『はたしてハッピーエンドで終わるでしょうか』
概要
名前 | 中村千鶴 |
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学年 | 新高校1年 |
誕生日 | 5月13日 |
血液型 | B型 |
身長 | 163㎝ |
※楽曲 | 東京サニーパーティー |
CV | 早見沙織 |
※メイク後の千鶴の時の曲は2023年11月現在は7曲あるものの、普段の千鶴姿だと現状1曲しかない。
ヒロインたるもの!の登場人物の一人。
紫髪とメガネが特徴の美少女でもある。
ひよりからは「ちづちゃん」と呼ばれている。
性格
普段は冷静沈着かつ真面目な性格であり、快活なひよりや陽気な樹里に比べると大人びた印象を受けるが、好きなものに対する話題になるとかなり饒舌になる。
友達想いで優しさと強さを兼ね備えた女の子でもある(ひよりもそれを理解しており、スマホゲーム「HoneyWorks Premium Live」の一幕では「ちづちゃんって普段はクールなんだけど、たまにすごい早口になったりするんよ~。不思議やけど、そこもちづちゃんの魅力やね!」と千鶴のことを称賛している)。
やや性格に癖は強いが普通で善良な女子高生だ。
ちなみに、実は勉強が得意ではなかったりする(本人も「教えてあげられたらいいんだけど……そんなに勉強得意ってわけじゃないし……」と語っている)。
ただ、ひよりや樹里も勉強は不得意であるため、三人のなかでは一番成績が良かったりする。
……と思われていたが、後の可愛くてごめん(漫画)によれば、五教科でなんと合計414点という異常な点数を取っていたことが判明している(小さいので見えづらいが、それぞれ91、80、84、78、81点である)。
愛蔵と勇次郎が成績がトップクラスであることを考えると、千鶴は桜丘高校でトップ20に入る可能性もあるのかもしれない。おのれ千鶴!お前は一体何なんだぁ!!
ただし、これでも一応本人にとっては「勉強は得意じゃない」というのは一貫しているようで、エンディングでは問題に悩むひよりを見つめながらも、あえて手出しはしていなかった。
余談
身長は163cmとなっているが、実は地味に染谷勇次郎と同じだったりする。アイドルと肩を並べられる彼女は本当に何者なんだ。
演者の早見沙織氏曰く、「彼女は一見おとなしく冷静沈着なタイプに見えますが、実は色々な表情を持っている人なので、収録した台詞たちも密かに表情豊かでした。千鶴さんの持つギャップをお楽しみ頂きたいです。」とのこと。
前述したようにひよりや樹里と仲のいい千鶴だが、実は演者の早見沙織氏もひより役の水瀬いのり氏や樹里役の佐倉綾音氏とも親交が深いことで有名であり、共演の機会も多い。
関連タグ
出会いは『POCKETS』のCMでした
貴方を一目見た瞬間、私の中でビッグバンが起こって
暗闇にいた私を、貴方という輝く星が照らした
偶然同じ高校、同じクラスになった時、これは運命だと確信
以来貴方の為に稼いで、貢いで、稼いで、貢いでの日々
すべては貴方への愛!!
私は生涯を貴方に捧げると誓った――――
ひより「ちづちゃんが…なんで…?」
「『なんで』…?あんたのことが大っ嫌いだからだよ!!」
ひより「だ…大っ嫌い…っ!?」
もう一つの姿
その正体は、ヒロインたるもの!の登場人物、ちゅーたんのもう一つの顔であり、LIP×LIPのファン「ジュリエッタ」の一人。作中で涼海ひよりとLIP×LIPの写真を拡散してスキャンダル事件を引き起こした犯人であった。
中村千鶴・激情態
ヒロインたるもの!11話にのみ登場した、千鶴の派生形態……というよりも特殊形態(一応名称自体ファンによって命名された非公式のものではある)。
中間フォームであるちゅーたんの影に隠れがちだが、作中では重要な役回りを持っている形態である。
姿形は通常の千鶴から一切変わっていないが、元ネタになった仮面ライダーディケイド激情態と同様に、顔が鬼や悪魔の様な怒りの形相をしているのが特徴。
劇中では鞄を壁に投げつけたり、ひよりを睨みつけたり、ひよりの頭を掴みにかかったり、言葉遣いが普段の優しいものとは真逆で怖いものへと変貌したりなどしている。
鞄を壁に投げつけるシーンは原典においてディケイドが仮面ライダーブレイドをファイナルフォームライドさせブレイドブレードに変形、使用後投げ捨てるシーン、ひよりの頭を掴むシーンは襲ってきた仮面ライダー龍騎の首を掴むシーンから来ているのだと思われる。
ただし、(当たり前ではあるが)ディケイドのようにノーマル状態でアタックライドを使ったり、相手を強制的にファイナルフォームライドさせるといったことはなかった。
まあ、もし使えてたら千鶴は間違いなくHoneyWorks史上最強キャラクターになっていただろう。
ヒロインたるもの!のMVバージョンでは、黒いバズーカ砲のようなものを装備し、また外装も迷彩柄のタンクトップのような何かとワイルドなズボンを身に纏い、腕には謎のタトゥーを入れるという皆様ご存知のあれみたいな姿を披露した。
バズーカ砲はおそらく、ディケイド激情態が使ったアタックライド・ギガント(元は仮面ライダーG4が使っていたミサイル兵器)に由来しているのだと思われる。
しかし、あくまでもイメージ映像というのもあってか使用することはなく、専らひよりとは殴り合いを繰り広げていた。
カメンライドォ 活躍!
