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地球人、悪あがきはやめろ!

この世はもうすぐおしまいだ

人間は滅び、我々メフィラス星人の世紀が始まるのだ!!

データ編集

種別悪質宇宙人
身長60m
体重2万t
出身地メフィラス星
武器アイリスレイ
声優西川幾雄

概要編集

ウルトラマンタロウ』第27話「出た!メフィラス星人だ」に登場した個体でタロウが初めて戦った宇宙人である。マントヒヒに似た顔をしている。初代が真っ黒な体だったのに比べ、腰回りや腹は白や金色で彩られている。

かつてウルトラマンとしのぎを削った初代メフィラス星人の弟で、エンペラ星人に仕える智将メフィラスの兄。

武器は目から放つ青白い光線「アイリスレイ」。

メフィラス星人 2代目

目のような飾りが付いた安田商店の自動販売機(※1)に仕込んだマンダリン草を使って地球の子供を虚弱児童にしようと企んだり、「卑怯もラッキョウもあるものか!」という如何にも頭の悪そうな迷言を吐いたりと、一般的には「小悪党」「出来の悪い弟」として知られている。

横から見るとはっきり分かるがとにかく太っており、顔から伸びる襟も扁平で目の周りも赤い。


巨大化したマンダリン草の実を打ち落とそうとZATガンが発射された所、どこからともなく現れ市街地で暴れ回る。

光太郎の発言によれば、マンダリン草と共に自販機に潜んでいたのだろうか。

この際に負傷したのか、右目を負傷した状態で現れるが、マンダリン草で回復。

ZATがマンダリン草の実を傷つけないために仕掛けたアミアミ作戦により、数秒間じたばたするが、アイリスレイによって漸く脱出し、「こんな原始的な道具で捕まるメフィラス星人ではない」とこきおろしてみせた。


しかしタロウ相手にはほぼ劣勢の一方であり、得意のアイリスレイもバリヤーで防がれてダッシュ攻撃をかけるも、同じくダッシュで応じて来たタロウにアトミックパンチでドテッ腹に大穴を開けられた挙句、ストリウム光線を受けてドロドロに溶けてしまった。

この時点でマンダリン草を持ったままだが、仮に使った所で回復は間に合わなかっただろう。


ちなみに、なんでこんなキャラになったかというと、元々は別の侵略者が登場する予定だったらしいのだが、当時やっていた人気怪獣登場企画の流れや、放送時期が来春の新番組を決定する時期であることを受けて無理やり脚本にねじ込んだ結果であるとのこと。


カッコいいメフィラス二代目を見たい人は、内山まもるの漫画版タロウを読もう。


(※1)自走能力やその場から消える能力を有する。硬貨を入れても全くジュースは出てこないが一応、中にはジュースが入っており、バットでぶん殴ると大量に出てくる(良い子は真似しないでね!)。看板には『Lemon Mandre』の字があり、元ネタはミカンの仲間であるマンダリンオレンジからだろう。

実は『ウルトラマンタイガ』第21話にもこの自販機がこっそり登場している。


評価編集

当時の児童誌では初代メフィラスがヤプールチブル星人ヒッポリト星人らと共にウルトラマンタロウを倒すためにいろいろ策を練った結果、初代の多忙により急遽デスクワークを担当していた弟が派遣されることとなったらしい。しかしながら作中でアッサリタロウに倒されたことからヤプール達からは

5巻 せんでんまんが

「しまった。メフィラス星人の弟だから、もっと頭が良くて強いのかと思ったが、まるでだめだ。タロウに負けるのは当たり前だ。」


とあっさりトカゲの尻尾扱いされた挙句、タロウ本人からも「マンに聞いたメフィラス星人よりずっと弱いや頭も悪いし、ストリウム光線にも弱いんだ。」と語られている。


後述する擬人化企画の漫画作品である『feat.POP Comic code』でも、基本的にメフィラスをイジリ倒すためのネタにされるなど碌な扱いを受けておらず、遂には兄(?)本人の口から「2代目はちょっとコミカル路線だったから仕方ねーだろ!!!」等とフォローになってるのかなっていないのかわからないことを言われる始末(ちなみに、それに対してテンペラー星人は「それなら 私だってそのコミカル路線の被害者だー!!!」と返している。『タロウ』の作風を考えるとあながち間違いでもないが…)。


