電脳巨艦プロメテウス
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でんのうきょかんぷろめてうす
映画『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』に登場する巨大戦艦。画像右。
「感情などという不完全なものに左右されない完璧な兵器」をコンセプトにゴンドウ・キハチが中心となり、キサラギ・ルイ博士が設計及び建造を行った。
大気圏内外問わず運用が可能で、優秀な戦士の思考回路を内部にインプットすることで自動航行を実現させているのでコックピットには何も機材が置かれていない。
機体底面に防衛軍のロゴが記されている。
武装は艦体各所に備わった機関砲と機首下部の最大の兵器である主砲・ネオマキシマ砲。その威力はすさまじく、ダイナのソルジェント光線を跳ね除けたゲランダを一瞬にして粉砕した。
クリオモス島でプロメテウスを紹介する際、設計開発者のキサラギ博士はこの戦いを「ほんのリハーサルです」と言い放ち、開発責任者のゴンドウ参謀も「最大出力では小惑星程度なら軽く消滅できるだろう」とネオマキシマ砲の威力を力説している。
しかしスーパーGUTS隊長のヒビキ・ゴウスケは「人間が持つにはちょいと危なすぎるおもちゃじゃないですか?」と危惧していた。
ゴンドウはこの無人運用能力を「無人で動かせるプロメテウスが完成し量産化に至ればスーパーGUTSが前線で危険を冒す必要もなくなる」と前向きに信じていた。
しかし、「人間は自分の力で困難に立ち向かうからこそ、相応しい道を見失わないで済む」と信じるヒビキ隊長はこの方針に疑問を示し、キサラギにプロメテウスがあればダイナも不要になると言われたアスカも反発する。
しかし開発者のキサラギは開発の段階でモネラ星人の傀儡となっており、彼女の差し金でアスカ・シンの全データ、すなわちウルトラマンダイナのデータが全てインプットされてしまっている。
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