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ワロガ

わろが

ワロガとは、『ウルトラマンコスモス』に登場する宇宙人である。
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データ

身長66m
体重5万トン
別名邪悪宇宙生命体
出身地宇宙

概要

ワロガ 【ニコニコ動画用イラスト】


宇宙から飛来した高度な知能と身体能力を持つ悪意を持った生命体(宇宙人)。
夜行性で光を嫌い、夜間に活動する性質を持つ。

武器は両手に装着されている「ソードパンチアーム」と、そこから発射される光線「アームスショット」(両手を合わせる事でより威力が上がる)。体の中央から電撃を放つこともできる。アームスショットの威力と命中精度は高く、EYES統合防衛軍の大部隊をまとめて壊滅に追いやったほど。また、この部位は非常に強固であり、兵器から身を守るシールドとしての役割も果たす。腕以外の部位も「スペースファイヤーレザー」に覆われていて、大気圏突入時の摩擦熱に耐えうるほど頑強にできている。

また、テレポート能力も有しており、敵の死角へ回り込んで奇襲する戦術を得意とする。
光球状に変形して空中を飛行することも可能である。「ウルトラマンオフィシャルデータファイル」の情報によると、これは体内を巡る流動体エネルギーの働きによるもので、この状態でもバイオチップ変調機の取り付けや、電撃を放つといった行動も可能。この他、電撃を纏ったキックを放ったり、他人の精神に入り込む能力を持っている。

防御力も優れており、戦車の一斉砲撃にもびくともしない。
サーチライトで苦手な光を浴びせられた際には、あえてライト本体を狙わず電源施設を破壊することで光を消しつつ防衛軍の活動を封じるなど、高い知能を持つ。

弱点はテレポート能力をつかさどっている頭部の眼テレポートアイ。

なお、出身地は宇宙である事自体は間違いないが、「ウルトラマンオフィシャルデータファイル」でも不明と記述されており、ワロガが本当に種族の名前なのか、出身星はどんな名前なのかは定かではない。しかしながら、別個体は複数存在している為、今の所は種族の名前という認識で間違いないと思われる。

劇中での活躍

第13話「時の娘(前篇)」 第14話「時の娘(後編)」

4年前、宇宙ステーション「ジェルミナⅢ」建設中の事故によって死亡した宇宙飛行士「レニ・クロサキ」のに変調機バイオチップを植え付けて蘇生させ、春野ムサシを利用してトレジャーベースへ搬送させることに成功。彼女を操ってトレジャーベース内にコンピューターウィルスを仕込み、EYESのメカニックを稼動不能状態に追いやった。
また、バイオチップはワロガ自身の生命とシンクロしており、レニにムサシへの恋愛感情を刷り込むことで二人の関係を親密にさせ、彼女をムサシ=ウルトラマンコスモスに対する人質としても利用した。
しかも、レニは自分が死んだという自覚がないまま、記憶を喪失した状態で蘇生させられたのであり、徐々に生きている実感を取り戻していく彼女の姿から、ワロガの悪辣さが透けて見える。
EYESは侵略兵器として利用される彼女を危険視し、彼女を不安にさせない為に「記憶回復の治療」と称してコールドスリープ処置を施す事を決定するが、彼女を哀れに思ったムサシによって連れ出される。しかし、ムサシがコスモスとして戦っている間、シェパードの車内で偶然にもジェルミナⅢクルーの写真を見つけてしまい、自分が死んでしまった事、バイオチップを取り付けられた事を思い出してしまう。

その一方で、善良な怪獣である古代怪獣ガルバスを操って人類と戦わせることで、人類に怪獣への嫌悪感を持たせ「怪獣保護」という理念に止めを刺そうとした。
その最終目標は人類に怪獣への脅威を植え付け、怪獣だけではなく全ての地球生物を抹殺させるように仕向けて自滅させ地球を支配する事である(メトロン星人の作戦の発展形と言えるかもしれない)。
回りくどい作戦だが、後にEYESの怪獣保護という理念が生まれたのは一般人に怪獣保護の声の高まりが理由であることが明かされたことを踏まえると人間と他生物との亀裂を生み出すには効果的でありレニの利用共々彼の狡猾さが表れている。

だが、操る対象に技術者のレニを選んだ事が最大の誤算だった。G2エリアにあるエネルギープラントを目指していたガルバスだったが、危険を承知でEYESメンバーがレニをプラントに入れ、レニが技術者としての知識を活かしてタービンを止めた事でガルバスが正気に戻ってしまったのだ。
操れなくなってしまっては用済みだとばかりに発光体から放つ雷撃でガルバスを攻撃するワロガだったが、コスモスに攻撃を防がれてルナストラックを浴びせられて実体化。テレポートでコスモスを翻弄するが、シンクロしていたレニにテレポートを無効化されてしまいコロナモードのブレージングウェーブを受けて爆死した。

ワロガの野望は潰えたものの同時にバイオチップも活動を停止し、生ける屍だったレニは消滅。ムサシにとっては苦い結末となった。

第48話「ワロガ逆襲」

前回倒された同族の復讐のために出現した。

一度目の出現時は出現地点と時間を事前に予告するなど、人類に対して挑発的な言動を見せた。共同作戦を取った防衛軍とEYESの総攻撃を受けるが、正面から迎え撃って壊滅させてしまう。更にコスモスの正体が春野ムサシであることを知っており、変身しようとしたムサシを攻撃して意識不明の重態に追いやるが、その直後に撤退した。

