ウルトラマンランド
うるとらまんらんど
三井グリーンランドに併設された円谷プロが経営していたウルトラシリーズのテーマパーク。
メリーゴーランドなどの遊園地らしいアトラクションの他、TDG三部作で実際に使用された車両(シャーロックやぜレット、ベルマンなど)の展示などを行なっており、園内のレストランでは来場者の誕生日にコック服を着たウルトラ戦士がお祝いしてくれるサービスもあった。
三井グリーンランドと併設している縁故か、平成ウルトラシリーズでは度々グリーンランドがロケ地になる事があり、ウルトラマンランド自体もミラーファイト2012のロケ地に選ばれている。
また、熊本県限定でテレビCMが流れていた為、一種の地元チェッカーにもなっている。
ウルトラマンティガの放送が始まった1996年に開園したものの、売上の低迷が続き、惜しくもウルトラマンギンガが放送されたばかりの2013年9月に閉園した。ちょうどこの時期は円谷ジャングルが閉店するなど関西の大手オフィシャルショップが閉店するなどの不運に見舞われていた。その後、ウルトラマンギンガから続く新世代ヒーローズがウルトラ人気を再燃させた事を思うと皮肉なものである。
現在、主流となっているウルトラマン専門のテーマパークは静岡県のぐりんぱ内にある「M78ウルトラマンパーク」となっている。
このテーマパークの目玉。広大なステージでウルトラヒーローと怪獣達とアクションを繰り広げる。
最大の注目点はウルトラマンフェスティバル同様にアトラクション用スーツが充実している事にあり、今現在も再登場していない怪獣達が所狭しと暴れてくれる。それだけではなく、ウルトラシリーズ外のヒーローや怪獣が登場する事もある。
円谷のテーマパークらしく、レオが酔っ払うギャグ回や、悪トラマンとウルトラヒーローが共闘する胸熱回があったりとバラエティ豊かな作風であり、子供達だけでなく、お兄さんやお父さん世代も楽しめる内容になっている。
ちなみに来場者の証言によれば、ウルトラマンネクサスの形態ではジュネッスブルーが登場する確率が一番高かったとか。映像作品によく出てくるジュネッスとは大違いである。
また、新世代ヒーローズに先駆けて既存宇宙人のバリエーション違いが登場する事もあり、確認できた範囲ではフック星人の子供や女性のレイビーク星人が登場した。