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「バトルナイザー、モンスロード!」

CV:堀秀行

概要

ブルトンにより多くのマルチバースが交わった遠い未来のM78スペースを舞台とした一連のマルチメディア企画『大怪獣バトル』に登場するアイテム。

3体の怪獣をデータ化して封印し、実体化させて意のままに使役することができる召喚機。カプセル怪獣と同じく、戻せば怪獣を休ませることができ、瀕死の重傷でも時間を置けば完全回復させることが可能。

レイブラッド星人の血を引き、バトルナイザーで怪獣を操る者をレイオニクスと呼ぶ。


一見、純粋な機械のようにも見えるが、後にクマノの解析によりナノマシンと有機体で構成されたハイブリッドであることが判明した。この為かは不明だが、生物ではないロボット怪獣を使役できるのも納得である。

ちなみにゲームでは(演出の都合上…というか広義的には宇宙人であるため)初代ウルトラマンや(とても怪獣に見えない)ジュランも使役可能である(AC版のカードを見るにウルトラマンベリアルダークメフィストなどの闇の巨人は怪獣カウントらしい)。


大怪獣バトルウルトラコロシアムの描写によれば、100体モンスロードが可能なギガバトルナイザーでなくとも3体以上怪獣を持ち歩けるらしい事が判明しており、やろうと思えば負けた敵レイオニクスすらも使役怪獣にできる(この事から察するに空きスロットが3つではなく、一度のバトルで使役できる数の上限が3体といったところか)。おそらく理論上は生物全般、というか地球人でも封印可能(戦力にならないだけで)。

ロボット怪獣まで扱えてしまうのは先述の通りだが、宇宙船や防衛チームの戦闘機等はさすがに含まれていない様子。

整理すると、あくまで仮説の範疇になるが「怪獣として定義される生物」と、「怪獣に近い特徴を持つ構造物(=ロボット怪獣)」(※1)、そして「それらに匹敵する存在になりうるポテンシャルを秘めた『生物』」(※2)が対象になると考えられる。

((※1)怪獣との肉弾戦に耐えうる構造のキングジョーインペライザー、肉弾戦を想定して作られていないその他の宇宙船を比較すればわかりやすいか。ロボフォーは腕があるのでギリギリ怪獣扱いかもしれない。)

((※2)この仮説に則ると、特殊な例であるアイアンロックスデスフェイサーは、あくまで「アイアンロックス」「デスフェイサー」というロボット怪獣としてなら手持ち登録でき、可逆的に変形させて元の戦闘艦として運用する事も不可能ではないと思われるが、ロボット怪獣にされる前の「戦艦大和」「電脳巨艦プロメテウス」としては手持ち登録はできない事になり、一応の辻褄は合う。)


大怪獣バトルウルトラアドベンチャーでは翻訳機能があることが判明し、ピグモンの声をバトルナイザーを通して翻訳している描写があった。また、上記のバトルナイザー内で休む機能について補足されており、完全回復していない状態で実体化すると縮小化する事が判明。

ゲーム版やウルトラアドベンチャーでは怪獣の反応を確認すると所持者に危険を警告する機能を見せている。


なお、レイオニクスであれば所有者の異なるバトルナイザーを使えるらしく、御蔵イオがヴィットリオのものを借り受けて同時召喚『ダブルモンスロード』を行なった他、NEOの主人公アサマ・アイの使うバトルナイザーは本来はカネゴンのバトルナイザーである(ただし、正規使用者の近くにいないと使用できない)。


大怪獣バトルより後の時間軸の話である、ギャラクシーレスキューフォースボイスドラマでは、バトルナイザーを所持したババルウ星人のレイオニクスが登場しており、レイオニクスバトルが終結した後もバトルナイザーが回収されずに放置されたままになっている可能性が浮上している(後述する外伝漫画で複製品が作られたのもそうした事情があったからとも推測できる)。


なお、別にレイオニクスの本体ではないため、破壊されても死ぬことはない模様。事実としてメフィラス星人はテンペラー星人に敗北し、バトルナイザーを破壊されてもなお生きている。


また、一度は御蔵イオに敗れたレイブラッド星人がカネゴンのバトルナイザーにケイトのゼットンの遺伝子を仕込み、EXゼットンを依り代にして復活するなど、レイブラッド星人が延命するための手段としても使われた事もある。


