真っ赤に割れた空…
その先は少女たちが旅立つ新たな世界!!
ウルトラな異世界思春期ジャーニー、開幕
概要
2017年1月26日より講談社の月刊少年シリウスで連載を開始した『ウルトラ怪獣擬人化計画』の漫画作品。
ウルトラ怪獣擬人化計画のコミカライズとしては電撃G'sマガジンで連載中の『ギャラクシー☆デイズ』、ヤングチャンピオンで連載中の『ウルトラ怪獣擬人化計画 feat. POP Comic code』に続き3作目。
また、講談社でウルトラシリーズの漫画作品が連載されるのは、月刊マガジンZで連載されていた『ウルトラマンSTORY0』以来、12年ぶり4作目となる。
キャラクターデザインは電撃版の一部擬人化デザインも手掛けたまめっち氏によるもの。原作はジコウリュウ氏、脚本はトオノキョウジ氏、漫画は閃凡人氏が担当。
しかし、先んじて他誌で連載されていた『ギャラクシー☆デイズ』や『feat.POPComiccode』程の人気は残念ながら出すことはできず、終盤は本誌からWEB連載「水曜日のシリウス」への移籍を余儀なくされ、2018年4月に半ば打ち切り同然の形で連載終了を迎えてしまった(このためなのか、単行本3巻のみは電子書籍でのみの販売になっており、製本化はされていない)。
本来はフィギュアの販売等の本作と連動した企画も計画されていたらしいが、発売延期を重ねるうちに連載は終了。
一体目のキングジョーが発売されたのは連載終了から半年後となんともちぐはくな形になってしまった。
以後の動きも当然無く、講談社版擬人化計画はそこで実質的な終焉を迎えることとなった。
本作の特徴
本作はアメリカの児童文学『オズの魔法使い』を基にしており、キャラクター像や設定等に、同作へのオマージュ・パロディが見受けられる。
作風も児童文学の趣を持ったRPG風の王道冒険譚になっているのが特徴。
キャラクター名 | 元になったキャラクター | 『オズの魔法使い』における該当キャラ |
---|---|---|
ヒナ | ツインテール | ドロシー |
ナタ | (同上) | トト |
お嬢 | キングジョー | 心が欲しいブリキの木こり |
ミク | ミクラス | 勇気が欲しいライオン |
ガラ子 | ガラモン | 知恵が欲しいカカシ |
サバト | プレッシャー | 西の悪い魔女 |
パルゴ | (同上) | 北の良い魔女 |
このため他の擬人化計画関連作品と比べるとウルトラシリーズの原作再現やパロディネタといった要素は薄く、ウルトラシリーズとしての要素はあくまでモチーフに留まっている。
一方、擬人化されていない原典そのままの外見のキャラクターも多数存在しており、ウルトラマン本人の存在も示唆されているという独自性の強い作品となっている。
あらすじ
とある町に住む少年:ナタと少女:ヒナは、同じ年の同じ誕生日に生まれた幼馴染みとして仲良く暮らしていた。しかし、高校への進学に伴い、ナタは町を離れることが決まり、そのこともあってか徐々にヒナとは疎遠になっていく。
ナタの引っ越しを翌々日に控えたある日、空を破って2人の魔女:サバトとパルゴが降り立ち、世界に異変が生じ始める。
そして、ヒナがナタをサバトの攻撃から庇って致命傷を負い、倒れてしまう。
その様子を見ていたもう1人の魔女:パルゴはヒナとナタに不思議な力を授け、ナタにヒナの行く先へとついていくよう言い残し、姿を消す。
かくして、自分たちの失ったものを取り戻すため、そしてサバトの野望を食い止めるために、ヒナとナタの冒険の旅が始まった…。
登場人物
主要キャラクター
主人公
本作の主人公の1人。
本名は海老原陽太(えびはら・ひなた)。
