データ
- 身長:不明
- 体重:不明
- 別名:怪草
- 出身地:地底
概要
第27話「出た!メフィラス星人だ!」に登場した植物。
ラッキョウかタマネギのような本体(蕾)に、先端に鉤爪が付いた5~6本の蔦状の触手が特徴。
地質時代の古代植物で、かつてマンモスに食べつくされて絶滅したはずだが、メフィラス星人二代目の手によって復活した(メフィラス星人が利用したことからしばしば勘違いされがちだが、メフィラス星原産の植物ではない)。
安田商店の自動販売機の中に入れられ、ジュースを買いに来た子供たちの腕や足を触手で刺すことで神経毒を注入し、下半身が不随になる奇病「マンダリン病」に感染させた。触手は自販機の取り出し口から現れ、その姿は「お化け販売機」と形容された。
スフランやグリーンモンスと同じように能動的に動いて獲物を狩る肉食植物らしく、劇中では自販機の本来の持ち主と警官2名の計3名を蔓で捉えて捕食した(後に衣服だけ取り出し口から吐き出している)。自販機ごと移動する事も可能で、バットを回避する俊敏さも見せている。
その一方で、「毒を以て毒を制す」の言葉通り赤い芽から発する放射線には治癒能力が備わっており、マンダリン病の治癒の他、ZATの攻撃で目を負傷したメフィラス星人は、これを使用することで瞬時に回復させた。
ZATのビーム攻撃を受けて巨大化し、マンダリン病の完治を阻止しようとしたメフィラス星人に守られていたが、ウルトラマンタロウによってメフィラス星人が倒された後、マンダリン病の特効薬として大変役に立ったという。
ウルトラ怪獣擬人化計画
漫画作品『ウルトラ怪獣擬人化計画ギャラクシー☆デイズ』に擬人化されず自動販売機の状態のまま登場。メフィラス星人たちが活動拠点としている部室を守るため部員のロボット怪獣「安田くん」として引っ張り出されることになる。自販機としての機能は有しているものの凶暴性も原典通りとなっている。
また、これとは別に二代目メフィラスはマンダリン草をそのまま使ったムチを武器として所持しており、とあるシーンでは実際にこれを相手に突き刺して体の自由を奪ってみせている。
ウルトラマンタイガ
第18話「新しき世界のために」に「マンダリンジュース」なるものが登場。
一時期メフィラス星で流行ったとのこと。もしかすると、『タロウ』の一件の後、マンダリン草を持ち帰ったメフィラス星人がいたのかもしれない。
宗谷ホマレと小森セイジは美味しそうに飲んでいたが、どのような味なのかは謎。セイジ曰く「地球人には分からない味」らしい。
また、冒頭及び終盤の戦闘シーンではとある建物の前に安田商店のものと同型の自動販売機があることが確認できる。
第22話「タッコングは謎だ」にも登場している。
ウルトラマン超闘士激伝
超闘士の玩具展開『ウルトラマン超闘士鎧伝』に登場するメフィラス星人二代目がパワーアップしたメフィラスⅡの武器として、マンダリン草の触手を模した電磁ムチ「マンダリンビュート」が登場する。
ウルトラ怪獣モンスターファーム
『タイガ』に登場したマンダリンジュースがまさかの登場。
本作では回復アイテムとして扱われており、怪獣に与えると疲労やストレスを下げる効果がある。