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レギュラン星人

れぎゅらんせいじん

レギュラン星人とは、特撮番組『ウルトラマンティガ』及び『ウルトラマンダイナ』に登場した架空の宇宙人である。肩書きは悪質宇宙人。
目次 [非表示]

「家族など足手まといだ。必要ならまた作ればいい」

DATA

悪質宇宙人  レギュラン星人

別名悪質宇宙人
身長2.4m~60m
体重180kg~5万2千t
出身地ネメシス星雲第四惑星レギュラン星
CV桑原たけし

概要

第7話「地球に降りてきた男」に登場。

ネメシス星雲第四惑星レギュラン星出身の宇宙人。

主な戦力は両手から放つ怪光線、破壊光弾、捕獲光線。自身の周囲の重力を弱めて空中浮遊や飛行を行う。

ハンドスラッシュを躱すほどに身軽。


自分の身を守る為なら仲間でも裏切る卑劣な性格で、宇宙ステーション・デルタの破壊と地球侵略のために宇宙船で飛行中、宇宙船の故障のためデルタに激突しそうになり、妻子や同胞を見捨てて、小型宇宙船・スペースバルケッタで一人脱出する(宇宙船はデルタのヴァルキリー砲によって破壊された)。

レナからもその事を糾弾され、ブチギレるどころか記事冒頭のセリフを吐いたり「地球人を殲滅すれば卑怯者の汚名は消える」と開き直るなど性根は腐り切っている。


脱出後、地球にて(自ら見捨てたことを隠して)「宇宙船の破壊と、同乗していた妻と娘の復讐」を名目にヤナセ技官(演:荒木しげる)に迫った(ヤナセ技官も自らに非があると認めてはいたが、真実を知ると怒りをあらわにしていた)。地球人の頭から侵略情報を奪い取るだけでなく、自身のホログラムを作り出して相手を攻撃することも可能。


アサミヤ技官を殺害して自身の宇宙船にヤナセや娘のレナを拉致し、レナを磔にして電気ショックを浴びせて「地獄の苦しみ」を味わわせようと企んだが救援に駆けつけたGUTS隊員らによって阻まれ、自分の星に帰ろうとして失敗すると腹を立てて巨大化、ウルトラマンティガに戦いを挑んだ。


ティガを空中戦で仕留めようとするが敵わず、スカイタイプのハンドスラッシュで光弾を相殺されてウルトラ・ボディーアタックで地上に叩き落され、負けそうになると降参した振りをしながら風車を凶器にして不意打ちを仕掛けたりするなど、ティガを圧倒するが、レナとヤナセが操縦するガッツウイング1号の攻撃で形勢逆転。ランバルト光弾(光線タイプ)との打ち合いに負けて消滅し、宇宙船もガッツウイング1号のミサイルで破壊された。


この回のラストは、ティガの世界の地球人類が宇宙開拓時代に入ることを示唆しつつも次のように締めくくっている。

「家族や仲間との絆を失った者による宇宙開拓はもはや開拓ではなく、ただの侵略者になってしまう危険性があることを我々は忘れてはなりません。開拓者と侵略者の違いはそこから始まるのです」


なお、この一件でヤナセ親子の関係は良い方向へ向かった。


ヅウォーカァ将軍

悪質宇宙人  レギュラン星人  ヅウォーカァ将軍

身長:2.6m
体重:200kg

第42話「うたかたの空夢」に登場。

自称「宇宙の嫌われ者」。

先代と比べるとやや頭頂部が短い。

風車を持った自身のソフビ人形を持っている。また3体がかりで変身前のアスカを袋叩きにしている。


スーパーGUTSナカジマ隊員が開発した「スペシウム砲」のサンプルを運ぶ、アスカとマイを妨害する。通信をジャックして隊員たちに語りかけたが、無視されてしまう。無視された事に怒ったヅウォーカァ将軍は、火星に向かうアスカとマイが乗ったシャトル撃墜の為に円盤群でグランドームを襲撃するも失敗し、巨大隕石地球に降り注がせる「石ぶつけ作戦」を決行するが、TPCが開発した巨大ロボ・マウンテンガリバー5号と、ウルトラマンダイナの活躍によって阻止され、円盤諸共ソルジェント光線で爆砕された。


しかし、この出来事はアスカ・シンの夢であり、実際に存在していたかは不明。

エンディング『ULTRA HIGH』では「ウルトラ・ハイ!」の歌詞に合わせガッツポーズをとるコミカルな一面も見せた。


なお名前の由来は宇宙戦艦ヤマトズォーダーから。

ちなみにスーツは先代の改造やリペイントではなく新規に造形された物である。


その後の作品での登場

ウルトラマンライブステージⅡ 宇宙恐竜最強進化!