中学の入学式から幼馴染のヒナに対して特別な感情を抱くようになっていたが、引っ越しを間近に控えて疎遠になり、ヒナを「双舞さん」と他人行儀で呼ぶようになっていた。
突如襲来したサバトに「ヒナに言いたいことを伝えるための〝時間〟」を欲している事を見抜かれ始末されかけるが、自分の代わりにヒナが瀕死の重傷を負ってしまう。
同伴していたパルゴにヒナの命を救って欲しいと懇願した結果、パルゴの魔力によって古代怪獣ツインテールを模したリュックサックのような姿に変えられ、ヒナと共に冒険の旅に出る。
現在の姿には様々な不思議な力が秘められており、ナタ自身もその全貌を完全には把握できていないが、反射的にこれらの能力の一部を行使してしまうことがあり、そうしたことを通して徐々に力を使いこなせるようになっていく。
当初は最初の関係を引き摺ってヒナを「双舞さん」と呼んでいたが、神樹マルスでの事件を切っ掛けにヒナへの想いを打ち明け、昔通り「ヒナちゃん」と呼ぶようになった。
本名は双舞ひなた(そうま・ひなた)。
幼少期からナタと仲の良い幼馴染として接していたが、自分と距離を置こうとするナタにやきもきしていたところ、サバトの攻撃からナタを庇って瀕死の重傷を負ってしまう。
その後パルゴの魔術によって蘇生し、同時に不思議な力を秘めた赤い靴を授けられる。
ナタとは命を共有する関係になっており、一定の距離離れてしまうと生命活動が困難になり、倒れてしまう。
ナタに対しての恋愛感情は今のところ明らかになっていないが、彼が他の女性に気を取られると焼きもちを妬くような描写がある。
彼女の飛び蹴りが脅威を粉砕する決定打となることも多いが、ナタからは「女の子が足を上げるなんてはしたない」と窘められたことも。
主人公の仲間たち
ペダンシティーの住人であるアンドロイドの1人。正式な名前はKINGシリーズのJO-001型。KINGシリーズは全機がペダニウムランチャーを使用可能であり、彼女の他に後継機である「妹」が複数存在する。
KINGシリーズの初期型であるため心が不完全であり感情の変化に乏しい。
完全な心をもった妹たちと笑い合える「人間らしい〝心〟」に強い憧れを抱いていたが、一年前にその願いをサバトに利用され、妹たちを兵器に豹変させるという事態を引き起こしてしまった。
ヒナやナタと共に妹たちの暴走を鎮静化させた後、〝心〟を取り戻すため旅に同行することになる。
毒舌家だが、根は思いやりの深く仲間想いな性格であり、第9話ではパルゴに対して明確に怒りをあらわにするなど、徐々に人間らしい言動も見せるようになってきている。
彼女の外見は、本作のキャラクターデザインを手がけたまめっち氏による電撃版キングジョーⅡに酷似している。
牛飼いの一族の娘。
勇敢さで有名な一族の血を引くがとても弱気で、無理難題でも頼み事は断れない優しい少女。
サバトのたくらみによって臆病になってしまった父親たちの代わりに猛牛の世話役を請け負っていた。
ヒナたちとの出会いを通して勇気を持つことを学び、一人で牛を従わせることに成功。
父親たちが奪われた「一族の持つ〝勇気〟」を取り戻すため、そしてヒナたちと一緒に旅をするために旅の同行を願い出る。
また、勇気を出すきっかけになったナタに対しては明確に惚れ込んでおり、「お婿さん」と一方的に呼んで距離を詰めようとしている。
このため、旅を始めてからは結果的に大胆な行動が増えてきている。
普段は臆病さが表に出る時が多いが、いざという時には凄まじい怪力を発揮する。
神樹マルスの中に暮らす幼い少女。
「いいこと」が趣味と語っており、神樹マルスに辿り着いたヒナたちを助け、ジェロニモンの元へ導いた。
