DATA
別名: | 火炎怪獣 (かえんかいじゅう) |
---|---|
身長: | 42m |
体重: | 2万8,000t |
出身地: | 惑星X |
デザイン: | 米谷佳晃 |
スーツアクター: | 梅田信一 |
概要
『ミラーマン』第2話「侵略者(インベーダー)は隣にいる」に登場。
SGMに協力する石井技師と同じ世田谷の高層マンションに住む女性を転落死させて乗り移ったインベーダーの一人。新型レーダーを開発していた石井を特殊爆弾で爆殺しており、街が一望できるマンション最上階を前線基地にする作戦(この際、最上階に住んでいた住民の何人かを大金で立ち退かせたらしい)を企てていた。だが作戦は見破られ、ミラーマンに追い詰められたため変身。そして巨大化してミラーマンと激突した。
全身を覆う燃え上がる炎の様な形状のヒレに覆われており、その身は500万℃の熱に耐えるとされる他に300万℃の高熱を発している。
武器は口から放つ破壊光線で、発射前に顔が赤く発行するのが特徴。
また身が軽く、ジャンプ攻撃も多用する。
ミラーマンにビームを浴びせて苦戦するが、2発目をディフェンスミラーで反射されて動きが止まったところにミラーナイフを受けて焼死した。
「火炎怪獣」とは呼ばれているが、火炎そのものは吐かない。
キティファイヤー(二代目)
別名: | 火炎怪獣 |
---|---|
身長: | 42m |
体重: | 2万8,000t |
出身地: | 惑星X |
スーツアクター: | 梅田信一 |
第6話「鏡の中の墓場」に登場。
鏡京太郎暗殺のため、遺体安置所にあった殺し屋の遺体に乗り移ったインベーダーが、京太郎の乗っていた車を爆発させて炎と共に変身した。
口からシャボン玉状の泡を吹き付ける。
スライザーVで両腕を切断され絶命したが、今際の際に吐いた緑色の泡でミラーマンを鏡の世界に閉じ込め、長時間鏡の世界にいると命取りになるミラーマンの弱点を突いた。
キティファイヤー(三代目)
第15話「謎の怪獣スクリーン―三大怪獣登場―」に登場。
宇宙船ジャバラのスモーク・スクリーンで投影された怪獣の一体。
実体のない虚像だが攻撃能力を持ち、目からは光線と、口からは青白い炎をそれぞれ放つ。
その他の作品での活躍
『ミラーマンREFLEX』
別名: | 邪仙 (じゃせん) |
---|---|
身長: | 199cm |
体重: | 100kg |
この作品での名称は「朱厭(キティファイヤー2006)」。
FOCUS2「蟲毒 KODOKU」に登場。
城南工業大学の研究員緋呂亜佐美に取り憑いた邪仙で、青い炎のような姿をしている。
人鬼と化す前に百襲に祓われて消滅した。
『ミラーマン2D』
インベーダーの幹部『八鬼』の1人。ミーティングを欠席するなど協調性の欠けた性格。
26年前にインベーダーの新たな指揮官となったらしい。
「人間が好き」と言いながら「侵略による人間世界の破滅に人間自身も参加させてあげなければ可哀想」と語るなど偏執的な思想の持ち主。
他の八鬼に比べ怪人態の体格・体型は人間のそれに近くボディラインは女性的。両手足は炎を象ったような形状の甲殻に覆われ、最大の特徴である炎は背面で燃え盛っている。
頭部には一対の大きな角を生やし、ラクササやランダなどのインドネシアの鬼神面を思わせる顔をしている。仮面は下っ端を除き同作のインベーダーの共通した特徴だが、他の個体は表情に変化があるなど飽くまで「仮面のような顔」であるのに対し、彼女(?)の場合は鬼の口よりやや下の位置に唇がある、鷹揚に喋っていても表情が変わらないなど本当に仮面を着けているような描写がされている。
余談
- デザインモチーフはヒトデと炎。
- 造形は高山良策が担当。
- 鳴き声は、初代はアイアンが尻尾でミラーマンを挟み込む時の音、二代目及び三代目はガボラの流用。
- 『ミラーファイト』では、ナレーターからキテーファイヤーと呼ばれている。