基本的な造形や仕様には変わりないが、個々人でカラーリングが異なる、ケイトの使うバトルナイザーのシステム音声がくぐもっているなどの違いがある。

バトルナイザーから発せれる光(召喚、回収される怪獣が変化したもの)も同様であり、大抵は金色(ゲームでは白)であることが多いが、レイモン(バーストモード)は赤紫、ケイトは黒紫、グランデは紫、メトロン星人ガッツ星人ババルウ星人テンペラー星人は緑となっている。


さらなる高みへ

バトルナイザーはTV番組第2期『ウルトラギャラクシー大怪獣バトルNEVER ENDING ODYSSEY』にて更に進化を遂げたネオバトルナイザーへと変化する。これについては別項目で取り扱う。


DARKNESSHEELS-Lili-

ダークネスヒールズを題材にしたこの作品では惑星フースに最近登場した兵器として出現。

上級市民と下層民に分かれて戦争状態になっているフースに怪獣が兵器として利用される事態になっている模様。

見た目も下層民が持っているものは召喚スロット画面が一つだけ、と簡略化されており、召喚される怪獣も通常より一回り小さくなっている。

カミーラの話によるとこの簡易型のようなバトルナイザーは、惑星テリオ(舞台版でも存在が語られた文明惑星)のテクノロジーで作られたものであり、テリオの支配層は他の惑星にこうした兵器をばらまいては戦火を拡大させて私腹を肥やしていると言う。


簡易型と言えど(恐らく全知全能の宇宙人と言われるレイブラッド星人が作り出したであろう)バトルナイザーを再現している所から見ても惑星テリオのテクノロジーは相当なものであるようだ。

ちなみに、なぜ完全複製しなかったのかは現時点では不明。一部では、完全複製する大惨事を招くと懸念し、制御できる範囲に治めるためにあえて簡易型にしたのではとする見方があるようだ。


さらに、第3話では、イーヴィルティガが簡易版のバトルナイザーを下層民に与えていたことも判明した(テリオとも裏で結託していた可能性も考えられるが、現時点では不明)。

彼によると、バトルナイザーには怪獣の使役者に怪獣そのものになって戦っているかのような感覚を与える機能が備わっているという。これは人間がウルトラ戦士に変身するのと近い状態らしく、バトルナイザーは疑似的な変身アイテムのような一面も持っているらしい。

この性質を利用して、自身のバトルナイザーに下層民たちが怪獣を使役した際の戦闘データを収集していき、最終的にそれを自身の失った力へと還元することがイーヴィルの本当の目的であった。

しかし、私利私欲のために使った力を集めすぎたことでバトルナイザーが闇で汚染されてしまったため、今度は純粋な光の力を持つリリから力を奪い取ろうと目論むようになる。


第4話ではヒュース・アーディの腹心であるキリエロイド・サイロがなんとネオバトルナイザーを所持していることが判明。正規品か複製品化は不明だが、召喚した怪獣を支障なく操れていた(=ネオバトルナイザーを使いこなせていた)ことから、少なくともレイオニクスとしての腕前はかなりのもののようである。


バトルナイザーのカラーリング

バトルナイザー(通常)

所有者
レイ/その他多数青+白
ケイト/ヴィットリオ黒+青
カネゴン(アサマ・アイが使用)/ガッツ星人(EXラウンド)/巨大ヤプール(EXラウンド)ガンメタ+白

ネオバトルナイザー

所持者
レイ/その他多数青+金
グランデ/ヴィットリオシルバー+紫
キリエロイド・サイロ不明

ギガバトルナイザー

※リクは一時的に使用している。


玩具としてのバトルナイザー

液晶玩具『大怪獣バトルナイザー』として販売された。この玩具では、カードの裏面にレイオニクスマークが描かれたカード(無印1弾〜EX6弾まで)のみスキャンに対応しており、この機体で育成した怪獣をAC版との通信で使用できるのが魅力であった。


続いてゲーム機能とAC版との連動を廃し、ウルトラギャラクシー版の音声を内蔵した『フラッシュ&サウンド 大怪獣バトルナイザー』が、『ウルトラギャラクシー大怪獣バトルNEO』の放送に合わせて『ネオバトルナイザー』が販売され、カードを装填する事が出来るが、音声は固定でボタンを押すだけでも音声が鳴るという仕様となっている。


関連項目

ウルトラシリーズ ウルトラ怪獣

ギガバトルナイザー


モンスターボール


デジヴァイスタリスポッド闘神機:バンダイ作品における同じ位置付けのアイテム。

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