マルスに流れ着いた「彷徨い子=ジャーニー」の一人であり、独りぼっちだった自分の家族代わりになってくれたジェロニモンを大切に想っている。
サバトの手で「神樹マルスの〝知恵〟」が奪われる瞬間を目の当たりにし、自分達を庇って幼態化してしまったジェロニモンに恩を返すためヒナたちに同行する。
幼いがゆえに物事を包み隠さず言う傾向があり、ヒナに対して素直に接することのできないナタを焚き付けた。
現時点では一行のムードメーカーになっている。
ブウス子と訪れた未来の世界では看護師になっていた。
なお彼女のモチーフは名前的にはガラモンだが、関連するキャラやオマージュ要素はピグモンに準拠している。
協力者
サバトに同行している白い魔女。
だが、サバトのような凶悪な性格の持ち主ではなく、登場当初から彼女の行いを見て悲しげな表情を浮かべたり、ヒナとナタに特殊な力を授けるなど、悪人とは言えないような面を見せていた。
第9話でついにヒナたちと対面し、サバトとは明確に別のスタンスで行動しており、ヒナたちの協力者であることが明らかになった。
パルゴの住むエメラルド城を守る妖精のような存在。
赤い靴を磨くために遣わされた「靴磨き」を自称しており、ボクっ娘。
パルゴの部下として要所要所でヒナたちをサポートする。
モチーフは『快獣ブースカ』のブースカ。
ウルトラ怪獣擬人化計画の関連作品においてウルトラシリーズ以外が出典の擬人化キャラは彼女が初である(後に電撃版にて『電光超人グリッドマン』のシノビラーとバギラが擬人化されている)。
元のブースカとは真逆の知性的でクールな佇まいだが、ちゃめゴンにラーメンの丼を投げつけるといった小ネタも。
ブウス子と共にエメラルド城を守る番人。
ヒナたちを侵入者だと勘違いし、絶対に正解しないなぞなぞを出題して苦しめる。
本体は小さな猫のような姿だが「バラサバラサ~」と唱えると背中に乗れるほどの大きさに巨大化するほか、別の姿に擬態もできる。
また魔法を解く際には「シオシオのパァ~」と叫んでいた。
モチーフは同じく『快獣ブースカ』のチャメゴン。
敵
様々な世界を渡り歩き、人々から「大切なもの」を奪い去って集めている黒い魔女。
残忍かつ強欲な性格で、自分が欲しいものを奪い去る為には手段を選ばない。
露出度の高い服装と豊満な肉体を惜しみなく晒しており、ヒナからは「恥ずかしい格好の女」と身もふたもない呼び方をされている。
第9話でその生い立ちと目的が語られ、砕けてしまった世界の持つ〝可能性〟の力を集めて世界を再び一つにし、元の力を取り戻すために暗躍していたことが判明した。
神樹マルスを襲撃したサバトが連れて来た巨大な怪鳥。
火炎と猛毒を吹き出しジェロニモンを攻撃するが、ヒナの渾身の飛び蹴りとペダニウムランチャーによって撃退された。
モチーフおよび外見はより鳥類的なデザインになったバードンといったところで、バードンという名前こそ出てこないもののジェロニモンの口から「かつて光の巨人を屠った」とまで語られている。
重い病を患ったグリシーヌを救う手段としてサバトが持ち込んだ薔薇。
グリシーヌの病気を治す代わりに、人の〝愛情〟を養分として育つ性質を持っている。
グリシーヌの父はこれを育てるため大勢の人間をバラの生贄にしていた。
バラの本体の茨は養分を吸収しておぞましい形を象っており、人型になってヒナたちを捕まえようとした。
第11話冒頭に登場した敵。
サバトの配下であり、劇場の主が運営する劇場から夢を奪おうとしていたが、ヒナたちによって倒される。
サバトの所有するドームの中枢に眠っていた魔力の塊。
その名の通りモチーフは怪獣人プレッシャーで、原典そのままのデザインになっている。
魔力が本体であるためか物理攻撃が効かない。
並行世界の住人たち
