ピクシブ百科事典

バキシム

ばきしむ

バキシムとは『ウルトラマンA』に登場する超獣である。
目次[非表示]

「子供の心が純真だと思うのは人間だけだ」

概要

バキシムとはウルトラ怪獣の1体であり、その中でも超獣というカテゴリに分類されている。正式名は「一角超獣バキシム」

超獣の中でも、最高クラスの人気・知名度を誇る。ウルトラシリーズ全体でも上位に食い込んでおり、幾度も再登場を果たしている。

名前の由来は「(イメージコンセプトの)牙の生えた芋虫」→「キバムシ」→「ムシキバ」→逆から読んで「バキシム」、である。

基本設定

身長65メートル
体重7万8千トン


ヤプール芋虫宇宙怪獣を合成して作った超獣の1体。

一角超獣バキシム
【祝】フォロワーさん100人突破記念!


武器は手から放つ火炎放射や鼻先から放つミサイルなど。
別名の由来である頭の誘導ミサイルでもある。

一角超獣バキシム
バトルスピリッツ コラボブースター


最大の特徴は、出現する際にを割って」現れるという能力。
割れた空の向こう側には、赤い空間(おそらく異次元)が広がっており、そこから現実世界へ侵入してくる。
逆にこちらの世界から空を割って赤い空間へと逃げ込むことも可能。また、割れた空を元通りにして(この時、割れた空の破片が元の場所に集まっていく)空間を塞ぐことも可能
正確に言えば、この能力自体はバキシム固有のものではなく、次のエピソードで出てくるガランなども使用しており、"超獣に与えられた能力"と考えるのが妥当。しかし、最初に「空を割った」のはバキシムであり、そのインパクトは絶大。

また、どいつもこいつも脳筋ばかりの超獣にしては珍しく人間に化ける能力を持ち、言葉も話す知性もあるのだが、この辺りは作品によってまちまちである。

デザイン

まず目を引くのはオレンジの強烈なコントラストの体色。デザインの際に意識されていたかは不明だが、青とオレンジ(黄色)は補色の関係にあり、互いに引き立て合う効果がある。

造形的にも対照的で、首から腹部、四肢にかけての青い部分は蛇腹状になっていて、元の芋虫の面影を感じさせ、頭部から背中、尻尾にかけてのオレンジの部分は、鉱物や結晶を思わせる鋭角的なシルエットとなっている。

柔らかそうな青い部分と、硬質なオレンジの部分から、生物的な印象と非生物的な印象を同時に受け、「地球生物と宇宙生物の合成獣」という成り立ちも一目でわかる。

手も攻撃に特化したような奇妙な形で、生体兵器として生み出された超獣にふさわしいデザインと言える。

これらの点から、ウルトラ怪獣屈指の優れたデザインとされることもしばしば。小林晋一郎氏は角と嘴のバランスに至るまで絶賛している。

ちなみに目はよく見るとレーダーのような模様があり、背中のごつごつした結晶状の部分はのように光っている。

劇中での活躍

一角超獣バキシム


初登場は『ウルトラマンA』第3話。

この回では、少年・四郎(演:高橋仁)に化けて彼の親戚の老夫婦の家に身を潜めながら破壊活動をしていた。パトロール中のTACの前に一度超獣の姿を見せ調査対象になったが、まさか子供が超獣に化けているとは思いもせず調査は空振りに終わる。だがTACが帰った後に本性を露わにし、老夫婦や村民を殺害し当時の視聴者にトラウマを植え付けた(冒頭の通り、ウルトラシリーズ有数の名ゼリフを吐いている)。

ちなみにこの時「自分はヤプール人である」と発言しており、この台詞に忠実に解釈するなら彼は「『バキシム』という名称のヤプール人が変身した超獣」ということになる。

その後、異変に気付いたTACを返り討ちにした後空を割る次元移動でTAC本部を襲撃し、ウルトラマンAと戦うことになる。

一角超獣バキシムの猛攻
バキシム


富士山を背景にしたTAC本部での戦闘シーンもまた名シーンとなっており、優れたデザインやトラウマシーンなどこれらの要素が相まってバキシムの印象を強めている。
また何気に、3話目にしてTACの事実上最高戦力であるタックファルコンを破壊し、本部にあと一歩の所まで迫るという快挙を成し遂げている。

vs バキシム


Aとの戦闘では火炎放射などを使いA相手に善戦するものの、攻撃は悉く防がれてしまい最後はウルトラスラッシュの前に敗北。切断技で倒された初の超獣であり、ウルトラマンAの切断魔としての覚醒要員となった(かもしれない)。

