概要
倒れた相手に自分のお尻から落下して攻撃する打撃技。尻落としと呼ぶことも。
体重が重ければ重いほど威力を増すが、誤爆して着地地点を誤ると尾てい骨を強打してしまうこともある。
ゲーム作品などでもよく使用される技だが、物理法則を無視した急速落下を行うものが多い。
pixivでは、例のごとく女性がこの技を使用しているイラストが多い。
主な使い手はアンドレ・ザ・ジャイアント、サンダー杉山(雷電ドロップ)、浜亮太(ハマケツ)など。
↓サンダー杉山の雷電ドロップ。
アジャ・コングも使用者として知られているが、彼女の場合は自爆率が高い。これは相手が必死になって逃げる為
類似技・シチュエーションなど
尻もち
足を滑らせて、事故的にお尻から着地してしまうこと。
そこに偶然(?)人が居合わせて、不意にヒップドロップが成立してしまうことも稀によくある。
ヒップアタック
同じくお尻を使った打撃技だが、こちらは横飛びの姿勢で相手にお尻をぶつける技。
有名どころではプロレスラーの越中詩郎の他、お笑い芸人の江頭2:50が「江頭アタック」として使用している。
スーパーマリオ (マリオシリーズ)
マリオを始めとした、多くのマリオファミリーが使用する。主に本編のマリオシリーズや、『マリオパーティ』シリーズ、『ワリオランド』シリーズや『ヨッシーアイランド』シリーズで使われるアクション。
攻撃以外にも、ブロックを壊す、杭を打ち込むなど用途は様々で、現在のマリオシリーズに欠かせない重要なアクションとなっている。
派生ワザが多く、『スーパーマリオサンシャイン』で登場した、高所から繰り出すと発生する、炎を纏った強力なヒップドロップ「スーパーヒップドロップ」、『スーパーマリオギャラクシー』で登場した、スピンと同時に出すことで放てる、近くの敵を追尾する「ホーミングヒップドロップ」、現行の3Dマリオシリーズで登場する、ヒップドロップ後にジャンプすることでより高く飛ぶことができる「ヒップドロップジャンプ」など、ヒップドロップだけでも多くの応用ワザが存在する。
初めてヒップドロップを使用したマリオキャラはクッパで、『スーパーマリオブラザーズ3』で攻撃手段として使っていた。プレイアブルキャラとして初めて使用したのはワリオで、『スーパーマリオランド3 ワリオランド』でブルワリオにパワーアップした際にのみ使用できる、専用のアクションであった。その後、ヨッシーが『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』で常用のアクションとして使用。そして、『スーパーマリオ64』でマリオが初めて使うようになり、以後、マリオの代表的なアクションの1つとして、多くのマリオゲームに登場することになる。
しかし、2Dマリオシリーズでマリオ本人がヒップドロップを使うようになるのは、初使用の『スーパーマリオ64』から約10年後の2006年5月25日に発売された『New スーパーマリオブラザーズ』からと、かなり後となっている。