ナタの母親
第1話で声のみ登場。
お嬢と同じKINGシリーズの最新型アンドロイド。
お嬢とは異なり完全な心を持っており、よく笑い方を教えていた。
しかし、サバトの魔術の影響により、心を持たない殺戮マシンへと変えられてしまい、他の仲間と共に街の住人たちを次々と粛清してしまう。
マザーコンピューターを止めようとしたお嬢の前に立ちはだかるが、赤い靴から発せられた虹の光によって沈静化し、一時的な休眠モードとなった。
モチーフは恐らく『大怪獣バトル』に登場するキングジョーブラック。
KINGシリーズ後継機
お嬢の後継機で、彼女は「妹」と呼んでいる。
機械らしく量産されており、ペダンシティーに侵入してきたヒナとナタを襲撃した。
バラに覆われた城に棲む少女。
生まれつき身体が弱く、数年前に命に関わる難病を患ってしまった。
その後、サバトに唆された父親の意向で巨大なバラを胸につけて病気を抑制しているが、バラの養分のために他の者達が犠牲になっていることに心を痛めており、ヒナたちにバラを枯らすことを懇願する。
ヒナたちの手によりバラが消失した後は病気からも回復し、容体は良い方向へと向かっている模様。
一方で、身に着けていたバラの影響かは定かではないが、何やら新しい趣味に目覚めてしまったらしく、父親にとっては新たな心配の種となっているようだ。
他のキャラと比較しても特に元ネタの面影が見られないが、バラ本体が茨によってアストロモンスに酷似した形となる場面がある。
グリシーヌの父
バラに覆われた城の領主。
本名は不明。
グリシーヌを娘として大切に想うあまり、病気を治すためには手段を選ばない冷酷な人間に変貌してしまった。
劇場の主
第11話冒頭に登場した二人の女性。
外見からマグマ星人とローランをモチーフにしたキャラクターであると推測される。
物語の詳細は明らかにされていないものの、会話の内容から〝夢〟を巡るひとつの戦いがあった模様。
ローランと思わしきキャラクターは、お嬢と同様の理由で電撃版の擬人化ローランとデザインが酷似している(髪型が少し違う程度)。
サバトの所有するドームを警護していた兵隊。
顔が全く同じで服のデザインの違う個体が大量に存在している(連載時のあおり文に「ダダABCどころかZくらいまで」と書かれたほど)が、下着の柄に個体差がある。
「ダダ」という単語しか喋らないがお互いの意思疎通は出来る模様。ブウス子曰く縮小光線銃で生物を捕獲し、生命エネルギーを集めている。
しかし12話にて、元々は優秀な科学者の一族だったがサバトに〝言語〟を奪われたために思考力と思考伝達能力を剥奪され、命令に従うことしか知らない存在にされていたことが判明。彼女たちもまたサバトの被害者であった。
こちらも髪型のデザインが異なる程度で、電撃版とほぼ同じデザインとなっている。
生物
ミクの世界の湖に生息する小動物。
電気を発する性質があり、ミクの一族は代々電気に弱いため苦手らしい。
触れるだけで充電できるため、生息していた1匹をお嬢が「電池」と呼んで旅に連れてきている。
モチーフおよび外見はエレキングそのままである。
神樹マルスに棲む巨大生物。
人間の言葉を話し、ガラ子からは「じいさま」と呼ばれている長老的な存在。
神樹マルスに流れ着く「ジャーニー」たちの面倒を見ており、コアとなる「知恵の実」を守護していた。
ナタとヒナの正体を即座に看破し、彼らの進むべき道を後押しした。サバトの襲来によってヒナとナタが分離されてしまった際にもナタを激励する一方で、「知恵の実」を奪おうとするサバトに自身の知恵を逆流させ、神樹マルスの崩壊を阻止した。
しかしその代償として小さなトカゲのような姿になり眠りについてしまった。
