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人物像編集


プロフィール

所属:TPC 警務局
演:亀山忍

地球平和連合TPC警務局に所属する総合本部参謀長。

ちなみに警務局所属経験者にはスーパーGUTSの隊長を務めるヒビキ・ゴウスケウルトラマンティガの時代のヨシオカ・テツジ警務局長官、ナグモ副長官がいる。


武装強化による地球防衛を主張する所謂『タカ派』の人物で、高圧的な言動を取ることが多く気に食わない相手には皮肉を並べ立てる傾向もあるためにスーパーGUTSの一同にはあまり好かれていない(特に言動が不真面目なアスカ・シン隊員とは対立することが多く、それが後述する暴挙の一因になった)。


ただし、単なるタカ派というわけではなく、その場における正論を述べたり、敵への有効な対策を自ら提案することも多い。過激な言動もウルトラマンの力なしでは満足に自衛もできない人類を憂い、彼なりに地球の平和と人類の未来を想っているが故であり、決して悪人ではない。


実際、彼は他のTPCの首脳陣やスーパーGUTSのメンバーが『ダイナがいれば敵を倒して戦いが終わる』と言う依存の発想ばかりの中、ゴンドウは常に戦力の増強、F計画やダイナに関する情報を集めていた。それ故に誰にも報連相を行わず一人で抱え込んでフラストレーションを募らせ、侵略者の思惑に翻弄された挙げ句悪い方ばかりに転がってしまうだけであり、行動だけを見ればむしろマクロな視点を持っているとも言える。


戦力増強を図ったプロメテウスやネオマキシマ砲、テラノイド等の開発も、スフィアを始めとした宇宙からの攻撃が続いている中で正体不明の光の巨人に頼らなければいけない現状を憂いての行動である。

実際、アスカを拘束しリーフラッシャーを奪い取りシリンダーの中に閉じ込めた際にもこのようなことを言っている。


「その態度は何だッ!!!その口の聞き方は何なんだッ!!!なぜお前が、ウルトラマンなんだ……?お前のような未熟者が……品のかけらもない粗暴な男がッ!なぜダイナなのかと聞いてるんだッ!!!」


突然宇宙から飛来し、なぜか人類を守ってくれている、地球人側から見たらありがたい存在だが、一方で人類を守る理由も含め、ウルトラマンは謎が多すぎる得体の知れない存在でもある。

そんな謎だらけの存在であるウルトラマンの正体が「神」では無く「巨人に変身した人間」に過ぎず、しかも模範的とは言い難い人物であれば、軍事指揮官としては嘆きたくもなるだろう。


とはいえ、そもそもダイナの世界では怪獣災害で親を亡くした子供ウルトラマン(奇しくもそのウルトラマンはあのダイナである)が取りこぼしてしまった犠牲者の存在も多く描写されている(特に後者についてはウルトラマン本人まで巻き添えを喰らう羽目になってしまった)。

少数のウルトラマンに自分達の未来を任せきるわけにはいかないというのは地球人側にとって自然かつ当然な感情である。


後述のエピソードで見せる冷酷なイメージが目立ちがちだが、子供を含む10名と数百万人とを天秤にかけた上の判断だったり、アスカからの光エネルギー強奪の際も一応アスカの生命には支障がないことを分かった上での行動だったりと、目的のためなら部下の命を含めたどんな犠牲も辞さない上に、最悪の事態が発生しても開き直る姿勢すら見せていた「THE_FINAL_ODYSSEY」のF計画主導者であるナグモ副長官よりは人命を気にかけている分、遙かにマシだったりする


フカミ総監らと一緒に氷の入ったタライに足を突っ込んで涼を取ったり、スーパーGUTSの一同と共に満面の笑みを浮かべながらミヤタ参謀の誕生日パーティーに出席するなど(自分の誕生日は祝ってもらえなかったが)、割とコミカルな姿を見せることもあった。




