが、最期はブーメランギロチンを受けて倒された。
ウルトラマン80
第46話「恐れていたレッドキングの復活宣言」に登場。
魔法で何でも願いを叶えてくれる壺の精マアジンが、少年の「おもちゃのレッドキングが欲しい」という願いを聞き間違え、本物を出現させてしまった。
あくまで魔法による再現体だが、好戦的な性格と超怪力といった性質は野生個体と全く同じで、噛み付きや尻尾も使ってくる。
詳細はレッドキング三代目を参照
ウルトラマンパワード
第3話「怪獣魔境へ飛べ!」、第12話「パワード暗殺計画」に登場。
南米奥地のギアナ高地に生息する個体群で、通称「パワードレッドキング」。
原住民から「レイロホ」と呼ばれており、オスとメスが一体ずつ確認されている。
詳しくはパワードレッドキングを参照。
ウルトラマンマックス
第5話「出現、怪獣島!」、第6話「爆撃、5秒前!」、第36話「イジゲンセカイ」に登場。
「何でもあり」がコンセプトの『マックス』に登場したためか、設定に大々的なアレンジがなされている。
姿は初代レッドキングに近く、名前と姿こそレッドキングだが、ほとんど別の怪獣と思った方が良い。
詳細は装甲怪獣レッドキングを参照。
着ぐるみは今作で新調されたもので、この着ぐるみはその後『ウルトラマン-シンガポールの新たな力-』に至るまで、初代版レッドキングの着ぐるみとしておよそ16年以上使用され続ける事となる。
スペシャルDVD スーパーバトルだ!!ウルトラマンマックス
てれびくん1月号の付録DVDの新撮映像に登場。
ゼットンと組んでマックスに挑戦、怪力でマックスを圧倒するが、拘束を脱されると形勢が一気に逆転し、キックを連続で浴びて目を回されてKOした。
なお、マックスとゼットン&レッドキングが1ヶ所に映っているスチールの元ネタはこの作品である。
ウルトラマンメビウス
第42話「旧友の来訪」に登場。
再び多々良島に出現したレッドキング。着ぐるみは『マックス』に登場したものの流用だが、こちらはちゃんとどくろ怪獣である。
ガディバと同化した事で、過去に出現した個体を遥かに上回る身体能力を獲得しており、高空のガンフェニックスを撃墜すべく垂直方向の大ジャンプを披露する。
…が、それ以外に活躍らしい活躍は全く無く、メビウスとの戦闘で劣勢に立たされるや、ガディバが先にコピーしていたゴモラの姿に変身し、キャラクターとしてのレッドキングは物語から退場してしまった。
そのゴモラも最期はメビュームバーストを食らって爆散し、分離したガディバも主であるヤプールに回収され、後に現れる対メビウス戦闘兵器の完成のための重要なファクターとなる。
大怪獣バトルシリーズ
ウルトラギャラクシー大怪獣バトル
無印では、野生の怪獣として3体(1体は回想シーンのみ)が登場。ゴモラの映像上での初戦の相手でもある。
初登場の第1話では、サドラを両手の握力で首を絞めて窒息死させ、自分の6倍の重さを持つテレスドンをボディスラムで持ち上げ地面に叩き付けるなど、相変わらずの馬鹿力ぶりを見せる。
第7話では、ブルトンによってネロンガ、テレスドンと共に別次元から召喚される。
その他、第11話の回想ではアーストロンとも交戦していた。
『NEO』では、ライバルキャラのキール星人グランデの手持ちとして大々的に出演。
グランデを最強のレイオニクスバトラーたらしめる実力を持つ非常に強力な個体であり、本来であれば圧倒的に格上であるはずのキングジョーブラックに完勝し、ペダン星人のレイオニクスハンター部隊を驚愕させた。
レイと彼のゴモラとの「真のレイオニクスバトル」では一進一退の激しい攻防を繰り広げ、ブレイブバースト状態でボコボコに痛め付ける。
しかし、レイブラッドへの怒りを滾らせたレイが真の姿を開帳し、ゴモラもブレイブバーストへ移行した事で一気に勢いを盛り返され、反撃の隙を与えられぬまま徹底的にシバき倒され、グランデ共々ノックダウンしてしまう。
その際命は取られず、後のレイブラッド星人との戦いで苦戦していたレイの元へ主人と共に駆け付け、勝利に大きく貢献した。
ブレイブバースト
第12話「グランデの挑戦」にのみ登場する、レイオニックバーストの一段階手前のパワーアップ形態。
ゴモラのブレイブバーストと同じく炎のオーラを一瞬だけ身にまとい、爆発させるようにしてこの形態へと変身を遂げる。ただし見た目は全く変わらない。
戦闘力は格段に向上しており、炎をまとった打撃を叩き込む必殺技「ヴォルガニックインパクト」の拳バージョンも披露した。
残念ながら、レッドキングのレイオニックバーストは登場していない(設定上はなれるのかもしれないが、劇中での登場は無い)。
EXレッドキング
詳細はリンク先を参照。
ウルトラ銀河伝説
ウルトラマンベリアルの百体モンスロードによって、怪獣墓場に浮かぶ魂が仮初の肉体を与えられて復活。
他の怪獣と共にウルトラマン達に襲いかかるが、最期は父・セブンのSOSを受けて参上したゼロの連続蹴りで砕け散った。
ウルトラゾーン
第3話「スフラン島の秘蜜」に登場。
スフラン島に生息する怪獣の一体。バンピーラとバードンの戦いに乱入する。
相手が相手なので相性最悪に見えたが、バンピーラの糸を利用してバードンの動きを封じ、お得意の接近戦に持ち込むという大健闘を成し遂げる。乱闘中に対怪獣用の地雷の爆発に巻き込まれるも、3匹共に元気に暴れ回った。
第11・12話のコントパート「不良怪獣ゼットン」にも登場。
初登場は第11話からで、赤王高校の最強の不良「レッドキングさん」として登場。ゼットンとの一対一での対決では不意打ちや人質を使って攻撃できないゼットンを痛めつけるも、ゼットンの火球により倒される。
