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曖昧さ回避編集

  1. 暗黒怪獣ダークロン(『ミラーマン』)本記事で解説。
  2. マグマ獣ダークロン超電磁ロボコン・バトラーV
  3. とある電波サイト。検索してはいけない言葉にも入っている。

DATA編集

別名:暗黒怪獣 (あんこくかいじゅう)
身長:50m
体重:3万t
出身地:惑星X
デザイン:米谷佳晃
デザイン原案:小林晋一郎
スーツアクター:梅田信一

概要編集

ミラーマン』第3話「消えた超特急」に登場。

インベーダーの変身した異次元怪獣。

対象を異次元空間「ダークゾーン」に引き込み、閉じ込める能力を持っている。

武器は目から出す青白い破壊光線と分身能力。


また、全身の生えている青い角の内、頭部の上2本の角は、放送当時の児童誌などではレーダーの役割を持ち、3万m先の敵を探知できるとされていた。


外部作品への再登場のそれなりにある事から、マニアの間では知名度が高い。



劇中での活躍編集

宇宙空間用ミサイル開発者前田教授を乗っていた新幹線ひかり号ごと誘拐し、ミラーマンとの引き換えを要求したインベーダーが宇宙船からの光線を受けて変身した。


ミラーマンとの戦いでは、異次元の中にミラーマンを閉じ込め、分身能力などを駆使してミラーマンを幻惑した。


その後、街で暴れ回ったが、異次元空間から脱出したミラーマンのミラーシュートを背中に受けてたおれ、緑色の炎に包まれながら死亡した。ミラーシュートを顔面に受けても直ぐに死ななかった他、ミラーナイフを初めて防御した中々にタフな怪獣である。


尚、ダークロンを倒した後新幹線と乗客は帰ってきたものの前田教授が帰還する事は無かった。


ダークロン(二代目)編集

別名:暗黒怪獣
身長:50m
体重:3万t
出身地:惑星X
スーツアクター:梅田信一

第20話「二大怪獣出現 -深海の用心棒-」に登場。

怪獣スフェノドンを用心棒に仕立て上げていたインベーダーが変身する。

砂煙のせいか体色が少しオレンジがかって見える。新たに腕の棘部分をロケットのように飛ばし武器とすることができるようになった。

ミラーマンがシルバークロスでスフェノドンを倒し消耗していた所を狙い、円盤からの光線を浴びて変身したが、そんな卑怯な手段を使った割に弱く、消耗しているはずのミラーマンに全力でしばき倒され、せっかくの棘もあっさりキャッチされて投げ返され逆に自分が刺されてしまうという形で、わずか一分足らずでやられてしまう。


その他の作品での活躍編集

レッドマン編集

Battle-001に登場。つまりレッドマンが最初に戦った怪獣である。格闘戦の末にレッドアロー爆撃で倒された。通り魔被害第一号というわけである。

また、チャンネルNECO放送版のマグマ星人による怪獣紹介のコーナーでは開口一番、後述の出自を指して「出たァ!ガロア星人だァ」と言われていた。


鳴き声はキンダーの流用。


アメコミ版編集

ダークゴーネアイアロンによって暗黒軍曹ギガクロンに再生・強化され、3体がかりでレッドマンを破る。

その後もダークゴーネとアイアロンに従っていたが、怪獣達を改造しようした所を''正義の怪獣''ベムドラに襲撃され、更に復活したレッドマンとの乱戦に突入しレッドマンを異次元に閉じ込めようとした隙をベムドラに突かれた末にレッドサンダーで倒された。


ウルトラマン超闘士激伝編集

モブとして登場。


ミラーマン 鏡の黙示録編集

1994年に発売されたスーパークエスト文庫から発売された小説「ミラーマン鏡の黙示録」ではインベーダーの生き残りであるレギオンに憑依された天乃喬生によってミラーマンの記憶から「最強の敵」として生み出したダークロンⅡが登場。

身長が60mと巨大になっているが、体重が軽くなり俊敏性も増している。


ミラーマンREFLEX編集

別名棘邪仙 (とげじゃせん)
身長1.99m
体重100kg

この作品での名称は「窮奇(ダークロン2006)」


FOCUS2「蟲毒 KODOKU」に登場。

本家とは異なり、鏡にある異界「幽世」に住む邪仙という設定。

影山鑑の同僚であった元傭兵山下(演:松山鷹志)の体に邪仙を降ろす事で人鬼となった存在で、全身が漆黒に包まれており、ドリルのような棘を生やしている。武器は稲妻のような二本の剣。しかしながら、素体となった山下自体が己が快楽の為に影山を殺した程の外道であった為、邪仙に精神を乗っ取られている様子は全くなく、ミラーマンを追い詰めるほどに戦闘力も高い。


当初は古代剣を弾き飛ばして戦闘を優位に進めていたが、ミラーマンが天井にある古代剣をミラーナイフで撃ち落とした事で古代剣が体に突き刺さり、トドメにミラーナイフで体を切り裂かれて死亡した。


名前は中国の伝承に登場する魔獣「窮奇」から。


余談編集

  • デザイン原案は、当時高校生だった小林晋一郎が『帰ってきたウルトラマン』放送当時に円谷プロに送った1クール分のストーリー原案と怪獣デザイン画の内の1つ「ガロア星人」。
    • 小林氏によると、人間型の身体をベースに突起物を付加してゆくという、キングジョーのデザイン方法を踏襲しているとの事。
    • 『ミラーマン』の怪獣デザインを担当していた米谷佳晃が「『ウルトラシリーズ』とは違う、新しい怪獣像に対して行き詰まっていた」事から、プロデューサーの淡豊昭により「これをデザインベースにする様に」と提示されたのが、上述のガロア星人である
    • これに対して米谷氏は、色調に付いての指示と腕の修正のみに留め、ほぼ原型を留めた状態のものが完成デザインとなっている。
  • 鳴き声はガボラの流用。
  • 第20話に登場する宇宙船は初代マルチ戦、初代ゴールドサタン戦の際に出現した宇宙船と同タイプ。
  • ビデオ『THEウルトラ伝説 不滅!ヒーローミュージックコレクション』では、ミラーマン及びレッドマンの主題歌に被せてそれぞれのダークロンの映像が長時間使われており(特に後者はダークロン戦オンリー)、謎の優遇を受けている。
  • キラッとプリ☆チャン』第147話ではパロディとしてダークロンを元ネタとしたメガネロンが登場している(同話にはキティファイヤーをモデルとしたファイヤーユヅラも登場)。
    • 予告編ではオリジナルと同じ黄色だったが、さすがにまずいと判断されたのか本放送では紫色になっていた。ちなみにファイヤーユヅラはアステカイザーみたいな色になっていた。

関連タグ編集

ミラーマン(特撮) ミラーマン怪獣

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