染谷勇次郎の策略によって自らがスキャンダルの元凶であることを知られた千鶴はその場は逃げることに成功するが、後日、なぜスキャンダルを起こしたのかを聞き出そうとしたひよりにタイムブレークを浴びせられ、そのまま上に覆いかぶされてしまう。
何とか振りほどいてからひよりに問い詰められるが、千鶴はそれをはねのけ、粗暴かつヒステリックな言動へと変貌するという、原典のディケイド激情態みたいなことをしてしまう。
千鶴「お前がクソモブのくせにLIP×LIPと距離近いからだろーが!!」
ひより「へっ!?」
千鶴「私が分をわきまえてそっと2人を見守ってんのに!貢ぐためにキャラ作ってメイドカフェでバイトしてんのに!お前出すぎなんだよ!!アイドルに特別扱いされていい気になってんじゃねぇ!!」
ひより「いい気になんてなっとらん!!」
ひよりの胸ぐらを掴むが、アルティメットフォームに強化変身したひよりに逆に掴み返され、遂に戦いが始まってしまった(しかもたちの悪いことに、これがHoneyWorks初の明確なバトルシーンである)。
ちなみに元ネタのディケイド激情態も小野寺ユウスケが変身したクウガアルティメットフォームと戦ったことがあるため、これもそのオマージュなのだと思われる。
樹里「いいぞ~!!もっとやれ~!!」
いや樹里さんあなたは止めてあげなさい(もっとも樹里の力をもってしても無理なのかもしれないが。まして、かたや世界の破壊者、かたや究極の闇をもたらす者なので尚更……と思われていたが、12話では千鶴に一対一でひよりと和解するよう懇願していたのでやろうと思えばやれたのかもしれない)。
千鶴「ヘラヘラ2人とお出かけして写真取られたらどーすんだよ!!」
ひより「取ったのはちづちゃんやろ!!しかもあんな風に大事件にして!!なんであんなこと……!なんで2人を困らせるようなことしたんよ!!」
千鶴「そんなの……お前のせいだろ!!ずっと推しのために生きてきた……なのにお前がいるせいであんなことに!!私は悪くない!!全部お前のせいだ!!」
ひより「なぁにうだうだ言っとるん!!うちのせいって思っとるなら直接うちに言えばよかったやろ!!」
千鶴「うるさいって言ってんだろ!!」
ひより「卑怯者があああああああああ!!」
千鶴「クソモブ女ああああああああ!!」
それは、地球を守る為の『防衛力』だった筈の千鶴が、破滅を齎す途方も無く大きな『災い』へと変わった事を意味していた…。
こうしてあのひよりをパワーで圧倒する(ひよりはどちらかというとスピードタイプの人物であり、パワータイプの千鶴とはそもそも相性が悪かったのだと思われる方)と恐ろしい力を披露し、ラスボスとしての凄まじさをひよりと視聴者に植え付けた。
しかし、戦いの末にひよりをクロスカウンターパンチという形で殴って気絶させてしまい、「え、ちょ……死んだ……?」と正気に戻り、泣きながら樹里と保健室へとひよりを運ぶ。その後はずっとそばでひよりの容体を見届け続け、ベッドの上でひよりが目覚めたときにはひよりに寄り添うようにうたた寝をしていた(地味に寝ているひよりに対しても自らのエネルギーを分け与えていた)。
そしてそばに置いていた千鶴のバッグからある一冊のノートが目に移り、ひよりは千鶴の隠していた本当の気持ち、そして盗撮の動機を知ることになる……。