改造巨大ヤプール
かいぞうきょだいやぷーる
「愚かな人間どもめ!同じ過ちを繰り返すほど、わしの頭は悪くはないぞ!」
別名 | 異次元超人 |
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身長 | 50m※ |
体重 | 8万2千t※ |
出身地 | 異次元 |
CV | 高田裕史 |
※カタログスペック上はこうなっているが、乗っている宇宙船のサイズからすると等身大としか思えない。単に巨大化時のデータを記載していたのか、あるいは船内自体がある種の異次元空間だったのか……
ちなみにヤプールの生き残りで改造巨大ヤプール同様に宇宙船でやってきて、人間の子供に変身可能なコオクスも似たようなカタログスペックだったりする。
第29話『ベムスター復活!タロウ絶体絶命!』、第30話『逆襲!怪獣軍団』に登場。
ウルトラマンAに倒されたヤプールの細胞がウルトラ一族に対する怨念(残留思念)から再集結し、復活した姿。
しかし地球侵略を目的としている点は変わらない。
「改造」だけに腹部にある毒針が10倍の毒性になるなどのパワーアップを果たしているらしいが、今回は直接戦わず、自身の姿を象った母船『ヤプール宇宙船』に乗ったまま手下の怪獣3体(改造ベムスター/改造サボテンダー/改造ベロクロン二世)に指示や援護を行う。ちなみにこいつらの指揮に使う杖には怪獣を甦らせる力があるそうな。
地球へと襲来後、数少ない地球の天然ガス資源を根こそぎ奪うため、対タロウ戦やZAT戦を考慮して徹底的に強化しまくった改造ベムスターを送り込み、街を蹂躙。
ZATやタロウを破った事に満足すると、一時改造ベムスターを回収する(そういう時こそ追撃して叩き潰…さないのがお約束)。
後日、改めて改造ベムスターで街を蹂躙していたが、タロウに依存する子どもたちの心を正そうとする海野青年の大活躍により、改造ベムスターが追い詰められる事態に。焦ったヤプールは彼を殺害しようと改造サボテンダーを招集するも上手く行かず(というより邪魔だとばかりに突き飛ばしている始末)、ZATやタロウまで出撃してきたものだからいよいよ平静を欠いたヤプールは、最後の切り札である改造ベロクロン二世を召喚。
だがZATの猛攻の前に結局3体ともやられ、一目散に逃亡を図るが、タロウに見つかってストリウム光線で宇宙船諸共爆破されてしまった。
児童誌特有の裏設定は結構ボロクソに書かれている。「自身にも強化改造を施し、頭に宇宙金属を移植して強化を図った」という記述はまあ無難なところだが、Aとの戦いで悪くなった頭は直らなかっただの(復活前はよく働いていたらしい)、Aとの戦いで崩れた顔を整形して直そうとしたが失敗してしまい、以前より醜くなってしまっただの。改造ヤプールは泣いていい。