ちなみになんだかんだとネタにされているが、「ウルトラマンオフィシャルデータファイル」によれば視力はメフィラス星から地球を見ることをできるほど優れているらしい…いくら視力が優れていてもそれを活かせなければ全くの無意味であるため、余計に滑稽に見えてしまうのがなんとも言えない。


ファンからの評価も概ね概要の通りであるものの、なんやかんやで愛されてはおり、『キャラエッグ ウルトラマンシリーズ』第二弾(この弾にはメトロン星人Jr.改造ベムスターなど二世系の怪獣が多い)や『大怪獣シリーズ』など立体化もそこそこされている。


ウルトラマン超闘士鎧伝編集

ダークベンゼン星人率いるダークベンゼン軍の幹部の1人、メフィラス星人IIとして登場。

ソウルブレストを纏い、マンダリン草がモチーフのムチを武器としている。


ウルトラ忍法帖編集

朧党首領・冥府羅州烈風斎の息子キミヒロとして登場。鶴亀国立忍者小学校5年の不良生徒で子分に朧党少年忍者隊で4年の罵流丹Jr屁゜喝嵯Jr、6年のM1号がいる。素行不良で停学、後に退学し朧忍小に入る。

忍獣を忍小に入学させようとして父親から殴られたり、首領の息子を鼻に掛け牙津から「小生意気なクソガキ」と面罵されたこともある。

朧忍小壊滅後は暫く登場しなかったが、ネオ朧党編で再登場。烈風斎を異次元に追放した新首領マンの下で働くのを嫌った罵流丹や零岌乱が組織した元祖朧党に子分を連れて参加、罵流丹を補佐役におき首領となる。ネオ朧党との最終決戦中21によって異次元から帰還した父と涙の再会を果たし、マンを放逐し朧党も元に戻った。


余談編集

この回に登場した看護婦役を演じたのは、次回作『ウルトラマンレオ』でMACの白川純子隊員を演じた三田美枝子がゲスト出演している。


メフィラス星人二代目の声を演じた西川は後にカタン星人メドウーサ星人の声も演じている。


実はデザイン画段階では目の周りの色以外は初代とほぼ同じ姿で描かれていた。

手や身体のバランス、各部の色味などかなり細かく指定されていたのだが、最終的にはアトラク用スーツを改造する事になった都合(当初の予定から急遽変更された為に新造する時間がなかったのだろう)か、目の周りの色以外はデザイン画をほぼ反映していない、完全に別物の造形になってしまった。


映画『ウルトラマン物語』では初代と同一人物扱いになっており、再生エレキングは彼の配下という扱いである。少なくとも本編のような小物としては扱われていない。

なお、上述の設定から手に持ったマンダリン草は飾りである。


なお、ラッキョウの話は漫画版『ザ・ドラえもんズ』でも小悪党が使用し、ドラメッド三世に「下手なシャレはよしなシャレ」というさらに低レベルなダジャレで返されたことがある。

関連イラスト編集

出た!メフィラス星人だ!センシティブな作品


表記ゆれ編集

メフィラス星人2代目


関連項目編集

ウルトラマンタロウ ウルトラ怪獣 タロウ怪獣

メフィラス星人 宇宙人

メフィラス星人二代目(ウルトラ怪獣擬人化計画)


腹パン:実際にタロウからそれをくらった為。


仮面ライダーシザース:『仮面ライダーディケイド』の「龍騎の世界」で登場した際に、「卑怯もラッキョウも大好物だぜ!」という似たような発言をしている。

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メフィラス星人 めふぃらすせいじん

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