ウルトラゼロファイト
第1部「新たなる力」に登場。
バット星人グラシエが、ゼロを倒すために怪獣墓場から復活させた選りすぐりの怪獣カルテット「地獄の四獣士」の1体として、ベムスター、ガンQ、ガルベロスと共に登場。
真っ先にゼロに勝負を挑み、いきなりEXレッドキングに変化して、テクターギア・ヘイトリッドを嵌められて自由に動けないゼロを一方的に叩きのめす。
だが、偶然復活していたピグモンをグラシエの指示で殺そうとしてしまったためゼロを奮起させてしまい、ギアを破壊して復活したゼロのウルトラハリケーンで空中に巻き上げられ、ガルネイトバスターの直撃で再殺された。
その魂は他の3体同様、グラシエの巨大化とパワーアップに利用されたが、ルナミラクルゼロの浄化能力でグラシエの体から解放され、成仏していった。
ちなみに、映像作品でウルトラマンとEXレッドキングが戦ったのは今作が初。
ウルトラマンギンガ
劇場スペシャル
第1弾にスパークドールズが登場し、美鈴に回収されたが、イカルス星人に奪われてタイラントの合体素材となった。
第8話「奪われたギンガスパーク」
ギンガスパークを奪われて変身できなくなったヒカルの代わりに、美鈴がギンガライトスパークを使用してウルトライブする。そのため仕草が妙に女の子らしい。
ザラガスに戦いを挑み、偶然当たった尻尾の一撃でダメージを与えるが、ザラガスを強化してしまい劣勢になる。ギンガの登場後は援護に回ったが、さらに変化したザラガスのトゲで倒されてしまい、スパークドールズに戻った。
劇場スペシャル第二弾
EXレッドキングと共に登場。「赤くないのに何故レッドなのか」について初めて指摘された。
ウルトラマンX
第18話「ワタルの恋」に登場。
ダークサンダーエナジーが地中に埋まっていたスパークドールズに落ちた事で出現。居合わせたムーに襲い掛かられても軽くあしらい、そのままエックスと交戦。その最中、ムーが呼び寄せたダークサンダーエナジーが直撃し、EXレッドキングに変貌してしまう。
最終的にエクシードの力で雷の成分を取り除かれて元の姿に戻り、ザナディウム光線を浴びてスパークドールズへと戻された。
監督の辻本貴則氏は、他の担当回では既存の怪獣に新たな能力を加えるなどしていたが、レッドキングに光線などを使わせてはいけないという思いや、ムーの操演に手間がかかる事からアレンジを加えなかった。
ウルトラマンオーブ
第6話「入らずの森」にて、ジャグラーの所持するレッドキングの怪獣カードが登場。刻印された属性は「土」。
ウルトラマンR/B
愛染「プレイボール!フレェ〜!フレェ〜!レッドキ〜ング!!」
第4話「光のウイニングボール」に登場。
愛染マコトが所持する怪獣クリスタルからAZジャイロを用いて召喚される。
無法山に出現し、ロッソ&ブル兄弟と交戦。ロッソアクアの投げたスプラッシュボムを受け止めて投げ返す対応力の高さを見せ、ロッソの右肩を負傷させた(人間態であるカツミにも影響し、一週間後に控えていた大事な試合に不安を残す事になった)。そしてロッソとブルを散々痛ぶってグロッキー状態に陥れ、撤退を許す形で撃退する(ちなみに、レッドキングがウルトラ戦士に勝利を収めたシーンはこれが初である)。
その後、カツミの所属する草野球チームの試合中に再び愛染に召喚される。一人立ち向かうイサミ=ブルを一方的に痛めつけ、ロッソが遅れて駆けつけてなお優位を保ち、さらにロッソとブルのルーブスラッガーによる攻撃をも寄せつけない圧倒的な強さを見せつける。
しかし、カツミが試合の前夜に熊城監督から譲り受けていたゼロクリスタルを装填したスラッガーロッソより放たれた、起死回生の新必殺技・ゼロツインスライサーを食らい、両手で受け止めて踏み止まるも、押し負けて切り裂かれてしまい、爆散。文字通りの逆転の一撃で敗北したのだった。
本作に登場したレッドキングは、従来通りの好戦的かつ凶暴な性質に加え、一度喰らった攻撃に即座に対応する(公式サイト曰く「野生の」対応力)、相手の負傷している箇所を集中攻撃して追い詰める等の知性的な行動を見せたのが大きな特徴である。そのため、『大怪獣バトル』に登場したグランデのレッドキングと並び、シリーズでも最強クラスのレッドキングと評する声もある。
その一方で、岩を拾って投擲したり、相手を圧倒しながら己の強さを身振りでアピールするといった昔ながらのレッドキングらしさも健在であった。
監督の田口清隆氏によれば、野球をテーマにしていたことから、『ドラえもん』のジャイアンのイメージ、見た目がキャッチャーがつけるプロテクターに似ているということで選ばれた(実際、『マックス』では「装甲怪獣」の別名で呼ばれていたので、あながち間違いでもない)。また、「史上最も乱暴なレッドキング」として演出した。
田口監督は、第5話が合成を駆使したものになる事から第4話では撮りきりの格闘戦を重視した。また田口監督は、レッドキングのスーツの自由度が高かったため、自身が愛好するプロレスラーの動きを随所に取り入れたと述べており、田口監督自身は怪獣の擬人化は好んでいないが、レッドキングの元々のキャラクター性と愛染が召喚したという設定から成立するニュアンスであったとしている。
ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ
第11回にて、ウルトラマントレギアがリブットを足止めするために初代と二代目の個体が召喚。
2体がかりでリブットに挑むが、リモートカッターで纏めて撃破された。
