データ
別名 | 一角超獣 |
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英表記 | Unicorn Terrible Monster VAKISHIM |
身長 | 65m |
体重 | 7万8000t |
概要
第3話「燃えろ!超獣地獄」に登場。
武器は腕からは7万℃の火炎や連射式ロケット弾(後者はクチバシの様な鼻先からも発射可能)、鋭利な尻尾、閃光を放つ背中の角など。別名の由来である頭の角は誘導ミサイルでもある。
最大の特徴は、異次元空間と三次元空間を自由に往来する能力。空を窓ガラスのようにブチ割って現れる。割れた空の向こう側には赤い空間(おそらく異次元)が広がっており、そこから現実世界へ侵入してくる。
逆にこちらの世界から空を割って赤い空間へと逃げ込むことも可能。また、割れた空を元通りにして(この時、割れた空の破片が元の場所に集まっていく)空間を塞ぐことも可能。
正確に言えば、この能力自体はバキシム固有のものではなく、次のエピソードで出てくるガランなども使用しており、"超獣に与えられた能力"と考えるのが妥当。しかし、最初に「空を割った」のはバキシムであり、そのインパクトは絶大。
また、脳筋が多い超獣にしては珍しく人間に化ける能力を持ち、言葉も話す知性もあるのだが、この辺りは作品によってまちまちである。
デザイン
まず目を引くのは、青とオレンジの強烈なコントラストの体色。デザインの際に意識されていたかは不明だが、青とオレンジ(黄色)は補色の関係にあり、互いに引き立て合う効果がある。
造形的にも対照的で、首から腹部、四肢にかけての青い部分は蛇腹状になっていて、元の芋虫の面影を感じさせ、頭部から背中、尻尾にかけてのオレンジの部分は、鉱物や結晶を思わせる鋭角的なシルエットとなっている。
柔らかそうな青い部分と、硬質なオレンジの部分から、生物的な印象と非生物的な印象を同時に受け、「地球生物と宇宙生物の合成獣」という成り立ちも一目でわかる。
手も攻撃に特化したような奇妙な形で、生体兵器として生み出された超獣にふさわしいデザインと言える。
これらの点から、ウルトラ怪獣屈指の優れたデザインとされることもしばしば。大の特撮ファンで、『帰ってきたウルトラマン』のエピソードの一つ『許されざるいのち』や『ゴジラvsビオランテ』のストーリー原案を手掛けたことで知られる歯科医の小林晋一郎氏は角と嘴のバランスに至るまで絶賛している。
ちなみに目はよく見るとレーダーのような模様があり、背中のごつごつした結晶状の部分は蛍のように光っている。
造形は村瀬継蔵氏で、完成した着ぐるみが大きすぎて工房から出せなかったため、着ぐるみを背中から切断して納品したとのこと。
デザイナーは井口昭彦氏。NGデザインはゴモラのような三日月型のツノを持つギエロン星獣のようなくちばしと水かきを有するデザインであり、段々腹状の意匠はこの頃から存在していた。現場からNGを出されたわけでなく、井口氏自らが現在のデザインに修正したらしい事を回想している(KKベストセラーズ・2014年刊『語れ!ウルトラ怪獣【永久保存版】』P57より)。
もし、このデザインで撮影された場合、何を素材にした超獣になったのかは不明。
劇中での活躍
「子供の心が純真だと思うのは人間だけだ」
少年・中森四郎(演:高橋仁)に化けて彼の親戚の老夫婦の家に身を潜めながら破壊活動をしていた(この四郎少年については、そもそも東京で両親共々謎の事故死を遂げていた事が最後に明らかになっている。恐らくヤプールが絡んでいたのだろう)。
パトロール中のTACの前に一度超獣の姿を見せ調査対象になったが、まさか子供が超獣に化けているとは思いもせず調査は空振りに終わる。だがTACが帰った後に本性を露わにし、老夫婦や住民を殺害し、当時の視聴者にトラウマを植え付けた。
ちなみにこの時「自分はヤプール人である」と発言しており、この台詞に忠実に解釈するなら彼は「『バキシム』という名称のヤプール人が変身した超獣」ということになる(超獣こと超獣人間も『ヤプール人』という知的生命集団の構成員の一つという場合もあるが)。
その後、異変に気付いたTACを返り討ちにした後空を割る次元移動でTAC本部を襲撃し、ウルトラマンエースと戦うことになる。
富士山を背景にしたTAC本部での戦闘シーンもまた名シーンとなっており、優れたデザインやトラウマシーンなどこれらの要素が相まってバキシムの印象を強めている。
また何気に、3話目にして事実上TACの着陸していた最高戦力であるタックファルコンを破壊し、本部にあと一歩の所まで迫るという快挙を成し遂げている。
エースとの戦闘では火炎放射などを使い善戦するものの攻撃は悉く防がれてしまい、最後はウルトラスラッシュの前に敗北。切断技で倒された初の超獣であり、ウルトラマンAの切断魔としての覚醒要員となった(かもしれない)。
その後の作品での登場
