「我が軍に逆らうとは、愚かな者達です」
データ
別名 | 暗黒参謀 |
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身長 | 52m |
体重 | 4万5千t |
出身地 | 不明 |
CV | 川下大洋 |
概要
ベリアル銀河帝国の2大幹部の一人で、敬語でしゃべる知略に長けた策謀派幹部。
闇の中に潜り込む能力を持っており、様々な武器に変形する腕で相手を攻撃する。
武器は、特殊合金をも容易く切り裂く「フックネイル」を変形させた剣「ゴーネブレード」や腕の中から出す絡めとった相手に電撃を流したりエネルギーを奪う事の出来る「ゴーネビュート」(奪ったエネルギーは「ゴーネエネルギーコア」に貯蔵され、「エネルギーチェンジ器官」により活動エネルギーに変換される)。胸の発光体から出す「ゴーネビーム」。口からは破壊音波「ゴーネヴォイス」を発する。(こちらは未使用。)
また、視力は暗黒空間でも物体をはっきりと認識でき、暗黒細胞体の働きにより、並大抵の攻撃ならば即座に再生してしまう。
ブリガンテ艦隊を指揮し、ベリアル銀河帝国に反抗している炎の海賊を大量のレギオノイドと共に襲撃するが、ウルトラマンゼロとグレンファイヤーの活躍でレギオノイドが全滅したため一旦退散する。
その後はゼロ救出のために要塞に侵入してきたジャンバードを襲撃し、エネルギーを奪って危機に陥れるがナオが搭乗してジャンボットに変形されると戦闘に突入。
ゴーネビュートでエネルギーで電撃を加えて苦しめるが、バトルアックスでビュートを切断され、最後は「必殺・風車」で一刀両断され倒された。
派生作品では
ロストヒーローズ2
原作同様ベリアル軍の幹部として登場。
ウルティメイトフォースゼロ3人がかりでも倒せないほどの強敵として描かれており、デビル・キューブではスタジアムの警護を担当、ヒーローたちによってようやく倒された。
ULTRAMANSUIT ANOTHER UNIVERSE
8U編で登場。メカテレスドンⅡ世、ホタルンガ、ギランボの事件に一枚噛んでいるとされる異星人。
慇懃無礼な口調で話すのは原作と変わらず、地球と同位相に隣接する特殊空間に自由に行く事のできる種族で(原作の影の中を移動できる能力のオマージュか)、かつてZEROに宿る異星人「チュー吉」の故郷を滅ぼした『帝国』という巨大な勢力に属しており、ある計画のために「レーテ」に恐怖の感情を収集していた。恐らくはムキシバラ星人のような『皇帝』の配下だと思われる。
計画の仕上げとしてムルロア星からスペースモスを放流し、世界各国のインフラを麻痺させただけでなく、キングカッパーやグランドキングといった異界獣を出現させて絶望と恐怖を煽り、「レーテ」から暗黒のSUIT「DARK_ZAGI」を生み出した。
SEVEN、TIGA、ZERO、ULTRAMAN、JACK、ACE、TARO、ZOFFYの八戦士を相手に時間を止める能力や対象の心を除く能力で圧倒、時空歪曲点からガタノゾーアを招来しようと目論むが、ZEROの解放した時空復元力とのぶつかり合いの末、過去の上海へ飛ばされる。
そして過去のACE、MAN、TIGA、SEVENを加えた12大戦士の何度でも立ち上がる姿に希望を与えられたデュナミストらの声援によって絶望や恐怖の感情の蓄積を阻害されただけでなく、未来を知ったEVIL_TIGAらに謀叛を起こされる。
最後の手段としてガタノゾーアと融合して世界を滅亡させようとするが、世界中から集まった光の力で過去の自分と融合した8人のウルトラマン(そのうち、TIGAは金色の姿に、ZEROは時空復元力超解放モード「ZERO_SUIT/SH」に変身している)の一斉攻撃を受けて敗れた。
尚も脱出を試みるも、EVIL_TIGAらに道連れにされて消滅した。
余談
- モデルは、ジャンボーグAに登場するグロース星人の幹部格『ゴーネ』。だが、かなり非生物的な外見をしている。
- ショーで描かれた前日弾では、元々はアイアロン同様ヤプールのエージェントとして雇われていたが、ヤプールを見限りベリアル側についた。
- 映画の宣伝用の設定によれば、携帯サイトの更新を担当しているらしい。
- スーツは『ウルトラマンオーブ』の劇場版『絆の力、おかりします!』に登場するガピヤ星人サデスに改造された。
- 頭部は後に『ウルトラマンジード』の劇中劇『爆裂戦記ドンシャイン』に登場する怪人:サタンゾーグへと流用された。ちなみに原典にも『サタンゴーネ』というグロース星人の司令官がいるためにそのオマージュともとれる。
- ちなみに原作にてグロース星人のデザイナーであった米谷佳晃氏は、未登場に終わった五体目のゴーネ(ジャンボーグA最終回でアンチゴーネからサタンゴーネが眠るグロース星の荒野で再び地球侵略を再び行わんと宣言したあの声の主と思われる。この声の主に関してはグロース星最高司令官という説もあるが。)を独自にダークゴーネと呼んでいたらしく、本作で偶然ダークゴーネの名前が採用された事に驚いたとのこと。