概要
ウルトラ怪獣擬人化計画にてデザインされたメフィラス星人二代目の擬人化キャラクター。
初代メフィラス星人の1ヶ月後に公開された。デザイン担当は鈴森氏。
眼つきも初代の擬人化と比べて鋭く、マンダリン草のムチやボンデージのような衣装と相俟って、完全にSM系のそれである。
なお、原典ではでっぷりと太った締まりのない体つきをしていたが、擬人化版ではその代わりに胸が初代とは比較にならないほどばいんばいんとなっており非常にけしからん事になっている。
本家は頭ではなく腹に栄養が行ってしまったが、こちらは胸に栄養が行っているようである。うらやまけしからん。
そのグラマラスでセクシーなデザインがファンの心をつかんだのか、第2回原画展で行われた人気投票では初代メフィラスを抑えてランクインという快挙を成し遂げた(ちなみに順位は第6位)。今まで「初代よりも格下」というレッテルを貼られ続けてきた二代目だが、ここにきてようやく一矢報いることに成功したと言えよう。
余談だが、第1回人気投票では改造ベムスターも初代を抑えて第2位を獲得しており、どうしたわけだか同企画では不人気だった二代目の逆転現象が普通になっていたりする(さらに奇しくも、メフィラス二代目、改造ベムスターとも『タロウ』の出演怪獣である)。
ギャラクシー☆デイズ
姉と共に自作のオリジナルグッズのデザインを手がけているが、姉同様、デザインセンスが壊滅的であるため、まったく売れておらず、自室が在庫の山で圧迫されている。デザインを「微妙」と評したザンドリアスをマンダリン草のムチで攻撃して昏倒させるなど、姉と比べて意外に短気な面もある。
こちらでもアホの子として描写されているが、この漫画に登場するのは基本的にそういう性格のキャラが多いため、さほど問題になってはいない。
ちなみに、連載時には扉絵に「ナイスバディな美少女」と書かれていた。
どうやら、彼女の体型のエロさは公式公認になってしまったようである。
小説版
メフィラス星人二代目のカイジューソウルを持つ怪獣娘:仁科カレンとして登場。
札幌在住の女子大生。姉は有名ブランドショップ:NISHINAの若社長である仁科エミリで、彼女も暇な時には店番やデザインの仕事を手伝うなどしている。
頭の回転は速い方だが、その頭の良さを悪戯や自分が楽をすることに活用しようとする少々問題のある人物で、初登場した5話では、とある事情で主人公の多岐沢マコトと喧嘩してご機嫌斜めになっていた淀川ヒロミを唆して自分の悪戯に加担させるという行動を取った。
一方で、割とうっかり屋な部分もあり、多岐沢が姉のエミリと共にヒロミを探していることを知るや、電話で「よくもお姉ちゃんに言いつけてくれたな!!」と口にしてしまい、それがきっかけで自分の計画を破綻に追い込むことになってしまった。
もっとも(悪戯好きなところはあるものの)根は悪い人物ではなく、再登場した最終話では、姉と共に星江カナの衣装のコーディネートを手がけたりもしている。