来歴と作中での動向編集

『ダイナ』以前

当初は警務局No.3だったが『THE FINAL ODYSSEY』後に逮捕され失脚したナグモ副長官の席が空いた為、そのまま副長官に昇進。

その後TPCの組織再編により参謀長に就任。



劇場版『光の星の戦士たち

キサラギ・ルイ博士に感情に左右されない究極の兵器として「電脳巨艦プロメテウス」とその主砲であるネオマキシマ砲を開発させたが、地球人類の完全抹殺を図るモネラ星人にプロメテウスを乗っ取られ、デスフェイサーに変えられてしまった。

デスフェイサー襲撃に伴い避難したシェルター内では、避難民にTPCの勝利を約束するなど参謀として毅然とした態度を見せた。しかし、自らと同じ思想を持つはずのキサラギ博士の翻意、そして人々の心の「」がウルトラマンティガを復活させるという奇跡を目の当たりにしても、ゴンドウだけは光になれず、事態を理解出来ないまま唖然とするばかりだった。


実はキサラギ博士はかつては人の心を不完全なものとして許容できず、それが仇となってプロメテウス=デスフェイサーを敵に乗っ取られてしまった。

一度はそれに敗れた筈のダイナが恐怖を克服した末に逆転、どんな絶望の中にあってもススム少年の「諦めない心」に触れたのは彼女が改心するには充分すぎるものであった。ゴンドウがそれに気付けず、ウルトラマンを「心のない兵器」として作り上げ、かつての彼女と同じ轍を踏んでしまったのはなんとも対照的である。ウルトラマンの力を表面的にしか理解できず、暴走させてしまう様はかつてのマサキ・ケイゴのようでもある。


この事件以降、ウルトラマンダイナを倒したクイーンモネラの圧倒的な力とティガの復活という不可思議な現象を見た彼は絶対的な防衛力としてウルトラマンの力を求めるようになり、凍結されていた「F計画」のデータを密かに盗み出し、人造ウルトラマンテラノイドを製造。同時にダイナの正体を探り始めていた。


第39話

スーパーGUTSが有名になり過ぎたという名目で警務局の特務部隊ブラックバスターを設立。事実上の私兵として戦力を集め、TPC上層部へのクーデターを画策し始める。

また、ゴンドウ参謀に変装した科学者ヤマザキ・ヒロユキがエボリュウ細胞を保管庫から盗み出すという事案が発生しており、ゴンドウ参謀が持ち出すことが可能であるという点から本来であれば破棄・凍結されていたはずのエボリュウ細胞を警務局、あるいは彼主導で保管していたと考えられる。


第41話「ぼくたちの地球が見たい

ダイオリウスに産卵された宇宙船ガゼル号の撃墜を真っ先に提言、子供たちを見殺しになど出来ないと訴えるミヤタ参謀の意見や、乗員の救助作戦を訴えるヒビキ隊長の意見を退けようとした。非情な判断ではあるが、子供を含むとはいえ十名に満たないガゼル号乗員と、ダイオリウス幼虫が放つ毒ガスによる数百万の犠牲者を天秤にかけた判断であり、ゴンドウ本人にとっても不本意ではあったと思われる。


第45話

前述の誕生パーティーの際にフカミ総監から「部下から愛される上司になるよう努力したまえ」と窘められたためか、トロンガーを見て冷静さを失ったミヤタ参謀を非難し、珍しくスーパーGUTS隊員を擁護する言動を見せる。しかしその後の査問会ではギガール星人チュラサの存在を頭ごなしに否定し、ミヤタ参謀に嫌味を並べ立てていた。













最終章にて

「見ろ、人間の常識を超越したこの怪物どもを。こいつらに対しTPCの現状勢力は、無力だ…ダイナ抜きではまともに戦うことすらできん!そんな軟弱な防衛力で地球を守り切れるか?正体もわからぬ巨人に人間の未来を任していいのか?断じてそんなはずはない!」


