概要
漫画『ULTRAMAN』をベースとしたゲーム『Be_Ultra』(先行登場作)およびスピンオフ小説『ULTRAMANSUIT ANOTHER UNIVERSE Episode:ZERO』に登場する宇宙人。
人間の首に当たる部分に長い一本の赤い角が生え、芋虫のような節がある4メートル程の華奢な体躯が特徴的な異星人。角の中には四つの脳がある。顔は恐らく首元の赤い筋がある部分だと思われる。胸にはバキシムの背中のような結晶体、背部には緑色のトゲ状の4つのビットが確認でき、丸みを帯びた両腕はバキシムよろしくトゲが生えている。足は円錐状に尖っており、本体からは切り離されている。
デザインの雰囲気的にはアイアンなどに代表されるミラーマン怪獣に近いものがある。
ムキシバラ星は非常に高度な文明を持ち、高い科学力を持つがほかの惑星との交流を持たない不明な点が多い惑星である。
空をガラスのように割って空間を移動し、追尾機能のある棘ミサイルや右手からの火炎放射を武器としている。また複数の異星人を配下や過去に滅ぼしたマゼラン星の遺伝子を改造した人工生命体マヤを特殊工作員として所持している。チュー吉ことZEROの故郷を岩鉄城で攻め滅ぼしたのも彼である。
戦闘時にはトゲと甲殻に覆われ、太い手足と長い尻尾、鋭い一本角を持った頭部、猛禽を思わせるクチバシを持つ専用バトルスーツ「バトルキネマティックシステム」を着用する。
他にも巨大戦力としてレギオノイドや超ド級戦艦「岩鉄城」を持つ。
性格は卑怯かつ慎重などんな手を使おうと確実に相手を倒す方が効率的だという考えから、悪辣な作戦も躊躇なく実行する。
その一方で非常に警戒心が強いため、完全に支配下に置いた存在でなければ居城に辿り着けないようにしており、身を守るために分子数子分の厚みしかない薄膜状の空間断層「次元シールド」を周囲に張り巡らせている。
しかし、感情に流されやすいところがあり、マヤの裏切りを受けて半狂乱になり、岩鉄城でマヤらを徹底的に潰そうとするが、ワイドショットとEXライフル、スペシウムソード、ゼロランス、メタリウムハンマー、スペシウム光線と必殺技をこれでもかと叩き込まれて叩き込まれて轟沈させられ、死に際に炭素系生物の肉体だけを消滅させるマゼラニウム爆弾を乗せた円盤の自爆スイッチを押した。しかも、爆弾本体は次元シールドで覆われているだけでなく、アナログ操作でないと円盤を操作できないようにするという悪辣さである。マヤの操縦で地球での爆発は防がれたが、肉体は失われてしまう(魂はZEROのゼロスラッガーで回収されたが)。
バキシムをモデルとしていながら、役割はほぼ原作のヤプールである。
EPISODE:ZERO編でのボスだが、黒幕ではない。
というのも進次郎のようなウルトラマン因子の保有者を狙う勢力の駒でしかなかったからだ。
その存在はマルチバースを征服しようとする存在で、現時点では名前は明らかになっていないが、四天王と呼ばれる強力な配下や、ダークゴーネを傘下に置いていた事から相当強大な存在である事に違いなく、恐らくは(当世界観における)エンペラ星人やレイブラッド星人が正体ではないかと思われる。
トガラメ星人
両手が鎌状になっており、腹部の口から舌を出している単眼の異星人でムキシバラ星人の雑兵として運用される。
6年前に諸星の育った施設を襲った他、別個体が薩摩次郎を襲撃しており、両者にとっては因縁深い存在である。
関連タグ
バキシム…元ネタとなっているキャラクター。