概要
愛染マコト/チェレーザが怪獣の召喚とウルトラマンオーブダークへの変身に使用するアイテム。
外見はルーブジャイロと同一。
作中の15年前に発掘され、湊ミオが研究していたジャイロの秘密を元に愛染が複製して作成した。
AZとは愛染(AiZen)の略称と思われる。
機能はルーブジャイロやサキのジャイロ同様怪獣クリスタルをセットする事で怪獣を召喚または変身する事が出来る他、オーブリングNEOと合体すればダークオリジウム光線を発動する。
しかし性能は所謂デッドコピーであり、サキやサキのジャイロを使ってグルジオキングに変身した際の愛染の台詞、召喚したホロボロスの形態の違いなどから、AZジャイロで召喚・変身したものは本来の力を発揮出来ないようである(それでも、召喚された怪獣は湊兄弟が戦いに不慣れだった事も相俟って彼らを苦戦させる事も多く、レッドキングに至っては歴代最強と言わしめるほどの強さを発揮していたが)。
オーブダークがホロボロスに倒された事で故障してしまい、その後一度召喚したグビラが途中で小さくなりそのまま消えてしまった。
それから間も無くしてチェレーザが退場してしまったため、修理される事もなく以降登場する事はなかった。
チェレーザはこれと並行し、ウルトラマンとなって別の次元へと飛び出す「AZ計画」なる計画を想定していたが、サキによってチェレーザが謀殺されたことでシステムのみがアイゼンテックのコンピューターに残されたままとなった。
その後は湊ミオによってルーゴサイトを別の次元へと追放する作戦に転用される事となる。
余談
AZジャイロが故障した際『愛染自身が制作したのにもかかわらず何故修理しなかったのか』と視聴者からよく突っ込まれるが、これは元々ルーブジャイロは惑星O-50のオーブの光から授けられたアイテムであるため、(構造を良く理解せずに)そのまま複製しただけのAZジャイロを修理する事が出来なかったのだと思われる。
関連項目
ダークスパーク、チブルスパーク、ダークリング、ライザー(ジードライザー):AZジャイロ同様、敵が使用して怪獣を召喚または変身する為のアイテム。チブルスパークはダークスパークの模造品である他、ダークリングは当初の児童書では「ジャグラーが作ったオーブリングのレプリカ」と説明されていた(現在は変更されている)。