ついにダイナの正体がアスカ隊員である事を把握。ブラックバスターにアスカ隊員とユミムラ・リョウ隊員を拘束させてリーフラッシャーを奪い取り、アスカから「光」のエネルギーを強奪してテラノイドを完成させた。しかし、人の心を持たないテラノイドは兵器としてもウルトラマンとしても欠陥品であり、光線を乱射してエネルギー切れに陥った隙にスフィアによって同化され、ゼルガノイドにされてしまう。


ゼルガノイドの攻撃で火星基地とブラックバスターは壊滅。持てる戦力を失い、ダイナすらも自らの手で変身不能にしてしまったゴンドウは「人類は何もかも失った」と諦めの言葉を漏らすが、リョウは「失ったのはあなたの人間としての誇りよ」とゴンドウを糾弾。更に「光」を失った筈のアスカもリョウを守ろうとする強い意志でダイナへ変身、ゼルガノイドに戦いを挑んだ。


しかし、光を奪われた影響は大きく、弱体化したダイナは苦戦を強いられる。それを見たリョウは自らの生体エネルギーを「光」としてダイナへ照射することを要求。「そんな事をすれば君が死んでしまう」と反発するゴンドウだが、彼女はゴンドウに銃を突きつけて光エネルギー照射装置の起動を迫った。自らの命を捨ててでもダイナ=アスカを救おうとするリョウとの会話で、ようやく「光」の意味を理解したゴンドウは、リョウの銃を奪ってなんと自ら最大出力で起動した装置の中に入り、苦しみながらも笑顔でサムズアップを見せた。そして…




「人間にぃ!……未来…あれぇぇぇぇ!!」




道を外れてもなお、決して忘れることのなかった「人類の未来を想う心」を叫び、直後に起こった装置の大爆発の中にゴンドウ参謀は消えた。

しかし、彼の心は「光」となって照射され、絶体絶命のダイナを再起させる力となったのである。


死後、彼が開発に携わったネオマキシマ砲とガッツシャドーは、人類とダイナがグランスフィアに勝利するための鍵として大きく貢献した。

自らの生み出した兵器のせいで地球を破滅に追いやりかけたゴンドウだったが、その努力は決して無駄ではなかったのである。


未来へのゼロドライブ

ブラックバスター隊長サエキ・レイカの視点からゴンドウの姿が描かれているが、警務局の権限を強化する為にヤマザキ・ヒロユキの暴走を意図的に見逃していた(クローンダイゲルンの件はこれを利用したブラックバスター隊お披露目のための実質的なマッチポンプ要因)など悪辣な陰謀が明かされている

しかし、ゴンドウの地球防衛にかける想いは本物であり、それゆえ警務局の部下からは強く信頼されていた事、彼らがウルトラマンの存在を「不平等な神」だと誤解した為に道を誤った事など、その心情をフォローする描写も多い

また、レイカはゼルガノイド戦でダイナに「光」を与えたのがゴンドウだと直感で気付いており、彼の光を宿したストロングタイプの戦いぶりをあまりにも愚直すぎた、熱い、正義の光と評している。


総じて、ゴンドウの人物評は「道は誤ってしまったが、確かな正義漢」であり、過ちの贖罪に命を捧げ、行動が常に人類の平和のためにブレなかったこともあり、ウルトラシリーズにおける主人公サイドとは対立し、相容れないタカ派のキャラクターとしては比較的視聴者から理解され、嫌われていない稀有な人物である。


余談編集

  • 劇場映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』ではウルトラ戦士たちを応援する横浜市民の中に、髪型が違うため分かりづらいかもしれないが彼のそっくりさんが混じっている。他の面子と同じくカメオ出演である。ウルトラマンティガが現れるや否や、『がんばれ、ウルトラマン!』と真っ先に声を上げた