クローンゼットンの造り主という設定で登場。配下にゴメスタイラントを使役している。

基本的にゼットンブリーダー昭和宇宙人が多いだけに異色の人選である。


ウルトラ忍法帖

朧党の忍獣「零岌乱」名義で登場。初登場回はティガが参戦した回であり、同じ悪質宇宙人であるメフィラス星人との共演も実現。

八百屋から盗んだナスで作った漬物でメフィラスに取り入ろうと画策するなど本家譲りの小物。

原作同様にティガに倒されてしまったが、のちに罵流丹と共に元祖朧党を立ち上げた。

何気にそれぞれの世代の1号ウルトラマンが最初に戦った宇宙人コンビである。


ミラーファイト2012

第1話「ウルトラマンランドの決斗」に登場。

ウルトラマンランドに展示されていたマシンシャーロックに触ろうとしていたところをミラーマンに乱暴に阻止され、ボールプールボールを外に出そうとしたアイアロンと結託してミラーマンを倒そうとする。アイアロンがミラーマンの攻撃を受け止めたのを見て自分も真似したがアイアロンほど頑丈ではないためやっぱり痛く、不意を突かれて逃げたミラーマンを追いかけたがミラーマンがステージ外に出て身を隠したため見失ってしまい、アイアロンと一緒にステージ外に投げ出された。


ウルトラ銀河伝説

ベリュドラの左腕を構成する怪獣の一体として登場。


ウルトラマンオーブ

侵略者たちの夢

第22話『地図にないカフェ』にて写真のみ登場。

ブラック指令の営むカフェブラックスターの常連客だったようで、店内のメッセージボードには「最高の仲間達に乾杯」というメッセージが残されていた。仲間をも平気で裏切るティガの時の描写を考えると皮肉なメッセージであるが、もしかすると、この個体は仲間を大切にする義侠心に厚い性格の持ち主だったのかもしれない。


他の宇宙人同様に、地球侵略を諦めて、去って行ったと思われる。


人間態は眼鏡をかけ、ヒゲを生やした男。


ウルトラ怪獣バトルブリーダーズ

スカイタイプと戦ったためか属性は「速」。

攻撃手段は手からの破壊光弾で、本作から破壊光線に「クラッシュビーム」という名前が付けられた。


余談

デザインモチーフはたまたま食べていた鮭弁サケの赤身と皮で、デザイナーの丸山浩は子供の頃からイメージしていたという。


『ダイナ』第42話で監督・脚本を担当した川崎郷太はレギュラン星人を登場させた理由について「新しい宇宙人だとその説明をしなければならない」という理由のほか、「一番変なことをやりそうだったから」という点を挙げている。


当時はガメラ3雨宮慶太作品などの撮影と重なった都合で操演スタッフが足りず、円盤や隕石を上から落すという手法で撮影した。


よく「紫なのがティガ版で赤いのがヅウォーカァ将軍」と言われるが、ミラーファイト2012では色が赤い個体が普通のレギュラン星人と呼ばれているため、非公式のものと思われる。実際、ティガ本編の個体も純粋な紫よりは赤めの色合いだったり、夢オチとはいえ「うたかたの空夢」に出てきた通常のレギュラン星人の個体はヅウォーカァ将軍とほぼ同等の色合いである。そのため、あくまでティガ版とヅウォーカァ将軍の色分けが明確なのはソフビ人形だけとなる。


『ティガ』第7話では、ヤナセ・オミ技官役に『仮面ライダーストロンガー 』の主人公城茂役で知られる荒木しげる氏が、ヤナセ技官の同僚でレギュラン星人に殺されたアサミヤ・シゲキ技官役に『機動戦士ガンダム』のシャア・アズナブル役で知られる池田秀一がそれぞれ出演している。


SSSS.GRIDMAN』では新条アカネがSNSのアイコンとして使用している(自作イラスト)。色が赤よりのため、モデルはダイナのヅウォーカァ将軍だと思われる(上述したように色の差別については曖昧だが、他の怪獣のソフビ人形を所持しているアカネであるため、ソフビ版の色分けに忠実でもおかしくはない)。

レギュラン星人

自称「宇宙の嫌われ者」だの「うたかたの空夢」だの、アカネがアイコンにしているのはなかなか皮肉が効いているとも言えなくもないが……。


声を演じた桑原は以前にも『ウルトラマンタロウ』のオルフィの声を演じている。


一部の漫画版(TONY WONGらによるウルトラマンティガの漫画版など)ではかなりデザインが異なっており、バルタン星人をシャープにしたような観た目になっている。


関連タグ

ウルトラマンティガ ウルトラマンダイナ

ウルトラ怪獣 ティガ怪獣 ダイナ怪獣


夢オチ


メフィラス星人:同じ肩書きの名を冠する宇宙人。しかし、性格は二代目寄り。


バルタン星人:家族や同胞を連れてやってきた侵略者。こちらは「生命がわからない」と言っておきながら、復讐のために度々が地球を訪れており、こちらの方がまだマシと言える。


サモーン・シャケキスタンチン:デザインモチーフが同じくシャケ切り身ギャングラー怪人

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