データ
第9話「東京の崩れる日」に登場。
概要
新建材が燃える時に発生する化学物質・PG-500を吸収して体質変化を起こした巨大な羽蟻。
外見はクロアリに近いものの、後述する生態はむしろシロアリのそれである。
とにかく食欲旺盛で、東京の高層ビルの新建材を次々と食い荒らして倒壊事故を多発させ、ZATがばらまいた殺虫剤噴霧装置すら食べて駄目にしてしまった(この時の状態でも無駄にでかくて気持ち悪い)。そのため、存在が発覚するまでビルの設計を担当した建築士はミスを疑われ、ノイローゼに陥ってしまった。
群れで飛び立った時、コンドル1号の火炎放射攻撃を浴びせられて、そのショックで億単位の羽蟻の大群が合体して誕生した。
口からは火炎とアントネラ酸という蟻酸を吐き、レーダーになる触角からは電撃を発射し、両手のカッターは高層ビルすら切断する。羽を使って空中をマッハ6で飛べる。
ウルトラマンタロウとの戦いでは、ストリウム光線すら寄せつけないほどの頑強さを見せたが、ウルトラシャワーで油らしき液体をかけられたところにファイヤーダッシュを喰らって爆散した。
客演
『ウルトラマンSTORY0』
惑星オズの土着生物として人間サイズの個体が登場。体毛が無く、兵隊アリのような姿をしている。
『ウルトラマン超闘士激伝』
辺境惑星セントール星の開拓民として登場している。
『酩酊!怪獣酒場』
第43話にて遊園地のアトラクションで順番待ちをしている客として登場。
『ウルトラヒーローズEXPO2020』
東京ドームシティプリズムホールを襲った怪獣軍団との一体。このステージで初めてタロウの息子であるタイガとのドリームマッチが実現した。
ウルトラ6兄弟のうち、屈指の戦闘力を誇るゾフィーとタロウを相手に連戦させられるという苦行を味わわされた。
なお、対決時の背景はそれぞれ小惑星と工業地帯となっている。前者はタイラント戦、後者は改造超獣軍団との戦いを意識したものと思われる。
余談
鳴き声はゴモラのアレンジ。
着ぐるみはバサラに改造された。
羽根は次回に登場した再生デッパラスについた残骸の一つとして腹に塗装されて付けられた。
関連タグ
アリブンタ:同じく蟻モチーフの超獣
カイザードビシ:小型の昆虫怪獣が合体して誕生した繫がり