後にその人気の高さから『ウルトラマンメビウス』以降の平成シリーズ作品にも再登場することになる。
ただし、これ以降のバキシムは普通の超獣のような立ち振る舞いであり、操り主(ヤプールなど)の意の通りに活動はするが、バキシム自身が『A』で見られたような知的な行動を取ることはほとんどない。
また、『メビウス』以降の作品においては、バキシムの十八番である「空を割る能力」をドラゴリーやベロクロン、エースキラー(メビウスキラー)、バラバも使用している一方で、バキシム自身も腕からバルカン砲を連射したり、背中の結晶体をドクンと脈打たせた後に両腕から放つ赤い破壊光線『バキシクラッシャー』を発射する能力を得ている。また、頭部の誘導ミサイルは「ユニコー・ボム」という名称が与えられ(由来はおそらくユニコーン+ボム(爆弾))、『ウルトラファイトビクトリー』では発射しても即座に次のミサイルが装填されるため単発式から連続使用が可能になっていた。
ウルトラマンメビウス
第24話「復活のヤプール」に登場。
『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』で封印から解かれたヤプールが最初に蘇らせた超獣。
空を割って登場後、GUYSのリュウ隊員を誘拐し、彼にヤプールの怨念を植え付ける。
そしてメビウス(ミライ)にヤプールに乗っ取られたリュウを殺害させ、彼の戦意を奪おうとした。
超獣としての正体を現した後はメビウス相手にも真っ向から圧倒し、ロックオンシステムすら細工されたためGUYSの援護すら届かない状況に陥るが、最後はマニュアル操作のガンウインガーとガンローダーで至近距離から攻撃をぶち込むという荒技で体勢を崩された隙を突かれ、メビウスブレイブのメビュームナイトブレード・ブレードオーバーロードでぶった切られ、爆発四散した。
空を割って登場する、他者に化ける(こちらは厳密には憑依だが)、防衛チームの拠点目前での戦闘など、『A』第3話をオマージュした演出が見られる。
本作品では目に照準器を有するなどメカニック要素が強調されており、頭部のミサイル発射ギミックは丸山浩によりデザインされている。
大怪獣バトルウルトラアドベンチャー
ペダン星人と敵対するヤプールが繰り出した最初の超獣。
主人公・御蔵イオの持つバトルナイザーを強奪するべく、彼が召喚したゴモラを圧倒的な火力で追い詰めた挙句胸に誘導ミサイルを叩き込んで倒してしまうものの、ペダン星人が起動させたキングジョーブラックには全く通用せず、ペダニウムランチャーの一撃でバラバラに吹っ飛ばされて即死した。
ウルトラギャラクシー大怪獣バトルNEVER ENDING ODYSSEY
第5話「暴走の果てに」に登場。
レイとの再戦を望むメトロン星人によって操られ、空を割ってZAPを襲撃する。超獣のパワーでレイのゴモラと戦うも、レイオニックバースト状態のゴモラ相手には為す術もなく、超振動波を受けて敗北した。
ウルトラ銀河伝説
ウルトラマンベリアルの百体モンスロードで復活。怪獣墓場でウルトラ戦士やレイ達を襲撃したが、最後はグドン&テンペラー星人&テレスドン共々、ウルトラマンゼロのワイドゼロショットで倒された。
その後、ベリュドラの左の角を構成する怪獣となった。
ウルトラマンギンガS
第5話「仲間と悪魔」に登場。
本作では空を割るのではなく、円形に開いた異次元のゲートを通って現れるという出現方法になっている。
チブル星人エクセラー配下のアンドロイド・ワンゼロがモンスライブして暴れ回っていたが、バキシムのスパークドールズの中で眠りについていた巨大ヤプールが覚醒し、ワンゼロを追い出して生き返らせた。
新たな命を吹き込まれてからは再びヤプールと共に暴れ回り、ウルトラマンビクトリーと交戦。最後はビクトリウムシュートで倒された。
ビクトリーとの対決シーンは西部劇を意識している。脚本ではサム・ペキンパー風と指定されていたが、彼の特徴の1つであるバイオレンス描写はテレビでは用いづらいうえ、もう1つの特徴であるスローモーションは特撮ではすでに多用されているために効果的にならず、監督の石井良和はセルジオ・レオーネ風のカット割りを行っている。
ウルトラファイトビクトリー
ダークルギエルの死によって肉体を取り戻したバキシムが、造物主であるヤプールの配下へと戻ったもの。
惑星グアにてベロクロン、ドラゴリーと共にウルトラマンレオ、アストラを迎え撃つ。
角ミサイルでレオ兄弟を攻撃したが、レオとアストラのダブルキックでドラゴリーと一緒に倒された。
亜種
各個体の詳細はリンク先を参照。
バキシマム
アーケード版『大怪獣バトル』に登場したバキシムの強化形態。
こちらは技やデザインなど、全体的に炎のイメージが加えられている。
クグツバキシム
『ウルトラマンオーブTHE_ORIGIN_SAGA』に登場したクグツ怪獣の一体。
本作を最後に『メビウス』の頃から使われてきたバキシムの着ぐるみは撮影に使用することが不可能となり、現在はアトラクションやイベントでの展示物として使用されている。
