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概要編集

 特撮番組『ウルトラマン』第25話「怪彗星ツイフォン」に登場する彗星


 強力な宇宙線を放つため、接近しただけで核兵器誘爆する恐れがあるとされている(どうして宇宙線を浴びただけで核兵器が誘爆するんだとか、そんな宇宙線が地球全土に降り注いだら人体に影響はないのかとか、その影響で怪獣が誕生したりしないのかとかツッコんではいけない)。

 幸い地球に接近しただけで衝突は避けられたが、ツイフォンからはドラコが放り出されて地球へと飛来し、更に因果関係は不明だが日本アルプス山中でギガスレッドキングが覚醒してしまった。


 太陽の周りを周回している周期型の彗星らしく、岩本博士によると、3026年7月2日午前8時5分に再び地球へと接近し、その際には今度こそ地球と衝突する可能性が極めて高いという。

 そして博士の予言通り、3026年にツイフォンは再び地球に接近し、その本性を表すのだった…。


 だが『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』の時代では少なくとも『ウルトラマンメビウス』から数千年の時間が経っており、この頃には既にツイフォンの再来は過去のものとなっていると思われるが、漫画版での描写から大怪獣バトルの時代でも地球は存在している事が判明している為、3026年に再来したM78スペースのツイフォンは回避されたか破壊されたものと思われる。


余談編集

 ウルトラシリーズでこのように天体が地球スレスレに接近するのは珍しい事ではなく、

などと、M78スペースの地球はほぼ年中行事レベルに滅亡の危機を迎えている。


ウルトラマンオーブ』第1話でシンが操作するPC画面に「COMET COLLIDING WITH EARTH IN 3026」(日本語訳:3026年に地球に衝突する彗星)という記載があり、別次元にも存在していることが示唆されている。


関連項目編集

ウルトラシリーズ  ウルトラマン超闘士激伝

ティアマト彗星 - 同じく周期性の彗星で、こちらも彗星本体が地球と衝突することこそなかったものの、地球の傍を通過した際に未曽有の大災害を引き起こしてしまった。

テュポーン - イマヌエル・ヴェリコフスキーの著書『衝突する宇宙』で主張された彗星が正体という説が、本作の元ネタとも言われる。

海底人8823 - 別会社による作品だが、同名の彗星が設定されている。こちらも上記の『衝突する宇宙』が元ネタという説がある。

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