二度目の出現時は予告より数時間早く出現。入院中のムサシを狙ってSRC医療基地へ侵攻しつつ、防衛軍の戦車隊ベンガルズを全滅させ、EYESの航空機をも次々と撃墜した。ワロガの真の狙いは、意識を失ったムサシ隊員に悪夢を見せて洗脳し、コスモスの肉体を乗っ取ることだったのだ。しかし、医療基地へ到着する寸前にムサシが意識を取り戻してしまい、彼が変身したコスモスと交戦することになる。

今回もテレポート能力でコスモスを翻弄し、倒れたコスモスを踏み潰しつつトドメを刺そうとするが、ベンガルズの生き残りが再起動した90式戦車の砲撃に気を取られ、更にテックスピナー2号が放ったヴィクトランジャーによってテレポートアイを破壊されて弱体化してしまう。直後にコスモスの反撃を受け、光球状になって逃走しようとしたが、再びブレージングウェーブで倒された。

敗因はベンガルズの砲撃であり、同族が完璧に利用出来ていた防衛軍に対しても戦いを挑んでしまったことが最大の失敗と言える(少なくとも以前の個体の様に防衛軍を利用できていれば勝機はあったと言える)。
人類からの信頼を得て戦ったコスモス自分一人の力を過信したワロガ、勝負の結果は最初から明らかだったのである。

ウルトラマンFighting EvolutionREBIRTH

ステージ11「コスモス絶体絶命」に登場。
最初は通常のワロガの状態でコスモスと戦うが、一度倒すとカオスヘッダーに憑依されたカオスワロガとして登場する。
両腕が槍のようなアサルトアームスに変化し、防御力が低くなった代わりに攻撃力が飛躍的に向上。必殺技は、球体状に変化することで光線をマシンガンのように乱射する「光線雨」。

大怪獣バトル

ステータス

アタック800~1100
ディフェンス500~700
スピード1000~1400
パワー700~900
タイプアグレッシブ、タクティカル


  • NEO以降
    スタミナ2
    得意属性
    苦手属性

技一覧

名称威力
ファンタズムアタック2100
アームスショット2500
光球光線(闇)3500


備考

EX第5弾にて、同期のギギバルタン星人と共にウルトラマンコスモスから初参戦した。
もっともワロガは上記のFERで既にポリゴン化されていた為、流用できる事から参戦になった理由と思われる。

ステータスとしては、スピードが高い反面パワーとディフェンスが低いのが難点。
しかしアタックは、宇宙人の中では珍しく高めの性能を持っており、技カードの発動タイミングがタクティカルである事から、メインで活躍する場が多く期待されたキャラである。

NEOでは、レア度がランク落ちした最上位カードが再収録され、アタックが1000→1100に強化された。・・・が、ガッツ星人アーマードメフィラスの存在から徐々に影が薄くなるという、少し不遇な扱いが目立った。


ウルトラコロシアム」のストーリーモードでは、最強のレイオニクスを自称し、主人公のバトルナイザーを奪おうとタイラントを使役して挑んでくるが、プレイヤーの怪獣によって返り討ちに会い、異次元の穴の彼方に飛ばされてしまった。ちなみにこの二体はFERに登場した怪獣という共通点がある。

大怪獣ラッシュ

CGショートムービーでハンターステーションにいる宇宙人として登場。

余談

第14話・48話共に湖畔で戦闘しており、水面にコスモスとワロガの姿が映りこむ演出がある。
特に第14話ではそれが勝敗を決める要因ともなった。

また、両エピソード共にベンガルズが登場しており、第14話のベンガルズはワロガの狙い通りガルバスを攻撃したり、流れ弾で町に被害を与えるなど無能な存在として描かれていたが、第48話のベンガルズは壊滅的被害を受けながらも果敢にワロガへの攻撃を続行、コスモスの窮地を救うなど対照的な活躍を見せた。

当初、脚本ではカワヤが過去に治療できなかった女性・美夜にワロガが憑依し、美夜と同じ難病に感染した子供たちの身体を利用して復活を目論むという展開で、第13話・14話と同じく人の命を翻弄する存在としてワロガを描いていたが、プロデューサーの渋谷浩康がハードすぎるとして反対したため没となった。

本エピソードでは「怪獣保護の難しさ」「夢物語だと思われていた事を実現する人間の可能性」を描いており、その夢物語はやがて本当に実現する事になる
なお、サブタイトルの「時の娘」とはクルー達が夢物語を実現させようとする者たちの一人であるという誇りを表した言葉であり、彼らが時代を駆け抜けた証である「ジェルミナⅢ」を指す。この言葉はレニの記憶の奥底に刻まれており、レニが最初に思い出した言葉である。

ちなみにジェルミナⅢのデザインはオウムガイとなっている。


関連タグ

ウルトラマンコスモス ウルトラ怪獣 ノワール星人 サンドロス
カーン星人:ワロガはセルフリメイク的な存在と言える。
ウルトラマンネオス:第1話冒頭の流れとレニの死亡までの経緯が酷似されており、コスモス第13話はもし、宇宙空間に投げ出されて出会ったのがウルトラマンではなく、悪の宇宙人だったら?というIF展開だと言える。
ウルトラマントレギア:同じく宇宙での作業中に死亡した人間を操った狡猾な宇宙人。
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