  • 上述した『ダイナ』第49話がピックアップされた『ウルトラマン列伝』第36話にて、かつてゴンドウ同様に戦うための力に執着していたウルトラマンゼロはゴンドウの動向に対して「地球の平和を絶対に守り抜きたいと願う、ゴンドウ参謀。その考えは見上げたものだが、やり方が間違っていたと俺は思う。そんな彼も、アスカの思いに、そしてダイナの戦いを前にして大切なことに気がついてくれたようだ。最後まで不器用なやり方しかできなかったゴンドウ参謀。だが、彼もまた地球を愛した勇者の一人だ」と、感慨深く語っていた。

  • ウルトラマンクロニクルZヒーローズオデッセイ』第5話ではテーマが『人造ウルトラマン』としてこの事例が取り上げられており、「秘密裏に進められていた計画により生み出された怪物」と紹介された。そしてテラノイドと同じく紹介された後継者とも言える特空機4号ウルトロイドゼロの戦闘シーン後、ウルトラマンゼロは、「俺達ウルトラマンは、力を見せびらかすために地球に来たわけじゃない!守りに来たんだぜ!?この違い、わかるか……?確かにウルトラマンは大きな力を持つ。だがしかし、その力を振るうのは平和を守るために戦う時だ!!」と呼び掛けている。
    • そして最後に「力の使い方ってのは、間違えると取り返しのつかない結果になる。忘れないでくれよな」と回の2つの事例から見た彼なりの見解を述べている。かつて因縁の相手と同じように力を欲して父親であるウルトラセブンに止められたゼロが言うと、かなり刺さるモノがあるといえよう。

  • 本編の続編である『ウルトラマンサーガ』では、アスカがグランスフィアを撃破後にブラックホールに吸い込まれ消息を断ったことから『アスカの日』が制定。しかし、ほぼ同時期に死亡したゴンドウについては全く言及されていない。ブラックバスターやテラノイドを用いてクーデターを起こそうとしたことがバレて犯罪者、もしくはテロリストとして認知されたからだろうか。

  • ダイナの力を使うウルトラマンゼットガンマフューチャーは、技の一つであるガンマイリュージョンを出す際フィンガースナップをするが、これは力の源であるウルトラマンの変身者三人のどの癖にも当てはまらない(癖ではないだけで、ダイナも一度したことはある)。ファンの間ではその癖を持っていたゴンドウがダイナの光として消えたのでその癖を受け継いだのではないかという意見もある。

関連項目編集

ウルトラマンダイナ タカ派

電脳巨艦プロメテウス F計画 テラノイド


宇宙球体スフィア:本作のメインヴィラン。彼が蔑ろにしてしまった「人の心の強さ」を失った先に待つ存在ともいうべき怪獣。

焼き土下座:彼が視聴者から赦されている要因の一つに関連しているだろうタグ。謝罪というのは痛みが伴う物こそ価値があるという思想が具現化された存在であり、ゴンドウは確かな正義感と罪悪感を持っているからこそ、己が迷惑を掛けた人々に対してこれと同じ事が出来たと言える。


類似キャラクター編集

ウルトラシリーズ編集

高倉司令官カジ参謀統合防衛軍(特に西条武官)、松永要一郎神山政紀…同じくウルトラシリーズにおける防衛チームのタカ派達。松永はゴンドウのように配下の部隊を使ってウルトラマンの変身者を拘束し、神山もウルトラマンの変身者から変身アイテムを強奪するという、それぞれ暴挙といえる行動を起こした。


アイハラ・リュウ…こちらも志を同じくしているが、こちらはウルトラマンに真正面から向き合った末に本当の意味で「人類による地球防衛」を実現している。


ユウキ・マイ…上述のウルトラシリーズにおける防衛チームのタカ派達の中でもゴンドウと同様に禁断の『人造ウルトラマン』を造りだし、それを敵に鹵獲されてウルトラマン、人類の双方を窮地に陥らせてしまった人物。彼女はゴンドウと違って、平和を思う気持ちよりも単に『ウルトラマンの持つ強大な力への歪んだ羨望・独占欲』のが強く、最後まで贖罪はおろか反省する事もないまま退場した。


