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概要編集

特撮番組ロボットアニメなどに登場する、明らかに人間型をしていないロボット兵器の総称。巨大ロボットとは混同されやすい。


人が操縦する搭乗型ロボットとの区別のためか、自立して稼働する無人機である事が多い(『ウルトラマンダイナ』のガラオンなど例外も多いが)。


元祖は厳密には不明だが、『ゲゲゲの鬼太郎』の大海獣編に登場した「ロボット大海獣(鉄の大海獣/ラジコン大海獣)」や、大海獣編の前身とも言える怪獣ラバン編に登場した「ラバン17号」がかなり初期にあった。


また、『地球防衛軍』に登場したモゲラも特徴的である。この時点で「機械の怪獣」というロボット怪獣の典型例のひとつは完成していた反面、ステレオタイプなロボット型とは隔たりがあった。

テレビ番組での初登場は『怪獣マリンコング』に登場したマリンコングであろうが、その外見は動物的であり、これは『ウルトラQ』のガラモンなどでも同様である。


ウルトラセブン』にてウインダムナースが登場するが、前者は機械生命体に分類されており、後者は見るからにメカと分かるデザインでありながら、やはり人型ロボットではなかった。極めてステレオタイプ的なロボットタイプのロボット怪獣はキングジョーが最初であり、初の実写作品における合体ロボとなった(二次元では既に手塚治虫などが合体ロボを登場させている)。


ゴジラ対メカゴジラ』以降は、既存の怪獣やヒーローを模したニセモノとしての登場も多くなった。

※なお、初代ゴジラの少年向けノベライズでは「ゴジラは『東京ゴジラ団』なる組織の作った、人造の(ロボット)怪獣ではないか」とも思われる場面があった。


ロボット怪獣の特徴としては、痛覚疲労が無く「」の恐怖を全く持たずに戦闘や破壊活動を行え、攻撃されて後ろに押し返される事はあっても怯む事は全く無い点と、体内に仕込んだ多彩なギミックなどが挙げられる。

現にセブンと戦ったリッガーは痛覚や疲労が無いという点でアギラをスタミナ切れに追い込んでいる他、クレージーゴンは暴走時にセブンの猛攻を完全に無視して病院まで突撃をしていた。


また、防御力やパワーが高水準な事が多く、強敵になりやすい。それに加え、戦力としてミサイルや光線兵器などの各種兵装を搭載している事が多い。

80と戦ったメカギラスがこのパターンの代表である。

また、開発者の技術力によっては量産して配備するケースもあり、単独でさえ強敵なのに物量でも攻めてくるという厄介さも加わってくる。

これはキングジョーインペライザーがそうだろう。

メタな視点だと、通常の怪獣の着ぐるみと違ってゴム製のパーツが少なく、長持ちする利点もある。


一方で味方側の戦力となった場合は、上記の特徴を逆手に取ることで主戦力として重宝されやすい。

実際、『ウルトラマンZ』では、過去作で活躍したロボット怪獣をモチーフとした地球防衛部対怪獣兵器として恒常的に登場し、その後のシリーズでもロボット怪獣型の防衛戦力を主力とする流れが続いた。

ただし、そこには余りある戦力に頼りきりになることへの危険性も孕んでおり、当初は味方として製作したとしても暴走を引き起こしたり敵に奪われてしまったりで結局は脅威と化してしまったケースも存在する。


怪獣の肉体を改造したサイボーグ怪獣も、ロボット怪獣の一種と言えるが…

  • 生きている怪獣の、肉体の一部を改造および機械化(ガイガン(ゴジラシリーズ)など)
  • 同様に、生きている怪獣の脳や神経・内臓組織を、機械のボディに移植(オブシディアン・フューリー、ドローン・イェーガー(パシフィック・リム・アップライジング)など)
  • 怪獣の死体やその一部を、素材・材料として用い、ロボットとして作り上げた人造の怪獣(機龍(ゴジラシリーズ)、サイバーゴジラ(ゴジラ・ザ・シリーズ)など)

…というように、それぞれで異なっているため、厳密にはロボット怪獣とは異なる存在と捉えるべきだろう。



代表的なロボット怪獣編集

※「機械生命体」「金属生命体」も参照。


ウルトラシリーズ編集


ウルトラシリーズ以外の円谷作品編集


円谷作品以外の特撮編集


怪獣映画編集


ロボットアニメ編集



サイボーグ怪獣編集


関連項目編集

怪獣 無人兵器 ロボット

機械生命体 金属生命体 サイボーグ

ロボット恐竜

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