漫画
ウルトラマン超闘士激伝
第1回銀河最強武闘大会に参加する怪獣の一体として登場。エースがヤプールを追い払ったため、野良怪獣に交じっていた。異次元移動能力でウルトラマンエースを苦しめたが、姿を現す一瞬の隙を疲れてメタリウム光線で黒焦げにされ敗退。
その後第2回大会において闘士となり、新必殺技トルネードアタックを引っ提げ再登場。本選進出を果たした上1回戦で闘士レオを撃破するという大金星を挙げるも続く2回戦で怪僧マザロンを相手にトルネードアタックを外し自滅、敗退する(後にマザロンの催眠術によって攻撃を外されたことが判明)。
その後は同期の闘士怪獣達(レッドキング、ゴモラ、エレキング、ベムスター)と共に闘士五獣士を結成し、かつての主君である首領ヤプールの軍団との戦いにも参加。活躍シーンこそ描かれなかったものの、レッドキングの台詞からかなりの奮戦をした模様。タロウからも「超獣にもエースキラーやバキシムのように善い者はいる」と語られた。
第3回大会ではエレキングとベムスター共々有象無象の選手の下敷きになって予選落ち。彼はスカイドンに乗っかられるという分かりやすいギャグ担当であった。
OVA版の声優は…なし。台詞が一個も無かった。
酩酊!怪獣酒場2nd
第57話に登場。「クビが怖い」と言うサラリーマンの愚痴に共感し、かつてエースのウルトラスラッシュで首を切られた時の写真を見せた。
ゲーム作品
ウルトラ警備隊空想特撮ゲーム
中国ステージのボス。同面の難易度はHARDだが、ステージ全体全般で怪獣や円盤が息もつかせず攻め立ててくるという意味で難易度が高いに過ぎない。
ボス怪獣としては特に強いというわけではなく、角を飛ばしてきたり火炎放射で攻撃してくる。
また普通に歩いて登場するだけで、本編のように空間を割る演出が無いのが残念。
ウルトラマンFE3
隠しキャラとして参戦。登場演出の空間を割るシーンも忠実に再現されている。
また、ウルトラモード「怪獣標本」のミッションではSランク取得に欠かせない存在として扱われており、本編のみならずゲーム本作でもその優遇ぶりが窺える。
小型ミサイルや鼻ミサイル、さらにふっとばし攻撃に使える角ミサイルといった、キャラの中でも遠距離攻撃を中心に技を揃えた珍しい性能を持っており、初見でやたらCPUがミサイルを乱射して近づけずに苦戦したプレイヤーも数知れず。
…と、ここまでは良いのだが、問題はここからである。
バキシムに限った話ではないが、このゲーム自体CPU相手だと遠距離攻撃はほとんどの確率で避けられてしまう為、使用頻度が少ないのが致命的であり、いざ操作してミサイル攻撃使うと、CPUに簡単に読まれて避けられる→逆に相手から遠距離攻撃を喰らう…の繰り返しがしょっちゅうで、もたもたしてるとあっという間に自分がピンチになる事も(上述の「怪獣標本」では、能力の補正が付いたウルトラマンとは相手が悪すぎるため、苦戦は必須である)。
なので、素直に近距離から戦うのが、最適な攻撃方法である。
こうなるとバキシム特有のミサイルは飾りになってしまうのがオチだが、唯一強みとして相手を一瞬気絶させる火炎放射が頼りになる所だろうか。
ウルトラマンFighting Evolution0
復活したヤプールによって100体量産されて登場。ほとんどが雑魚であるが、一体だけレッドキング/ブラックキング/エレキングのスピリットで強化されており、エースを苦戦させたが、初代マン/セブン/ジャック/タロウ/レオ(のいずれか一人)に敗れた。
20年後、光の国付近に生き残りと思われるスカイドン、ザラガス、ギエロン星獣で強化されたバキシムが出現。一度はその戦闘力でメビウスを敗るが、ウルトラ兄弟と訓練を重ねたメビウスに倒された。
この戦いでメビウスは地球に派遣するに相応しい戦力と見なされ、メビウスの第1話に繋がっていく(と言っても、本編とは矛盾する設定であるが)。
大怪獣バトル
名称/数値 |
---|
アタック/600~1100 |
ディフェンス/400~1000 |
スピード/300~800 |
パワー/500~1300 |
必殺技(属性)/威力 |
バルカン連射/2300~2500 |
火炎放射(高熱)/2300~2900 |
角ミサイル/3700 |
バキシクラッシャー(高熱)/3500 |
第2弾からFE3の流入として参戦。
NEO第5弾でベロクロンが参戦するまでは唯一のヤプール製超獣枠であった。
アタックの数値が高く引き替えにディフェンスが低い攻撃特化型なのがEXまでの特徴であったが、NEO第5弾ではウルトラマンメビウス劇中で披露した光線が新必殺技として新たに収録された上に、さらに弱みだった守りが上方修正されてバキシムファンとしては嬉しい知らせとなった。
NEO第7弾ではゲームオリジナル強化キャラであるバキシマムが参戦して注目を浴びたのだが、その一方で強化前である通常のバキシムの影が薄くなりつつあったので、微妙な心境を表したファンもいたとか。
ウルトラマンフュージョンファイト!