二代目の個体に関しては約52年ぶりとなる映像作品への登場であり、また映像作品において「○代目」と名称に付くキャラクターが初代の個体と共闘した初のケースである(後代の怪獣が初代を差し置いて他作品に再登場した事例はこれ以前にもあり、『ウルトラマンタロウ』の改造ベロクロン二世、『ウルトラ銀河伝説』のロベルガー二世などが該当する)。
着ぐるみは新規造形であり、原点と異なり水爆は飲み込んでいないためコブがなく、また初代と比べて首が太く作られている他、白目もきちんとある。
ウルトラマンZ
第11話「守るべきもの」
深間市の採石場より出現し、ゼットとヨウコの乗るキングジョーSCと交戦する。直後に採石場からもう一体のレッドキングBが出現し、ヨウコは先に出現したレッドキングAをゼットに任せてBを迎え撃つ。
Aはアルファエッジのライトニングジェネレードと竜巻閃光斬を立て続けに浴びて爆死。ゼットはガンマフューチャーとなってすかさずヨウコの救援に向かうが、Bが洞窟内にある卵を守ろうとしていた事が判明。その際ハルキは、同じく卵を守ろうとしていたA=オスを手にかけた事に気付き、父親を失ったトラウマが再発してしまった。
そうとは知らないヨウコはBにペダニウム粒子砲を発射したが、ゼットはバリアを張ってBを守る。自分が庇われた事を悟ったBは、ゼットに促されるまま卵と共に洞窟の奥深くへと帰って行った。
劇中では明言されていないが、今回現れた個体はつがい、もしくは家族関係であったと思われる。
知らなかったとはいえ、悪意のない怪獣を倒してしまった罪悪感から片割れを見逃したゼットだが、ヘビクラは「卵が孵化したら再び2匹で人間を襲う可能性がある」と語り、次の回でもヨウコが「この世界に怪獣の居場所はない」と断言するという暗い結末を迎えた。
放送後のストレイジ広報による活動報告でも、レッドキングの居場所の捜索や市民への警戒の呼び掛けが続いている事が記されている。
訳ありの怪獣を倒さなかった事が悪く評価されるという異例の展開だが、ゼットはレッドキングを文字通り見逃しただけであり、おとなしくさせた訳でも二度と出現しないように封印した訳でもない事に加え、『Z』の地球には保護する場所や無力化して保管できる手段が無い以上、作中でも言われた通り脅威が無くなったわけではない(実際ゼットが倒したAは子供を踏み潰しかけており、ゼットが倒さなければ更なる被害が出ていたのは明白である)。
『Z』の世界の地球では、怪獣の保護については第2話、第3話において休眠状態での移送や監視がある程度で、後の第20話でもM1号に対して市街地との距離から駆除命令が出るなど、共存は難しい様子が窺える。
ハルキにとって、父の死の直接の原因であるギーストロンが災害そのものだったように、レッドキングにとっては人間が災害そのものに見えていたのかもしれない。
庇った際の姿が「ウルトラマンである以前に人である先輩達の力を借りた姿」であるガンマフューチャーなのも、何とも奇妙な巡り合わせである。
この戦いは、「誰かを助けるという事は、別の誰かを傷付けたり助けられなくなったりする可能性を秘めている」という、命の重さや戦いの残酷さをハルキに痛感させ、彼の心に影を落とす事となる。
この重い課題に向き合ってどう折り合いを付けていくのかが、中盤の見どころの一つであり、彼の成長を見届ける上で重要なポイントでもある。
なお、同エピソードにおいて卵生である事が判明し、一部の視聴者の間でも話題になった。
一応何かと縁の深いブラックキングも卵生だった事が『ウルトラマンタイガ』で判明していたりもするが、ブラックキングの卵は地球の一般的な倉庫に隠せる程度にはサイズはコンパクトだった(ただし、主人の手で管理されていた事や孵化した途端成体クラスのブラックキングが誕生した事も考えると、何らかの手段で意図的に人間が片手で持てるサイズにまで圧縮していた可能性もある)のに対し、レッドキングの卵は十数m級の大型の卵だった。
ちなみに、卵の表面は成獣のレッドキングの鱗に非常に似ており、この辺りもあくまで黄色い発光体を中心に灰色っぽい殻で覆われていたブラックキングの卵とは大きく差別化されている。前述のレッドキングBが卵と共に逃げ去ったのを見るに、地中で持ち運びできる程度には頑丈なのは、たとえ卵でも流石はレッドキングと言うべきか。
ヘビクラが再びレッドキングが現れて暴れる事を示唆する発言は、かつて卵生の怪獣を利用して地球を滅ぼそうとした事があったり、「怪獣災害」が今回のキーワードであるだけに中々に説得力のあるものとなっている。
ちなみに、レッドキングはヘビクラと同じく惑星O-50と一応関連のある怪獣だが、次回に登場する怪獣もまたO-50と関係が深い。
第24話「滅亡への遊戯」
第11話と同一のレッドキングBがセレブロに奪われたウルトロイドゼロに襲われ、ウルトロイドの攻撃から卵を守るも生命エネルギーを吸収されてミイラのようになってしまい、塵のように消滅してしまった。
その後、遺された卵はウルトロイドゼロに破壊されそうになるが、間一髪ゼットに守り抜かれている。
ウルトラマンデッカー
第9話「誰がための勇姿」に登場。
ナツミシティに突如出現し、GUTSファルコン目掛けて引っこ抜いたビルを投げ付けるなど大暴れし、カナタが召喚したウインダムの体当たりを受けて倒れてもなお大したダメージにならなかった。
娘のミカの頼みから市民を守るために変身したグレゴール人グレースと戦闘になり、一度は圧倒されるものの、グレースが長年の無理が祟った体調不良で動けなくなったところを頭突きで吹き飛ばす。しかし、GUTS-SELECTに首元が弱点だと解析され、彼らの連携攻撃でそこを集中攻撃された隙にグレースに尻尾を掴まれてジャイアントスウィングで投げ飛ばされ、地底へ撤退した。
