概要だって!
越中詩郎(1958年9月4日~)
身長:185cm 体重:105kg
愛称:エッチュー
現在はフリーで活躍しているプロレス界の侍。
余談だが下痢でとあるシリーズを欠場したことがある。ソースは田中リングアナ。
越中、下痢で、尻ーズ、ケツ場
略歴
1958年9月4日、江東区(東京都)に誕生。少年時代から熱心なプロレス・ファンだった。
1974年、日本工業大学駒場高等学校に進学。高校の3年間を野球部で過ごしたが、自分は団体競技には不向きと感じていた。
1977年、高校を卒業して東京電力に就職。しかしプロレスラーへの夢が忘れられず、高校の野球部監督の伝手でジャイアント馬場を紹介してもらい、全日本プロレスの見習いとなる。
1978年7月、全日本プロレスに正式入門。すぐ上の園田一治(ハル薗田)でも4年先輩であり、入門希望者は度々現れたが練習が厳しく一日二日で夜逃げ同然で出て行ってしまうので、いつまで経っても後輩ができず切磋琢磨する相手のいない辛い状態が続いた。
1979年3月、園田一治戦でデビューし敗れる。その後は延々と負け続ける。
1981年、三沢光晴と後藤政二(ターザン後藤)が入門し、ようやく後輩ができた。2月19日、後藤政二のデビュー戦の相手をつとめ、245戦目にしてようやく初勝利を挙げる。佐藤昭雄が全日本のブッカーとなり、越中にも中堅クラスとの対戦が組まれるようになった。
1983年4月、ルー・テーズ拝争奪リーグ戦で三沢光晴を破って優勝。
1984年3月、三沢と共にメキシコへ武者修行に旅立つ。しかしその5ヵ月後、三沢に二代目タイガーマスクになるための帰国命令が出た。越中は三沢を空港で見送りメキシコに取り残された。
1985年2月、坂口征二の誘いで新日本プロレスが遠征を行っていたハワイへ行き、全日本プロレスに辞表を提出し新日本プロレスに移籍。当初は全日本への気兼ねからアジア・プロレスの所属としていた。
1986年2月6日、IWGPジュニア王座決定リーグ戦の決勝でザ・コブラを破って優勝。越中はUWFから新日本プロレスに出戻っていた高田延彦とベルトを争い、高田のエグい蹴りを真正面から受け続け、「耐える美学」「人間サンドバッグ」「名勝負数え唄」などと言われ人気を博す。
1988年2月7日、第1回TOP OF THE SUPER Jr.で優勝。その後は自身の体重増加もありヘビー級に転向。
1992年、抗争が一旦決着した後、誠心会館の自主興行へ小林と共に独断で参加。無期限出場停止処分を下され、選手会を脱退してヒールに転向。小林らと「反選手会同盟」を結成し新日本の本隊と抗争。新日本プロレスとの対抗戦に乗り出したWARとも抗争し、これにより中堅からトップに躍り出る。
1993年、「反選手会同盟」が「平成維震軍」に改名。度々自主興行が行われた。しかし、本隊の抗争相手がUWFインターナショナル、nWo JAPANへとシフトしていくにつれ存在意義が薄れ、抗争から置き去りにされるようになる。
1998年、越中は天龍源一郎に平成維震軍との共闘を持ちかけ、「維震天越同盟」が結成され、一時勢いを取り戻したかに見えたが再び失速。
1999年、平成維震軍が解散し、新日本の本隊に復帰した。
2003年、新日本プロレスを契約満了により退団。長州力が設立したWJプロレスに移籍。だがギャラの遅配欠配などの金銭問題、経営上の問題などから同年10月に離脱。フリーランスとなり、プロレスリング・ノアやZERO1-MAX、キングスロードなどに参戦。
2007年、『アメトーーク!』(テレビ朝日)でのケンドーコバヤシによる越中ネタから「越中ブーム」が発生。5月2日のIWGPヘビー級選手権試合で湧き上がる越中コールに感動し涙がこみ上げた越中は、リングの周りを一周し感情を整えてからリングインした。試合は王者の永田裕志の勝利に終わったが、試合後の記者の呼び掛けに応えた「サンキュー。サンキューな」は後に真壁刀義が使用し名ゼリフとして扱われた。
2008年、ハッスルに参戦。
2009年8月27日、ハッスル主催の『越中詩郎デビュー30周年記念大会』が行われた。
2012年6月13日、プロレスリング・ノア主催の『三沢光晴メモリアルナイト』のメインイベントに登場。試合中に左足首脱臼骨折を負う。
2013年7月7日、プロレスリング・ノアの有明コロシアム大会で1年ぶりに復帰。
得意技
相手に背を向けるように体を捻りながら臀部を突き出して、相手の顔や胸に尾てい骨を叩きつける。別名ヒップバット。人気は今も高く「ケツだけで試合を組み立てられる」とさえ言われている(評価する点そこですか?)。
※ピクシブではヒップアタックの絵だというだけで「越中詩郎」タグが付けられている場合があり、越中詩郎のイラストを探す上でかえって不便となっている。
侍パワーボム
相手を持ち上げてから数秒タメを作る、超高角度パワーボム。
相手の背後を取り、ロープに叩きつけてその反動で相手を仰向けにひっくり返し後方へ回転、相手の肩をマットにつけ、自身は半回転して起き上がり、足をクラッチしてエビ固めに丸め込みフォールする。