「美しいものなど壊れろォ!割れろォ!消えてしまええええええい!!」
データ
身長 | 51m |
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体重 | 5万トン |
別名 | 鋼鉄将軍 |
出身地 | 不明 |
CV | 若本規夫 |
概要
カイザーベリアル率いるベリアル銀河帝国の2大幹部の一人で、帝国随一の武闘派。
粗暴な言動をし、理由は不明だが美しいものに対しては異常なほどの憎しみを燃やす。(これでもアイアロンブレインと呼ばれる脳を二つ持っている設定である。頭が回らないという訳ではないのだが…。)
体は非常に頑丈で、並大抵の攻撃では傷一つ付けることはできない。必殺技は、頭部の発光体から発射する衝撃波「アイアロンソニック」。近接戦では両手から生えた鋭い爪「アイアロンネイル」と二股に別れた尻尾「ビュートテール」が武器となる。また、体内にある「ショートワープコア」を使ってテレポートが可能。(出典:「ウルトラマンオフィシャルデータファイル」)
カイザーベリアルに対する忠誠心は高く、ウルトラマンゼロが発射したワイドゼロショットから身を挺してベリアルを庇った。
ミラーナイトの故郷である鏡の星を攻撃した後、要塞の中にゼロを救出するためにジャンボットと共にやってきたミラーナイトと対決する。
頑丈な体と怪力で善戦したが、一か所に集中的に攻撃されるのは弱く、ミラーナイフが当たった部分に傷が入ってしまい、それに気づいたミラーナイトがディフェンスミラーで周りを取り囲み、シルバークロスを反転させる集中攻撃をされたため体が耐え切れず、シルバークロスが体から顔の半分まで貫通し、倒れて爆発した。
ミラーファイト2012
ミラーマン誕生40周年を記念して制作された本作にも2回登場。
第1話では、ウルトラマンランドのボールプールを外に持ち出そうとしたところをミラーマンに止められ、レギュラン星人と共にミラーマンを倒そうとする。
ミラーマンを追いかけまわすが、ステージの外に出て見えなくなるという手を使われたため戸惑っているところをステージ外に投げ出され倒された。
続く第3話ではなぜかファイヤーマンのドリゴラスと取っ組み合いをしているところを立ち上がってきたミラーナイトに突然肩を叩かれ振り向いたところに手刀を叩き込まれ倒された。
第5話ではミラーマンを襲撃したところ、ミラーナイトのシルバークロスで爆殺される。これに対してミラーマンはミラーファイトをわかっていないと説教を始める(先輩格のレッドマンは光線技を使って怪獣を倒したことがあるのは内緒である)。
ロストヒーローズ2
ベリアル軍の手先として登場。コロニー・キューブに出現し、ダークロプスゼロを倒したゼロらの前に現れるが、レオゼロダブルフラッシャーを浴びて仰け反り、ヒーロー達の撤退を許してしまった。
その後、ウルティメイトイージスを保管庫に取りに戻ったヒーロー達が戻るまでの時間稼ぎを請け負ったリゼル部隊と交戦、彼らと交代したヒーロー達と戦い、圧倒的な装甲と火力で優位に立つが(なので一定ターン経過で戦闘は強制終了する)、チャージ完了したファイナルウルティメイトゼロを受けて倒された(これが原因なのか、アークベリアルにファイナルウルティメイトゼロでトドメを刺すシーンがない)。
さすがは鋼鉄将軍。それでもなんとか生き延びており、デビル・キューブでは今度こそヒーロー達の息の根を止めるべく、戦いを仕掛けたが敗れた。なのでミラーナイトがトドメを刺す展開はない(ヒーロー達がアイアロンの戦いを引き受け、ウルティメイトフォースゼロに先を行かせた為である)。
余談
- モデルは、ミラーマンに登場するアイアン。(背中に発光体があるので厳密にはアイアン2代目がモデルと思われる。)
原作における立ち位置は本作のような幹部クラスの強大な存在ではなく、あくまでインベーダーが変身する怪獣にしか過ぎない。アイアロンの場合は原作同様に怪獣として扱われるのか、宇宙人にカテゴライズされるのかがややこしいところである。
- アメコミ版レッドマンの描写によればダークロンを強化再生したものが「暗黒軍曹ギガクロン」となっている為、アイアロンもまたアイアンを強化した個体なのではないかと推測される。
- トライスクワッドボイスドラマでも他の円谷作品に登場した宇宙人との絡みがある辺り、ありえない話ではない。
- ショーで描かれた前日弾では、ダークゴーネと共に元々ヤプールのエージェントとして雇われていたが、ヤプールに捨て駒扱いされ、ベリアルの執念に惹かれたことによりヤプールを裏切り、ダークゴーネと共にベリアル配下に加わったことが描かれている。