その後、逃げた先で宇宙浮遊物体スフィアに融合されたらしく、どくろ合成獣スフィアレッドキングへと変貌して再出現した。
出現経緯は異なるが、必然的に『ウルトラマンダイナ』でグレゴール人に利用されたモンスアーガーⅡに似た立ち位置を担う事となった。
着ぐるみは初代ではなく、二代目デザインのものが使用されているのは、『マックス』から約16年間使用され続けた初代デザインの着ぐるみの劣化が激しく、スフィアレッドキングに改造されたため。
ウルトラマンブレーザー
第22話「ソンポヒーロー」にギガスと共に登場。デマーガ同様、完全新規怪獣や数十年ぶりの再登場怪獣が大半の枠を占める本作における数少ない常連の怪獣である。また、ギガスとの共演は56年ぶりである。
日本アルプスの山中での戦いでギガスを相手に圧倒し降参したギガスを自身の子分にし、12月13日に長野県松本市の市街地に出現する。
(なお、ギガスを子分にした時に何かに気づいたかのように共に上空を見上げるという不可解な行動を見せており……)
ギガスとのタッグでアースガロンを苦戦させるもブレーザーが乱入後には次第に戦況を逆転されていき、最終的にはファードランアーマーの「チルソファード炎竜射」とアースファイアの同時攻撃でギガス諸共爆死した。
相変わらず好戦的ではあったが、降参したギガスをそのまま子分として迎え入れる度量の高さを見せている。一方でアースガロンを羽交締めしていたギガスの顔面を間違ってぶん殴る、ファードランアーマーになったブレーザーにビビった様子を見せていたギガスに『サッサと行け!』と言わんばかりにけしかける、最期はギガスと抱き合って諸共爆死するなど、これまで同様コミカルな一面も持ち合わせていた。
怪獣災害の多い本作では既に小笠原諸島の多々利島に同様の個体が出現しているため二代目表記とされている(多々利島の個体の映像は『マン』のレッドキングの流用)。
潮流新聞によると、初代個体は防衛隊による捕獲作戦が実施されるも失敗に終わり、その後現代に至るまで行方不明となっている(そもそも怪獣の中屈指の凶暴さで知られるレッドキングを捕獲するのは至難の業ではある)。また、この個体も複数の怪獣と交戦した記録があり、怪獣の専門家からは「レッドキングには他怪獣を協力、あるいは主従関係において狩りを行う習性があるのではないか」と推測されている。
もっとも、本編でも複数回登場しているデルタンダルやニジカガチの例とは異なり、本作ではブレーザーと対決したレッドキングはこの二代目が初である。
ウルトラマンアーク
第1話「未来へ駆ける円弧(アーク)」にて、冒頭のニュース映像にて星元市大戌区に出現した個体がウルトラマンアークと交戦して倒されている事が報じられている(つまり、本編以前に出現してアークに倒されているという事になる)。
同報道では「謎の巨人(アーク)が星元市に現れて三か月」との事なので、その間に起きた一件と思われる。
着ぐるみはやはり二代目のもので、OPクレジットでも「二代目」と表記されている。
特別総集編「SKIPミヤコ市分所にて」でも、かつて日本各地に出現した怪獣の一体として他の怪獣と共に画像で紹介された。
地図上のポイントから、熊本県に出現したと思われる。
画像は二代目のものだが、仮にこちらが最初に出現した1体目、上記の星元市に出現したのが2体目だった場合、上記の「二代目」の表記にも辻褄が合う。
派生作品
甦れ!ウルトラマン
さらばウルトラマンの後のパラレル(ウルトラマンがゼットンに殺されずに済んだ世界線)を描いた本作では、復讐を誓うゼットン星人の残党に操られる怪獣の一体として登場。
しかし、ゼットンを倒した事で調子付いている科特隊の敵ではなく、かつて再生テレスドンを倒したトリプルショットで瞬殺されてしまった。
ギャラクシーレスキューフォース・ボイスドラマ
第21話「訓練」に登場。
リブット、ポッコラ、ババルウ星人(RB)が操るノーバと戦っていたが、実は本物のレッドキングではなく、バーチャルシミュレーションにおける仮想敵だった。
本物ではなくNPCとして登場し、倒されるシーンも無かったのは、おそらく『Z』での悲劇を忘れられない視聴者への配慮と思われる。
ウルサマ2022 ボイスドラマ
第6話「集う光」に登場。
どこかの星でパゴス、キングゲスラ、デマーガと共にゼロと戦っていたが、駆け付けたジードのレッキングリッパーとタイガのスワローバレットで一掃された。タイガ曰く、レイブラッド星人の配下との事。
なお、この4体は『Z』で単なる敵ではない怪獣として登場したという共通点がある。また、レッドキング以外の3体が現れた理由は共通している。
激闘バトル!ウルトラマンタカミー
バルタン星人、ダダと共に登場。
ウルトラマン-シンガポールの新たな力-
エピソード1に登場。シンガポールのガーデンズ・バイ・ザ・ベイの地底から出現し、初代ウルトラマンと交戦する。
その後、エピソードFINALでも再び同場所に現れ、マリーナ・ベイでネロンガ、グビラと合流。共闘してウルトラマンを追い詰めるものの…。
アニメ
ウルトラマンM730ウルトラマンランド
80先生の生徒のレッドキングとその母が登場。
ウルトラマンキッズ母をたずねて3000万光年
CV:郷里大輔
キングドッキンとして登場。
ウルトラマングラフィティおいでよ!ウルトラの国
CV:坂本千夏
モタモタモーターズのOLとして登場。
ウルトラマンカンパニーこちらウルカン特捜(騒)隊で~す!