第4弾から参戦し、第6弾までオーブクリスタル付のカードとして育成を行うことが出来た。
また、必殺技の名称が角ミサイル→ユニコー・ボムに変更された。
ウルトラ怪獣バトルブリーダーズ
名称 | 詳細 |
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レアリティ | ★★★ |
攻撃タイプ | 近距離 |
弱点 | 氷 |
覚醒 | 対応 |
分類 | 怪獣 |
入手方法 | 限定マーケット |
固有スキル(空間を裂く超獣) | 自分以外の味方のHPが0になった時、倒した相手の周囲に移動する。2ターンの間、必殺技攻撃力・攻撃力・命中率が大アップする。次のフェイズ終了時まで、(味方生存時のみ)潜伏する。(覚醒) |
期間限定マーケットで参戦。
属性は『力』。固有スキルはチームの怪獣が倒されると必殺技(覚醒では命中率も含める)が大幅強化されて、瞬時に相手を倒した怪獣の前に移動するという本編の空間移動を再現したスキル。
その為、ウルトラヒーローを始めとした強力なチームを相手に発揮される能力なので、いかに勝利へ導くために活用するかブリーダー(プレイヤー)の腕が試されるキャラである。
ちなみに必殺技はメビウスで使用されたものなのだが、名称が何故かバキシクラッシャー→赤色レーザーに変更されている。
フュージョンファイトではカッコよく変更されたのに…。
ライブステージ
ウルトラマンフェスティバル1998
とある惑星にてウルトラマンエースと対決。
尻尾や棘の付いた腕での打撃でエースを苦しめたが、最期はメタリウム光線で引導を渡された。
ウルトラヒーローズEXPO THE LIVE ウルトラマンゼット
バット星人に生み出されたクローン怪獣として登場。
ウルトラマンゼットと戦っていたが、戦闘を引き受けたウルトラマンエースのパンチレーザー、バーチカルギロチン、そして至近距離のメタリウム光線という殺意の高すぎるコンボを浴びて爆散した。
なお、この時のエースは『Z』の時と同様に技名を叫んでいるのが特徴。
ムキシバラ星人
漫画ULTRAMANのゲーム化作品「BE ULTRA」に登場するバキシムをモデルとした宇宙人。
腕や胸の発光体、蛇腹状のボディにバキシムの意匠が見られるが、浮遊した円錐状の足とエメラルドグリーンのビット、前衛的芸術を思わせる無機質な顔など元ネタからかけ離れたシャープなフォルムが特徴的。ULTRAMAN関連作品ではヤプールは主人公たちの味方である為、ヤプールとは全く関係のない赤の他人と見るべきか。
腕からは元ネタ同様に火炎放射を、必殺技ではバキシクラッシャーと思われる赤紫色の火炎を放つ。
名前の由来はバキシムのアナグラム。
余談
超獣の中でもトップクラスの人気と知名度を誇り、ウルトラシリーズ全体でも上位に食い込んでおり、幾度も再登場を果たしている。
名前の由来は「(イメージコンセプトの)牙の生えた芋虫」→「キバムシ」→「ムシキバ」→逆から読んで「バキシム」。
『大決戦!超ウルトラ8兄弟』以前に企画されていた『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟2』の続編作品では、日本各地に現れる怪獣軍団の1体として登場。エースに倒された後、ヤプールの力によってタイラントや他の怪獣軍団と合体し、グランドタイラントとなる予定だった。
初登場時のスーツアクターは河井徹。オープニングのクレジットは「超獣」で、これ以降に登場する超獣も同様のオープニングのクレジットとなっていることが多い。
鳴き声は後に『ウルトラマン80』のギマイラに流用された。また、『メビウス』以降の鳴き声にはなぜか『マリオカート64』のクッパの鳴き声も使用されている。