ゼロ「小さっ!?何でこんな中途半端なサイズに……!?」
子供たち「ちっさーい!」
ゼロ「うわっ、びっくりした……そうかタイガ!お前が俺と一緒に戦う事を拒否しているせいだ!」
タイガ「人を騙すような真似して、偉そうなこと言うな!」
(モップや虫取り網でゼロを突っつく子供たち)
ゼロ「突っつくな!そうか、わかったよ……!だったらこのままやるしかねぇなぁ!」
概要
言葉の初出は『ウルトラマンサーガ』。
同作にてウルトラマンゼロが自らと一体化しながらもある事情で変身したがらないタイガ・ノゾムに対し、「大切なのは、心の眼で敵を捉える事だ」と言って気を反らした隙に無理矢理ウルトラゼロアイを装着させ変身を強行。
しかし2人の息が合わなかったため、身長5mほどにしか巨大化できなかった。
そのままヤケクソ気味に戦う事になったゼロだが、当然ながらさしものゼロでもまともに戦えるはずがなく、グビラのドリルやゴメスの尻尾で振り回されるなど散々な目に遭い、「何でお前みたいな男と合体しちまったんだ!!ウルトラマンゼロ一生の不覚だ!!」と嘆くほどだった(それでも何とかゴメスを投げ飛ばせた辺りは、さすがゼロさんである)。
その後夕食で、タイガが嫌いなニンジンを残した事をゼロや周囲の子供達に指摘され、結果「チビトラマン」呼ばわりされてしまったのである。
ゼロ以外にも、このように何らかの事情で力が足りず巨大化ができなかったウルトラ戦士が何人かいる。
また、一部のウルトラ戦士は等身大あるいはそれ以下のサイズで活躍する事もある。こちらの場合は巨大化できなかったケースこそあるものの、大抵はウルトラ戦士自身が状況に応じて意図的に行ったものである。これについては等身大ウルトラマンの項目に詳しい。
ただ、ウルトラシリーズはあくまでも''巨大怪獣との戦いが売りの番組''である事から、本来より小さいサイズでの活躍は少なく、近年ではあまり見られなくなっている。
ブラコ星人やターラ星人の様な巨大化できない敵だったとしても、宇宙船に乗っての空中戦や、巨大怪獣やロボットを使役して差し向ける展開が一般的である。
訳あって十分な巨大化ができなかったウルトラ戦士
ゼロは上述したため割愛する。
変身者の光の意志が弱かったため、20mにしか巨大化ができなかった。
元よりかなり力を失っていたため、10m程度にしか巨大化できない上に本来の能力は発揮できない状態であった。
本人が未熟だったため当初は10mにしか巨大化ができなかった。後に「気合」で克服。
等身大になった事があるウルトラ戦士
等身大ウルトラマンを参照。
もっと小さくなった事があるウルトラ戦士
テンペラー星人の不意を突くために体を縮小させて子供の玩具「ウルトラマンボール」に入り、その中から登場しつつ巨大化。また、セブンはミクロ化して宇宙細菌ダリーと戦ったり、シャドウマンのミクロ化フォグで縮小されコップの中に閉じ込められた事がある。
怪獣人プレッシャーによって一寸法師さながらに縮小されてしまった事がある。
体を縮小させて体内に侵入し内部から相手を爆破する「ウルトラリダクション」でハングラーを倒した。
いくつかのエピソードでミクロ化した事がある。
ガンQに体内に吸収された際、その影響で体も小さくなった。
ガンマリダクションという自身の体を縮小させる技を持っており、劇中ではガンマスルーと併用してファイブキングの体内に侵入、ゼスティウム光線を放って倒す。
(番外)
ザロームの神経中枢を破壊するためにミクロ化。
関連タグ
ちっちゃいおっさん…ある意味で似たような存在。