CV:松尾銀三
ウルトラマンカンパニーの会社員レッキンくんとして登場。
かいじゅうステップワンダバダ
CV:関智一
レッドとして登場。
大怪獣ラッシュ
「REDKING Hunting」に登場。
プラズマソウルを体に取り込んだプラズマ怪獣として登場。
体表の5箇所にプラズマソウルが存在する。
ラッシュハンターズが初めて対決したプラズマ怪獣であり、マグナにプラズマソウルを一つ破壊されて怒った隙にバレルによって岩場に誘い込まれ、自分が破壊した岩でプラズマソウルを全て破壊してしまい、自滅してしまう。しかし、実は口の中にも一つ存在したため再び立ち上がる。
それもガルムの狙撃で破壊され、今度こそ倒された。
ゲーム版には、EXレッドキングがプラズマ怪獣となったマグマレッドキングも登場する。
CM
ウルトラマイポケット
「驚愕!容量が足りない!」篇に登場。
自分を撮影しようとした女性の存在に気付き、岩をぶん投げて暴れていた。マイポケットの解説を兼ねてウルトラマンが出現し、一通り解説を終えたウルトラマンのスペシウム光線を浴びて爆散した。
東芝CM
超銀河系飲料営業局第78部に所属する会社員という設定で、人間社会での名前は「赤王」となっている。
汗っかきなのが悩みだが、東芝の洗濯機ZABOONを試して以降、シャツの黄ばみが気にならなくなったという。
小説・漫画
怪獣絵物語ウルトラマン
金城哲夫によるノベライズ版に登場。基本的な設定は二代目に準ずる。
怪彗星ツイフォンの影響で誤作動を起こす恐れがある水爆を探索する科特隊がヒマラヤで遭遇した。TV版と違って凶悪な性格で、ドラコを瞬殺しギガスも30秒で殺害。科特隊のために囮となったピグモンも殺害した。
その後、ウルトラマン抹殺と地球攻略を企む宇宙人が送り込んだジェロニモンの特殊能力でゴモラと共に復活。生前同様に再生ピグモンを殺害するがイデのスパーク8で粉砕された。
元々TV版でもジェロニモンの再生怪獣として登場する予定だったが、着ぐるみの劣化で没となったものが実現された。
一峰大二版
チャンドラー、マグラー共々東京湾から上陸し、エサを求めて暴れ回る。駆けつけたウルトラマンを3対1で圧倒し一度は敗走させるものの、再戦時には大型八つ裂き光輪で三匹まとめて叩き斬られ、爆死した。
ウルトラ怪獣かっとび!ランド
ウルトラマンのクラスメイトのガキ大将で、いつも子分のバルタン星人とつるんでいる。メインキャラとして扱われ、登場する怪獣の中でも抜群に出番が多い。
「腕っ節は強いが頭は悪い」というイメージが強調されたキャラクターで、成績はクラスでビリのカネゴンの次に悪い。その分腕っぷしは抜群で、合体装置によってキングジョーと合体し、レッドキングジョーとなった時には無敵の防御力も加わりとんでもない強さになっていた(ただし弱点もあるが)。
単行本の表紙等では、赤に近いオレンジ色で描かれている。
なお、本作ではブラックキングとは特に関係なく、直接戦った事もある。
ウルトラマン超闘士激伝
本作では、強豪怪獣の一匹として登場。
第1回銀河最強武闘会にてウルトラマンと1回戦で戦うも、慢心に加え修行によるウルトラマンの大きなパワーアップも重なり、一瞬で殴り飛ばされて一発KOという瞬殺劇で敗退する。
その後第2回大会において闘士となって再登場。相当修行を積んだらしく、佇いを見ただけでウルトラマンから「闘士を名乗るに相応しい」と太鼓判を押されたばかりか、なんとフルパワー状態ではなかったとはいえ闘士ウルトラマンと互角に殴り合う接戦を繰り広げた。
以降は同期の闘士怪獣達(ゴモラ、エレキング、ベムスター、バキシム)と共に闘士五獣士を結成しヤプール大戦にも参加。作中で白星をあげることはなかったが、五獣士のリーダーとして仲間達を引っ張っていく。激戦区、サンド星ではバラバの増援なしでは勝ちを収められるところまでいったらしい。
ウルトラマンSTORY0
第17話「通じ合う心」に登場。
EXレッドキングのような巨大化した前腕を持ち、デザインも設定も大幅に異なる。全身から吸収するように獲物を捕食する。
バルタン星人が古代の地球に送り込んだ実験体が成長したもので、岩山をぶち破って出現しゴモラと交戦中のセブンを襲う。助っ人に現れたウインダムに岩を投げつけようとするが、それよりさらに大きな岩を持ち上げるという挑発を受けて逆上、地面から山ほどもある巨岩を引っこ抜いて持ち上げる。しかし胸にレーザーを受け思わず手を離してしまい、巨石の下敷きになり死亡した。
第39話「復活怪獣軍団」ではセブンへの復讐に燃えるジェロニモンが復活させた再生怪獣の一体。デザインは本物準拠のものになっている。
襲われた村人を逃がすため囮となったピグモンのブルーを殺害するが、ゾフィーの拳により頭部を粉砕され、爆死した。
ウルトラ兄弟VS暗黒大軍団
怪獣墓場で眠っていた個体が覚醒。ウルトラマンヒカリに不意打ちを浴びせるが、ブレードショットを浴びて倒された。
ULTRAMAN(漫画)
レッドキング自体は登場しないが、レッドキングをモデルとしたレッドという通り名の異星人が登場する。
モーションコミックでの声は斎藤志郎氏が担当。アニメ版には登場しない。
地球のどこかにある、異星人街の住人。凄まじいパワーを誇る巨漢で、元は賭けレスリングのチャンピオンであった。
ちなみに、本名は「リヒャレノル・ダスモヒーラ・ヴァシズリッヘ」という名前らしいが、長過ぎるのと、容姿が以前地球に出現したレッドキングに似ていた事から、いつしか「レッド」と呼ばれるようになった(つまり、レッドキングと似ているのはただの他人の空似である)。
酩酊!怪獣酒場
多々良電産の社員で、人事部に所属している。素面では思慮深い人情家だが、酒癖は最悪で一度暴れると手が付けられない。
初登場回でものっけから暴走していたが、ケムール店長特製のコンパクトスチームサウナの脱アルコール効果で平静を取り戻し、世話になった元上司にリストラを言い渡すかどうかを思い悩んでいる事を打ち明けた。
サボリ魔な上、上司にゴマをすって出世したチャンドラーを快く思っておらず、先輩と相談した所、要領の良さも大事だが、「自分の生き方を曲げない事」も大切だと教わる。その後、先輩と雪合戦を始めたは良いものの、本気を出しすぎて地面から岩塊を持ち上げてしまった。