ムラホシ・タイジ…ダイナをリ・イマジネーションしたウルトラシリーズ最新作防衛チーム隊長。現状は思慮深い人物である反面、ゴンドウに通ずる不穏な思想を感じさせる一面を垣間見せており、同じ轍を踏まないか心配する声も上がっていたが、後に下記の2人が登場するに従って、上述の不穏さを感じさせる演出は制作側のミスリードであり、彼自身はシロである事が明らかになった。


シゲナガ・マキ…前述のダイナのリ・イマジネーション第10話に登場した女性科学者。クローン技術を応用して怪獣を生み出し、更にその怪獣の脳にコントロール装置を埋め込んで制御し、怪獣兵器を生み出す事を企むが、生体兵器禁止法違反により室長の任を解かれて失脚。その後、他国や企業から秘密裏に資金提供を受けつつ、10年前に発見した怪獣の化石に様々な怪獣の遺伝子を組み込んだ存在を生み出すも、最終的に彼女の教え子の手で逮捕される。

そして倒された怪獣の死骸は皮肉にもテラノイドと同じ轍を踏む結末を迎えてしまい、結果として彼女こそがリ・イマジネーションのゴンドウポジション及びダイナ16話にゲストキャラであるオオトモ博士(クローン技術で動かす怪獣を生み出した科学者)ポジションをも担う事となり、オオトモ博士とゴンドウを足して2で割った人物とされている。


アサカゲ・ユウイチロウ…前述のダイナのリ・イマジネーション作品における防衛組織の科学者。上述とのムラホシと共に防衛チームの頼れるサポーターであったが、かつてゴンドウが開発に関わったものの最終的に怪獣化して地球に人類を振るった兵器を元ネタとした兵器を開発(しかも、そのために防衛組織が凍結していた計画を再び始動させている)したのをきっかけに、それに対してやや過信気味ともとれる態度を示していた事や、ゴンドウと同様に防衛チームのメンバー達よりも先にウルトラマンの正体に辿り着いた事から、上述したムラホシに次いで、同作におけるゴンドウポジションの第二の候補として名前が上がっていた……が、その正体はゴンドウの様なタカ派どころの話では無い超危険人物であった



ウルトラシリーズ以外編集

レジアス・ゲイズ魔法少女リリカルなのはStrikerSに登場した主人公所属組織の高官。ゴンドウ同様、行き過ぎた武装強化による防衛力を主張するタカ派主人公の仲間達からは嫌われ役であるが、彼なりの正義感に基づいた行動であり、根っからの悪人でない点が共通している。しかし、彼の場合はその正義感が報われる事のないまま、哀しい最期を迎えている。


トレヴァー・マロニーストライクウィッチーズに登場した主人公所属組織の上官。物語の終盤でゴンドウのように主人公達の姿を模した新兵器を開発するが、それを敵に鹵獲・悪用され、最大の窮地を招く大失態を犯した。さらに彼の場合はゴンドウのような正義感ではなく、(上述の高倉司令官に近い)主人公達への個人的な私怨に基づいた行動であったため、余計に始末が悪い。


中村千鶴/ちゅーたんヒロインたるもの!に登場した主人公の友人。同じく心に秘めている思いこそ本物かつ確かなものであり、いわば「わきまえている人物」であったが、ゴンドウと同じくやり方を間違えてしまった人物。ただ、千鶴/ちゅーたんの場合はゴンドウのような正義感ではなく、(上述の高倉司令官やマロニーに近い)主人公への個人的な私怨に基づいた行動であったため、ゴンドウに比べ批判的な意見などが多い。

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