ちなみに前述した四郎少年については、そもそも東京で両親共々謎の事故死を遂げていた事が最後に明らかになる。

造形は村瀬継蔵で、完成した着ぐるみが大きすぎて工房から出せなかったため、着ぐるみを背中から切断して納品している。

別媒体での活躍

後にその人気の高さから『ウルトラマンメビウス』や『大怪獣バトル』にて再登場。
ただし、これ以降のバキシムは普通の超獣のような立ち振る舞いであり、操り主(ヤプールなど)の意の通りに活動はするがバキシム自体が『A』で見られたような知的な行動はとっていない。
また、『メビウスに』おいては、「空を割る能力」をドラゴリーベロクロン、そしてエースキラー(メビウスキラー)も使用している。
ウルトラマンギンガS』では空を割るのではなく円形に開いた異次元のゲートを通って現れるという出現方法になっている。
一方で『大怪獣バトル』においては、バキシムの強化形態である「一角紅蓮超獣バキシマム」が登場。
バキシマムは技やデザインなど、全体的に炎のイメージが加えられている。

バキシマム



ウルトラマンメビウス

ばきしむ


第24話『復活のヤプール』に登場する。『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』で封印から解かれたヤプールが最初に蘇らせた超獣。
空を割って登場した後GUYSのリュウ隊員を誘拐し彼にヤプールの怨念を植え付けた(ウルトラマンメビウス(ミライ)にヤプールに乗っ取られたリュウを殺害させ彼の戦意を奪おうとした)。
メビウス相手にも真っ向から圧倒するが、最後はメビウスブレイブのメビュームナイトブレード・ブレードオーバーロードでぶった切られ、爆発四散した。
空を割って登場する、他者に化ける(こちらは厳密には憑依だが)、防衛チームの拠点目前での戦闘など、「A」3話をオマージュした演出が見られる。

本作品では目に照準器を有するなどメカニック要素が強調されており、頭部のミサイル発射ギミックは丸山浩によりデザインされている。

ウルトラギャラクシー大怪獣バトルNEVER ENDING ODYSSEY

第5話でメトロン星人によって操られ、ZAPを襲撃する。超獣のパワーでゴモラを圧倒するも、レイオニックバーストしたゴモラの超振動波を受けて為す術もなく爆死

ウルトラ銀河伝説

ベロクロンドラゴリー共々ウルトラマンベリアル百体モンスロードで復活。怪獣墓場ウルトラ戦士を襲撃した。
しかし突然現れたウルトラマンゼロのワイドゼロショットを受け、グドンテンペラー星人共々木端微塵に吹き飛ばされる。

大怪獣バトルウルトラアドベンチャー

ペダン星人と敵対するヤプールが繰り出した最初の超獣
主人公・御蔵イオの持つバトルナイザー強奪するべく、彼が召喚したゴモラを圧倒的な火力で追い詰めた挙句に誘導ミサイルを叩き込んで倒してしまうものの、ペダン星人起動させたキングジョーブラックには全く通用せずペダニウムランチャーの一撃でバラバラに吹っ飛ばされて即死した。

ウルトラマンギンガS

チブル星人エクセラー配下のアンドロイド・ワンゼロモンスライブして暴れ回っていたが、バキシムのスパークドールズの中で眠りについていた巨大ヤプール覚醒し、ワンゼロを追い出して生き返らせた
新たな命を吹き込まれてからは再びヤプールと共に暴れ回り、ウルトラマンビクトリーと交戦。最後はビクトリウムシュートで倒された。

ビクトリーとの対決シーンは西部劇を意識している。脚本ではサム・ペキンパー風と指定されていたが、彼の特徴の1つであるバイオレンス描写はテレビでは用いづらいうえ、もう1つの特徴であるスローモーションは特撮ではすでに多用されているために効果的にならず、監督の石井良和セルジオ・レオーネ風のカット割りを行っている。

ウルトラファイトビクトリー

ダークルギエルの死によって肉体を取り戻したバキシムが造物主であるヤプールの配下へと戻ったもの。
惑星グアにてベロクロンドラゴリーと共にウルトラマンレオアストラを迎え撃つ。
角ミサイルでレオ兄弟を攻撃したが、レオとアストラのダブルキックでドラゴリーと一緒に倒された。