2ndでも登場し、ピグモンが上司であった事が判明する。なお、2代目とも同一人物だという設定で、第57話では「クビが怖い」というサラリーマンの愚痴に賛同。かつて八つ裂き光輪に切り裂かれた時の写真を見せた。
メディア
めちゃイケ
映画出演をかけて、怪獣だらけのオーディションに参加する一体として登場。
- 坂本浩一監督に裏口合格を頼んでイカサマをしようとしたり、オーディションの内容に納得が行かず文句をたれるプレッシャー星人に対して、壁に頭突きをして怒りをぶちまけていた。
- ゼットンに嫌がらせをされたプレッシャー星人が仕返しした途端、他の怪獣達と共にプレッシャー星人に詰め寄ったり、袋叩きを仕掛けた。
- ベリアル陛下の初代中の人である宮迫博之氏の恥ずかしい過去話を暴露して怒らせたプレッシャー星人に助けを求められるが、宮迫に飛び蹴りをくらい倒れた所へボディプレスを立て続けに受ける。その後、ベリアルを攻撃した宮迫を他の怪獣達と共に一斉攻撃する時にはお返しとばかりに蹴りと頭突きを喰らわせ、怪獣達を止めようと仲裁に入ったプレッシャー星人と宮迫へ強烈なドロップキックをお見舞いした(ちなみに宮迫はドロップキックを食らったせいで怪我をしてしまい、これ以来「レッドキングが嫌いになった」と冗談ぽく語っている)。
…といった感じで、こんな風に原典にも劣らぬ見事な暴れっぷりを見せた。
終始プレッシャー星人とは衝突する事が多かったが、最後はマイケル・ジャクソンのスリラーならぬ「ウルトラー」を踊り切り、他の怪獣達と共に合格を果たした事で完全に和解した。
ゲーム
ウルトラマンvsかいじゅうぐんだん!!(PICO)
2ページ目に登場。多々良島でマグラー、チャンドラーと乱闘している。
胴体をタッチすると、パンチ攻撃をする。顔をタッチすると吠える。
また、ピグモンと戦うサブゲームがある。
ピグモンを操作してレッドキングが投げて飛んでくる岩を避けて、転がる岩をレッドキング目がけて蹴り飛ばす。レッドキングに蹴り飛ばす岩を3回当てれば倒せるが、逆にピグモンが3回岩を喰らったら負ける。しかも、真っ黒い画面でピグモンの無惨な姿を見て手を上げて吠える演出がある。やたらと怖い。
5ページ目では、怪獣対決に登場する。
スーパーファミコン版『ウルトラマン』
ステージ5に登場。2代目仕様なので、背景は日本アルプス。
岩投げ、頭突きなどのパワフルな攻撃で攻め立ててくる。
とどめを刺すには八つ裂き光輪ではなく、スペシウム光線が最適。
ウルトラ警備隊空想特撮ゲーム
アメリカステージの火山地帯で登場する中ボス怪獣。
口から前方5方向に火炎弾を吐き出すなど、特殊能力無しという設定が無視されている。
倒すと、溶岩地帯に下がっていった後に溶岩に落ちて沈むという演出がある。体力を0にした後にもプレイヤー機の攻撃でスコアを稼ぐ事ができるため、スコア稼ぎに利用されたりした事もある。
PS2版『ウルトラマン』
「怪獣無法地帯」で登場。
なんと、八つ裂き光輪でとどめを刺す専用演出がある。
ウルトラマンFE3
隠しキャラとして参戦。レッドキングなのに隠しキャラというのはファンから不評だった。
しかも初代なのに、扱いは後述のように三代目であり、さらに鳴き声が間違っている(FEでは多い)。本体の造形自体は悪くないが、必殺技で取り出す岩石のモデルが少々雑なのが残念(なお、後述の大怪獣バトルでポリゴンモデルは流用されているが、岩石のポリゴンモデルはまともなクオリティになっている)。
意外にリーチに乏しいものの、スーパーアーマーの技が多くごり押し的に戦う事ができる。さらに、必殺技は2種類ともバリア、吸収不可という長所が生かされている。
ウルトラモード『怪獣標本』で、ダダを操作してレッドキングを捕獲し、やたら強いウルトラマンと戦って倒せば出てくるという、しんどさを感じる出現条件である。他の怪獣でウルトラマンの体力を削ってもらい、とどめに倒すというのが手。
『恐れていたレッドキングの復活宣言』では、ウルトラマン80を操作しながら、壺が置かれているビルにレッドキングを誘導して10秒間近くにいさせればミッションクリアとなる。
普通に倒す事も可能であるが、壺ごとビルを破壊してしまうとレッドキングが凶暴化して(ほぼ無敵、攻撃力アップ)、悪戦苦闘を強いられてしまうため、できるなら前者でミッションをクリアする事を薦める。
AC版大怪獣バトル
無印2弾にて初登場。最上位カードはスーパーレアで収録。
第1弾で登場したバルタン星人の最上位カードにはレッドキングのコンボマークが付いており、第1弾稼動時には既に次弾での参戦が決定していた。
これに合わせて東京おもちゃショーではプロモカードが先行配布された。
スピードとディフェンスが低めで、スピードの高い怪獣や宇宙人が相手となると苦戦しやすいが、原作再現に基づきアタックとパワーが高いのが頼りになるため、弱点をカバーできる怪獣とチームを編成し、技カードを組み合わせれば強力なアタッカーとして活躍できる。
必殺技は、シンプルに相手をぶん殴る「怪力パンチ」、超巨大な岩塊を投げ付ける「岩石投げ」、そしてなんと『マックス』の個体が見せた爆弾岩ブレス「爆発岩石弾」が設定されている。ゲームに登場するのはどくろ怪獣の方だが、まさかこれが必殺技になるとは誰が予想できただろうか。
初期~EXまではメインキャラ枠にゴモラが起用されていたため、印象はイマイチだったが、NEOでは新必殺技を引っ提げ、ゴモラに次ぐ第二の顔役としてついに主役の立場に昇り詰めた。
…というか、NEOのタイトルロゴではゴモラを押しのけてセンターになっており、事実上のメインキャラ扱いとなっている。開田氏によるメインビジュアルでの活躍という意味ではゴモラを上回っていると言える。
NEO初実装時のレアリティはウルトラレアで、設定された必殺技は拳の一撃で地割れを起こす「アースクラッシャー」。