モチーフおよび外見は四足歩行である点を除けば原典のジェロニモンそのまま。また、ジェロニモンが善玉キャラとして登場するのはシリーズを通してこれが初である。
神樹マルスでガラ子がお供に連れていた小さな生物。
ガラ子の不在時に留守を任されている。
ブウス子と訪れた未来の世界ではガラ子の手伝いをしていた。
その他
この他にも神樹マルスの住民や牛飼いが追う猛獣、サバトが進化させた生物やそれに殺害される小動物、サバトに襲撃される女性など、至るところでデザインアレンジされたウルトラ怪獣たちが多数登場している。
彼らの元ネタを探してみるのも本作の楽しみ方のひとつだろう。
設定・用語など
赤い靴
本作におけるキーアイテム。
パルゴがヒナに授けた光の靴で、様々な不思議な力を発動することができる。
たとえば、踵を3回打ち鳴らすと虹で出来た道を作り出して移動できる。
この虹を渡ることで様々な世界を繋ぎ、世界を渡って旅が出来る。
しかし汚れていると真価を発揮できなくなるようであり、第8話でブウス子に磨いてもらったことで本来の能力を取り戻した。
また、ヒナとナタの命を繋ぎ合わせる役目も果たしており、第5話ではナタの願いに応じてサバトの魔力を破って再合体を果たした。
ジェロニモンは赤い靴から発する虹を「繋ぐ光」と称している。
虹というモチーフは映画『オズの魔法使い』の劇中歌「虹の彼方に」から来ていると思われる。
ちなみに、ウルトラシリーズで“赤い靴”と言うと、あれやこれを思わせるが…。
お嬢の出身地。現在はペダン第3有肢兵器廠という名称になっている。
心を持ち、兵器であることをやめたロボットやアンドロイドたちが暮らしていたが、サバトの魔術によって暴走したKINGシリーズたちが他の住民を悉く粛清したため、現在では半ばゴーストタウンのような状態となっている。
それ以外の住民としては、クレージーゴン、ビルガモ、メカギラス、ユートム、ガメロットに似たロボットが確認されている(いずれも既に破壊しつくされて残骸となっていた)。
神樹マルス
ガラ子の出身地。
森と見間違うほどの巨大な大樹であり、バラバラの種族の生物が共存して暮らしている。
「世界とはぐれ、あてどなく彷徨うしかない者たちの宿り木」とされている。
数多の世界の記憶が流れ着く地でもあり、その膨大な知恵は知恵の実の中に蓄えられている。
ちなみにジェロニモンとマルスといえばウルトラシリーズには同名の武器が存在するが関連性は不明。
ジャーニー
本作では「彷徨い子」という文字が充てられている。
神樹マルスの住人であるガラ子とジェロニモン、またヒナたちもジャーニーと呼ばれている。
エメラルド城
パルゴの待つ城。
数多の世界を同時に観測する玉座としての役割を持ち、「バラバラに切り取られた1枚の絵の切れ端」を通ることでそれぞれの世界に移動できる。
元ネタはオマージュ元である『オズの魔法使い』において、偉大な魔法使い“オズ”がいるとされたエメラルドの都から。
本作の舞台となる多数の世界は元々ひとつの大きな世界であり、何らかの切っ掛けによってバラバラに砕け散ってしまったものである。
砕けた世界はそれぞれ時の流れが異なっている。
サバトとパルゴは世界が砕けた際にひとつの存在から分かれた存在であり、サバトは砕けた世界のかけらである「可能性」を集めて世界を一つに再構成しようとしている。
第4話、9話で話題に上った存在。
パルゴ曰く、「世界に散らばる可能性の光はその世界の子供の瞳に宿る」とされ、「かつての光の巨人と呼ばれる者達も自分を見つめる小さな瞳から力を得ていた」と語っている。このため、本家ウルトラシリーズとは何らかの形でリンクしている可能性も示唆されている。