ウルトラマン超闘士激伝

第1回銀河最強武闘大会に参加する怪獣の一体として登場。エースがヤプールを追い払ったため、野良怪獣に交じっていた。異次元移動能力でウルトラマンエースを苦しめたが、姿を現す一瞬の隙を疲れてメタリウム光線黒焦げにされ敗退。
その後第2回大会において闘士となり、新必殺技トルネードアタックを引っ提げ再登場。本選進出を果たした上1回戦で闘士レオを撃破するという大金星を挙げるも続く2回戦で怪僧マザロンを相手にトルネードアタックを外し自滅、敗退する(後にマザロンの催眠術によって攻撃を外されたことが判明)。
その後は同期の闘士怪獣達(レッドキングゴモラエレキングベムスター)と共に闘士五獣士を結成し、かつての主君であるヤプール軍団との戦いにも参加。活躍シーンこそなかったものの、レッドキングの台詞からかなりの奮戦をした模様。タロウからも「超獣にもエースキラーやバキシムのように善い奴はいる」と語られた。
第3回大会ではエレキングとベムスター共々有象無象の選手の下敷きになって予選落ち。彼はスカイドンに乗っかられるという分かりやすいギャグ担当であった。
OVA版の声優は…なし。台詞が一個も無かった。

ウルトラ警備隊 空想特撮ゲーム

中国ステージのボス。同面の難易度はHARDだが、怪獣や円盤が息もつかせず攻め立てる為であり、さしたる強敵ではない。

擬人化

個性的な外見のおかげで人型にアレンジしても個性を失いにくく、怪獣擬人化のジャンルにおいても比較的人気が高い存在である。
ただし、初出時に少年に化けていたのが災いして、ごく一部で男の娘疑惑を抱かれているとか何とか……

燃えろ! 超獣地獄さん
バキシム帰還



ウルトラ怪獣擬人化計画

センシティブな作品


その後、円谷プロ公認の企画である「ウルトラ怪獣擬人化計画」においてもしっかり擬人化されている。
デザインを担当したのは、電撃版がニトロプラス所属のきんりきまんとう氏、feat.POP版がぱすてるデザイン所属のPOP氏。


電撃版

パキシム擬人化計画


割れた空をパラソルに見立て、レースクイーンのような外見の女の子になった。
ちなみに、ヒッポリト星人と並び、電撃版のラインナップに入っている数少ないエース出身のキャラクターである。

漫画版では準レギュラーとして登場。
ゴモラベムスターのクラスメート。
クラス内のムードメーカー的存在であり、色々な生徒たちと親交がある様子が窺える。

ちなみに、上の画像はデザインを手がけたきんりき氏自身が投稿したもの。

POP版

こちらは純粋にバキシムをそのまま人の姿に近づけたかのようなオーソドックスな外見。
一方で、胴体の部分がハイレグ状になっているなど、お色気要素もばっちり完備している(上の画像では肌が露出しているが、実際にはタイツ(若しくはストッキング)のようなものを着用している模様)。

漫画版では原作と同じくヤプールの部下として登場(今のところ怪獣墓場学園にいる様子は描かれていないが、恐らく通学しているものと思われる)。
冷酷だった原典とは異なり、明るい性格で、乙女心にも理解があるおきゃんな。ただし「おじいさんから教えてもらった」という民謡を口ずさむなど、原作を考えると笑えない一面もある。

空を割って出現していた原作の設定を反映してか、部屋に入る際にドアガラスを割って侵入する悪癖があり、主であるヤプールから「その登場の仕方、何とかならないのか」とツッコまれている(単行本のおまけイラストでは、これ以上ガラスを割られないようにと窓にラップを貼られてしまった)。

なお、自分がイモムシを材料として生み出されたことを全く知らされておらず、そのことをヤプールから告げられてショックを受けるシーンがあった。

原作通り角を発射できるが回収する必要があるようだ。

余談

大決戦!超ウルトラ8兄弟』以前に企画されていた『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』の続編作品では、日本各地に現れる怪獣軍団の1体として登場。エースに倒された後、ヤプールの力によってタイラントや他の怪獣軍団と合体し、グランドタイラントとなる予定だった。

関連イラスト

一角超獣バキシム
ウルトラ5番目の使い魔 『一角超獣降臨』


空が割れる
ビックリマンシール風 バキシム


バキシム壁紙イラスト(800×600)
バキシムさん


一角超獣 バキシム
空を泳ぐ魚


一角超獣
過去絵ちょいつめ



関連項目

ウルトラ怪獣 超獣

関連記事

親記事

超獣 ちょうじゅう

子記事

兄弟記事

pixivに投稿された作品 pixivで「バキシム」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 424418

コメント