さらに、EX以前に登場した他のキャラ達が第四の必殺技を次々に獲得していく中、レッドキングはなんとNEO5弾にて新たに5つ目の必殺技を習得した2枚目のウルトラレアが収録され、まさしく王と呼ぶに相応しい強さで再び君臨する。その技はなんとグランデの手持ち個体が披露した「ヴォルガニックインパクト」であり、こちらはパンチではなく大ジャンプからの炎を纏った両足蹴りを叩き込む豪快なものである。
全シーズンを通して合計5つの技を持ってまで優遇された怪獣はレッドキングの他にゴモラがおり、ウルトラレアが2枚も収録された仲間にはレイモンがいる。
まさに不遇のどん底から逆転したシンデレラガールならぬ、シンデレラモンスターである(なお、擬人化での中の人はシンデレラガールズを演じていたりする)。
元々の人気の高さを考えると面目躍如といったところか。
大怪獣バトルNEO(ストーリーモード/ウルトラアドベンチャー)
NEOの主人公、アサマ・アイのメインパートナー。
生来の暴れ者故にロクに命令を聞かない性格で、本来の主人であるカネゴンでさえも手を焼いていたが、何故かアイには懐き、彼を主人と認めて共に成長を重ねていく。
戦闘力はかなり高く、ヴィットリオのEXゴモラともタメを張れる。
しかし例の如くオツムが弱く、作中ではコミカルな描写も多い。
なお、アイがいる世界ではウルトラマンティガが実在している世界で、協力して戦う事もあり、特にインペライザー&グローザム戦は必見。
物語の途中ではレイオニックバーストにも目覚める。この姿はEXレッドキング同様に高熱を纏った攻撃が得意で、あのメビウス・バーニングブレイブでも歯が立たなかったグローザムの冷気を超えるほど。
必殺技はアースクラッシャーとヴォルガニックインパクトの超豪華二本立て。
前作主人公のパートナーはドラマ版主人公と同じゴモラだったが、アイのパートナーは奇しくもそのライバルと同じという事になる。
大怪獣バトル ウルトラコロシアム(DX)
ストーリーモード(エピソード3)で登場し、ピグモンをいじめている所をプレイヤーの怪獣に倒されてバトルナイザーにセーブされた。
さらにあるエピソードでは4つの試練の1つとして、強制的にレッドキングでEXレッドキングを倒すという条件付きのミッションが存在する。どの作品にも無かった本家VS強化形態の対決が繰り広げられ、事実上夢の対決となった。
怪獣バスターズ/怪獣バスターズPOWERED
シナリオ上比較的早い段階で登場し、後から登場したゴモラは『レッドキング以上の脅威』と持ち上げられている(ハル隊員曰く、レッドキングが暴れんぼうの王様なら、ゴモラはクールな王子)。『メビウス』版同様、レッドキングファンは立つ瀬がない。
防具をレッドキングシリーズで統一すると、MAリンク『豪腕』が発動し攻撃力が上昇する。ただしスーツ系防具にはMAリンクが設定されていない。また無印ではパスワード入力で、POWEREDではジャミラとの会話イベントで『RKレッド防具』『RKレッド防具Ⅱ』のレシピが解放される(以下、太字はPOWERED限定) 。
- ノーマル
ミッション『音速の戦い』『小さき反応』『ドクロ怪獣あらわる!』『ドクロ怪獣の本気』『密林の決死戦(ランダム)』『緑のしはい者』『4大キング』『レラトーニ怪獣決戦(ランダム)』『王の名を持つ者』(惑星レラトーニ)、『ふくつのドクロ怪獣』『よみがえる怪獣』『合体怪獣』(怪獣墓場)に出現。
突進、尻尾なぎ払い(前後二方向)、ジャンプからのヒップドロップ、岩石投げ、風圧効果のある威嚇を繰り出してくる。
『岩を持ち上げたところを攻撃されると、自分の足の上に岩を落としてしまう』という持ちネタがしっかり再現されている。
POWEREDでは岩石投げが三種類に増加。
ドロップする素材アイテムは『デコボコな皮』『ドクロのキバ』『ドクロのツメ』『ガッシリドクロ』『太いわんこつ』『がんじょうなアゴ』『ハガネの拳』『鋼鉄のコブシ』『赤の玉』『パワフルチップ』および『パワフルチップ+』。フリーズロック成功時は『赤光のルビー』が得られる。
研究によって開発できるのは『レッドキング防具』『レッドキング防具Ⅱ』『レッドキングスーツ』『岩石剣』『メガトンパンチ』『メガトンハンマー』および『RKカノン』。10体倒すと『どくろマニア』の称号が得られる。
- 氷のレッドキング
ミッション『データこそすべて(ランダム)』『とどろく氷の咆哮』『氷の鉄槌』『氷のげんかいパワー』『極寒の地にすみつくもの』『コンル怪獣決戦(ランダム)』(惑星コンル)に出現。
岩石の代わりに氷塊を投げてくる(当然氷属性)点と、ヒップドロップで着地したあと氷上を滑走する点がノーマルと異なる。
ドロップする素材アイテムは『デコボコな白皮』『ドクロのキバ』『フロストジェル』『ドクロのツメ』『ハガネのコブシ』『氷のわんこつ』『フロストジェルX』『がんじょうなアゴ』『コウテツのコブシ』『赤の玉』『パワフルチップ』および『パワフルチップ+』。フリーズロック成功時は『赤光のルビー』が得られる。
研究によって開発できるのは『RKアイス防具』『RKアイス防具Ⅱ』『RKコールドスーツ』『流氷剣』『フロストパンチ』『メガトンブリザード』および『RKフリズ』。10体倒すと『氷のどくろマニア』の称号が得られる。
当該記事参照。
- ミニレッドキング
ミッション『ミニレッドキング登場!』『ミニ怪獣大集合』(惑星レラトーニ)に出現。
パスワード限定ミッションで戦える、人間とほぼ同サイズまで縮んだレッドキング。小ささゆえに狙いを付けにくい上、攻撃力は本来のレッドキングに劣らない。一方レッドキングの攻撃もこちらに届かず空振りになる事も多い。
ドロップする素材アイテムは『デコボコな皮』『ドクロのキバ』『ドクロのツメ』『ガッシリドクロ』『太いわんこつ』『がんじょうなアゴ』『ハガネのコブシ』『赤の玉』『パワフルチップ』および『パワフルチップ+』。フリーズロックは不可能。
ロストヒーローズ
アジト・キューブに生息する怪獣として出現。岩石を投げてヒーロー達の道を塞いだが、ヤプールの操るガディバに取り憑かれてヒーロー達と交戦し敗北。ガディバにデータを奪われるだけ奪われて命を落とした。(その後おそらくだがタイラントの足としてサイクルされただろう。)
