データ
別名 | 惑星破壊ロボット |
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身長 | 55m |
体重 | 6万5千t |
出身 | スレイユ星 |
概要
第25話「異星の少女(ひと)」に登場。
スレイユ星人が惑星破壊用に改造したロボット兵器で、普段は宇宙船の形態をしているが、戦闘形態へと移行すると人型のロボットへと変形して活動を開始する。
地球が自分たちスレイユ星の脅威になるかどうかを調査の任務を帯びたスレイユ星人ラミアが眠っている人工冬眠装置を投下した後、新宿副都心のビルに偽装し待機していたが、ラミアにちょっかいを出した心無い若者たちがそれとは知らずにグインジェの起動キー(「スネークキューブ」を彷彿とさせるパズルボックス)を奪い取ってボタンを押してしまった為(押すと云うより起動ポジションへの組み換えを偶然行ったと云うべきか)、活動を開始してしまった。
胸の砲門から放つ破壊光線が主戦力で、場合に応じて体を5体に分離して攻撃することも可能。
また、爪状の右手と左手の巨大なハサミも強力な武器であり、特に左手のハサミはウルトラマンコスモスすら容易に振り払えない程に怪力を誇り、これで絞めつけてコスモスを大いに苦しめた。
さらに機内には“惑星消滅ミサイル”が搭載されているが、最終的に地球人が好戦的な者たちばかりではないと判断したラミアがプログラムを解除した事により活動を停止した為、未使用に終わった。
最終的には円盤に変形してラミアを収容し、宇宙へ帰って行った。
派生作品
『ウルトラマン超闘士激伝新章』では第4回銀河最強武闘会の本選に出場するも、闘士エレキングに敗れてしまった(後姿しか映っておらず試合経過は不明)。
『ウルトラマンフェスティバル2003』では宇宙の意思(おそらくデラシオン)が送り込んだスペースリセッターとして登場。マグマ星人の首領を一撃で仕留めると活動を開始、強固な装甲と怪力でウルトラ戦士を苦しめた。観客達の呼びかけに答えたウルトラ戦士の合体光線で撃破される。
余談
分離して戦う都合上、着ぐるみと造形物、CGの併用で撮影されている。
脚本での名称は「イレイザス」。
決定稿での命名の経緯は不明だが、放映当時「コスモス版キングジョーだからクイーンジェーン。それを捩ってグインジェ」との説が特撮マニアの一部で吹聴されていたとか。