「我々ハ さーりん星・ろぼっと警備隊ダ 逃亡者ヲ 追ッテ ヤッテ来タ」
概要
別名: | ロボット怪獣 |
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身長: | 50m |
体重: | 6万t |
出身地: | サーリン星 |
第24話「美しいおとめ座の少女」に登場。
元は「乙女座の星の中で最も美しい」と言われていた星・サーリン星の老科学者ドドルが開発した警備用のロボットだったが、自我に目覚めて他のロボットたちと共に反乱を起こし、ドドルを除くサーリン星人を皆殺しにした上、サーリン星を「乙女座の星の中で最も醜い星」と呼ばれるほどにまで荒らし回った。
ドドルと孫娘のカロリンが地球に亡命してきたことを知り、地球に飛来。宇宙パトロール隊MACに二人の引き渡しを要求した。
宇宙空間や大気中を飛行する時、両手両足を体の中に収めて卵状に変形することができ、その姿があたかも宇宙船のようであるため、「ロボット宇宙船」という別名を持つ。腹部にはコンピューターが確認できる。
肩~胸に7つある赤いランプから放つビームを一纏めにした、稲妻状の破壊光線が武器。パンチ力も威力2万トンと強く、一撃でウルトラマンレオをダウンさせたほど。蛇腹状の太ももは強力なスプリングであり、ここを伸縮させることで鈍重そうな見た目からは想像もできない大ジャンプができ、そこから繰り出すストンプ攻撃は震度5の地震を引き起こすほど。繰り返すだけで東京は壊滅するんじゃないか…?
衝撃を吸収する特殊合金製の装甲を纏っているために防御力もかなり高く、レオの連続パンチを受けても平然としていた。ただし目だけは脆い。
レオを大苦戦させたが、配管がむき出しになった腹部にカロリンが特攻したことで大幅に弱体化。
怒りに燃えるレオの猛攻に手も足も出せずに左腕を引き千切られ、飛び去ろうとしたところに腕を投げつけられ撃墜される。これによって脚のバネも損傷したガメロットに最早成す術は無く、最期はレオキックで頭部を破壊され大破した。
派生作品
- 『ウルトラ銀河伝説』に登場するベリュドラの右腕を構成する怪獣の一体として登場した。
- 漫画『ウルトラジャーニー』では、ペダンシティーに住むアンドロイドの一種として登場。作中では暴走したキングジョー一族によってすでに破壊されており、ユートムと共に見るも無残な姿になって放置されている様子が映し出されていた。
- 漫画『ウルトラ忍法帖』では、忍者免許試験のモブ受験者として登場した。
- ゲーム『ロストヒーローズ2』では、メインストーリー終盤のステージであるデストロイ・キューブのザコ敵として参戦。
余談
- デザイン画ではランプの色は青だった。
- 『未来ロボダルタニアス』に同名の支援ロボットが登場する。
関連動画
関連タグ
ロボット長官、ファンタス星人、ビートスター、ギルバリス:似たような境遇で、自分たちの造物主を逆に支配し、さらには別の惑星を侵略しようとしたロボット達。
文明自滅ゲーム:上記の例と共にロボット達が叛乱した理由として考察されている。