こちらでのグラフィックは赤熱化した腕で殴る様子が描かれている。
ロストヒーローズ2
リジェスの復活を聞きつけたνガンダム、初代ウルトラマン、仮面ライダー1号の前に出現。
そこまで強い相手ではなく、通常攻撃だけであっさり落ちる。しかもマウンテン・キューブでは雑魚敵として出現する。
前作よりも原作を意識したグラフィックにグレードアップし、鳴き声も収録されている。(ただし出典はウルトラマンメビウスに変更されている。)
イベント・ステージ
ウルトラマンフェスティバル1998
とある惑星で2代目や3代目を思わせる白目のある個体がウルトラマン80と対決。
サクシウム光線で倒された。
ウルトラマンフェスティバル2002ライブステージ第二部「僕達の未来 君にできる何か」
カオスヘッダーに取りつかれカオスレッドキングとなったが、ウルトラマンコスモスのフルムーンレクトで元のレッドキングに戻った。
ウルトラマンプレミアステージ2
宇宙人軍団の配下。ケロニア、ジェロニモン、バルタン星人と共に初代ウルトラマンと戦うが、真っ先にスペシウム光線で倒された。
その後、宇宙人少年ニコの絶望が生み出した幻影として登場するが、メビウスに倒されている。
ウルトラヒーローズEXPO2017バトルステージ
冒頭で登場。ベムスターとタッグを組んでゼロと戦うが、終始押されっぱなしであり、参戦したウルトラマンジャックのマント捌きにも翻弄されていた。最期はワイドゼロショットを浴びて倒された。
その後、マガタノオロチの眷属として復活するが、ハリケーンスラッシュの光線(名称不明)を浴びて倒される。
ウルトラマンアーク プレミア発表会
前座で登場しており、途中から乱入したシャゴンと共にアークを2対1で苦しめるが、アークがソリスアーマーとアークアイソードを繰り出した事で形勢逆転された。
関連怪獣
青色発泡怪獣アボラス
胴体を見れば一目瞭然だが、着ぐるみはレッドキングの改造である。
初代レッドキングをアボラスに改造し、再びレッドキング二代目に改造し直された。
偉大なる先人→バラゴン
『ウルトラマン』の中でも上位に入る強敵で、スペシウム光線に2発も耐える驚異の耐久力を持つ。
用心棒怪獣ブラックキング
その名の通り、レッドキングを意識した怪獣。
こちらもシリーズを代表する強豪の一角。レッドキングの人気にあやかって生み出された怪獣で、デザインにも共通点がある。
レッドキングの兄という裏設定は当時から存在するが、この解釈に関しては明確な答えは設定されていない。ファンの間では兄貴分だとか改造個体だとか首から下が若干似てるだけのそっくりさんなどと解釈されている。
ちなみに、現時点では『スパークドールズ劇場』を除いて映像作品で共演した事は無い。
核露怪獣ゴルドキング
幻のPCゲーム『ウルトラ作戦』に登場した怪獣。
レッドキングの祖先である「髑髏竜(どくろりゅう)」の生き残りが核廃棄物を取り込んで誕生した怪獣。デザインは西川伸司氏による。
暴君怪獣タイラント
『タロウ』に登場した合体怪獣。シリーズ最強クラスの怪獣の一体。
レッドキングの足が、この怪獣の足のパーツになっている。詳しくは当該記事を参照。
なお、足であるのはデザイン上の問題でもあるが、別にレッドキングの足は腕よりも弱いわけではないので、特に問題のないチョイスである。
ベリアル融合獣スカルゴモラ
『ジード』に登場した合体怪獣。伏井出ケイがレッドキングとゴモラの怪獣カプセルでフージョンライズした姿。詳しくは当該記事を参照。
殲滅機甲獣デストルドス
『Z』に登場レッドキングを取り込んだ合体怪獣。詳しくは当該記事を参照。
他作品
レッドキングはウルトラ怪獣の中でもナンバーワンの扱いを受けていた代表格であるためか、ウルトラシリーズ以外にもレッドキングをモチーフとした怪獣は複数存在している。
『ミラーマン』に登場するマヤザウルス(とその弟ゴルゴザウルス)や、『電光超人グリッドマン』のバモラなどもレッドキングがモチーフである。
余談
- 最初から意図的に強い怪獣として設定されており、ウルトラシリーズにおいて怪獣が他の怪獣を倒してその強さをアピールするという演出の先駆けとなった存在でもある。
- ただし、「新しく登場した怪獣がこれまでの怪獣をかませ犬にしてしまう」という展開はシリーズではよくある事だが、逆に「過去に登場した怪獣が新しい怪獣をかませにする」という展開をやってのけたのはレッドキングのみである。
- 「ピーギャアオー!!」「キーシャアオー!!」と表せる独特な鳴き声は、よく関連資料などでは『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』に登場したガイラの流用とされているが…実は違う。なお、有志の検証によると、実際にはゴジラと東宝版キングコングの咆哮を早回ししたものを合成して作られたとされる(参考サイト)。その後、『ウルトラセブン』第48話、『帰ってきたウルトラマン』第15話に使用された他、『レオ』に登場するアシュラン等に使用された。
ウルトラシリーズ以外では『ジャンボーグA』に登場する水爆怪獣バレンタインに使用され、---アニメ作品では『天空の城ラピュタ』に登場する「竜の巣」内部で響き渡る咆哮や、『ドラえもん』(テレ朝第2期)に登場するプテラノドンの鳴き声などで使用され、バラエティ番組『ボキャブラ天国』ではアイキャッチ兼ミニコーナー「みなさん!!カンバンは」のラストシーンでタモリが発する咆哮として使われている。
- 「DXギンガスパーク」でレッドキングとシーゴラス、イカルス星人、ベムスター、バラバ、ハンザギラン、キングクラブの7体のスパークドールズを立て続けにリードさせて、トリガーを引くと……。
- それに合わせてこの7体のセット品も発売され、塗装が一般販売と異なっている。
- 平成ウルトラマンの怪獣デザインで活躍した丸山浩氏は、「名前に反して赤くない」レッドキングのパロディとして、真紅のオリジナル怪獣「シアンキング」をデザインしている(名前は水色ががったレッドキングの体色を意識したものと思われる)。
関連イラスト
関連タグ
お前、赤じゃないのか!?:レッドキングに最も当てはまるワード。