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タイガ・ノゾム

たいがのぞむ

タイガ・ノゾムとは、『ウルトラマンサーガ』の登場人物であり、本作の主人公である。
目次 [非表示]

演:DAIGO


「世界は常に変化してる、過去を振り向いていたら進化できない」

「俺たちを…ウルトラマンを信じろ!」

「結局俺は…何も…誰も守れないのかよォォォォ!!」

「本当の闘いはここからだ!」


概要

スーパーGUTSマーズの新人隊員。かつてのスーパーGUTS隊員であるミドリカワ・マイに見いだされ、スーパーGUTSマーズに配属された。周囲からは名字で呼ばれる。

ガッツイーグルの操縦技術はナカジマ隊員に「まるでアスカだ」と言わしめた(シミュレーターで1000000点を叩き出していた)。

「フィニッシュ!」が決め台詞の破天荒で軽い言動が目立つお調子者(言ってみれば演じたDAIGOそのもの)だが、人々の平和を守るために自身の命を投げ出すことができるほどの正義感を持っている。その反面、ニンジンが嫌いという子供のような一面も。流石に子供達に煽られた際にはがっついていた。


15年ぶりに出現したスフィアとの戦闘中にバット星人の捕獲工作に巻き込まれ、物語の舞台であるフューチャーアースに飛ばされて、ウルトラマンゼロと遭遇。ゼロとの戦闘によって破壊された小型円盤にぶつかりそうになったタケル少年を助けるために、ガッツイーグルを円盤にぶつけて瀕死の重傷を負ってしまう。

その勇気をゼロに認められ一体化するが、後述する過去へのトラウマから変身を頑なに拒否(ウルティメイトブレスレットから出現したウルトラゼロアイを『ホイ』と収め直した)、一体化して命が助かったと知っても「出て行け!」と排他的な態度を隠さなかった(どっちかというと悪役宇宙人に憑依された人間の反応であり、これは歴代ウルトラマンでは珍しい)。


その後、この地球の防衛チーム・チームUと共にバット星人やハイパーゼットンに立ち向かうこととなった。


ゼロと一体化したためか、身体能力が飛躍的に向上している(またゼロが日本語を習得するキッカケとなった)。

怪獣をむやみに倒さないウルトラマンコスモス/春野ムサシの戦い方を「斬新だね」と評した。


アスカがダイナである事が一般人に公表されている為、コスモスであることを隠すムサシのスタンスには驚いていた。


トラウマ

彼がまだ幼い頃、住んでいた町が怪獣(どの怪獣かは不明)の襲撃に遭った時、ウルトラマンダイナに両親を救ってもらえなかったという過去から、ウルトラマンの力に否定的な考え方を持っている。


アスカ/ウルトラマンダイナを決して恨んでいるわけではないが、今さらウルトラマンには頼りたくないという考え方が、彼がウルトラマンへの変身を拒否する理由であり、それが原因でゼロとは口論が絶えない。

これまで孤独に生きていた事を窺わせる発言もしており、スーパーGUTSに入隊したのも、彼なりの自分や周囲を守る為の方法だったのかもしれない。


しかしフューチャーアースでの出来事が、彼を大きく変えていく。


劇中での活躍

前述した通りウルトラマンへの変身を拒否したため、最初にグビラに襲われた際はひたすら逃げ回っていた。ウルトラマンコスモスの登場により難を逃れ、ムサシやチームUと行動を共にするようになる。


チームU基地にゴメスとグビラが襲来した際も変身しなかったが、ゼロが機転を利かせて無理やりウルトラゼロアイを装着させたため初変身を遂げる。しかしタイガの意思とゼロの意思が合致しなかったため身長5m程度の小さな姿になってしまい思うように戦えず、グビラのドリルに振り回されるわゴメスの尻尾に叩き付けられるわ、子供達にはチビトラマン呼ばわりされるわと散々な目にあった。挙句ゼロからは「何でお前みたいな男と合体しちまったんだ!ウルトラマンゼロ一生の不覚だ!」とまで言われてしまった。それでも何とかゴメスを投げ飛ばし勝利を掴む。


その後、誕生したハイパーゼットン・ギガントの暗黒火球から基地の子供達を逃がすために行動するが、逃げ遅れたケン少年の泣き叫ぶ姿を見て、過去の自分がフラッシュバックしパニック状態に。それを見たゼロが「しっかりしろ!今はお前がウルトラマンだろ!」と呼びかけた事でなんとか正気を取り戻した。

その後、ゼロから立ち向かわなかったことを責められるが、「これが本当の自分だ」と一人悔し涙を流す。しかしその際、Uローダーについていたロゴマークの下から出てきた「山田工業」の文字を目撃し、チームUの真実を知る。

彼女達の勇気に心を打たれたことで遂に変身を決意。コスモスや、復活したダイナと共にギガントを倒すが、さらに出現したイマーゴにはなすすべもなく完敗。


結局自分は何も守れないのかと気を落とすが、最後まで諦めなかったアスカやムサシと共に新たなウルトラマン・ウルトラマンサーガへと変身する。チームUの援護も手伝って、見事にハイパーゼットンを打ち破った。トラウマ克服後はアスカを先輩と呼ぶように。


最終的にはゼロと分離し、フューチャーアースの未来を見守るために残ることを決意した(彼の無事に関してはアスカが報告している)。


分離後のゼロも彼の口調や仕草が一部移っており、ゼロにとってもタイガと過ごした日々は大切なものになっているようだ。


余談

初期案では「スバル」という名前だった。


とある戦士息子と偶然同じ名前であるが、関連はない(登場は本項のタイガが先である)。なお、ゼロはあちらも「タイガ」と呼んでいる。


タイガ役のDAIGO氏はかつて総理大臣であった竹下登氏の孫にあたり、その一体化したゼロが初登場した『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』におけるウルトラマンキングの配役がかつて総理大臣であった小泉純一郎氏だったりするなど、妙な所で接点がある。


DAIGO氏は本作での出演以降、『新ウルトラマン列伝』のOPテーマ「ULTRA BRAVE」や、『劇場版 ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル』の主題歌「ヒカリノキズナ」(アスカ役のつるの剛士氏とのデュエット)など、ウルトラシリーズの楽曲にも携わるようになる。


関連タグ

ウルトラマンゼロ ウルトラマンサーガ ウルトラマンダイナ ウルトラマンコスモス


ネオフロンティアスペース


マドカ・ツバサ:ネオフロンティアの後輩

マドカ・ダイゴ:ダイゴ違い。


バン・ヒデキ:『帰ってきたウルトラマン』の企画段階での主人公。ウルトラマンが2番目に一体化した人物である設定が酷似している。


ウルトラマントリガー…本作にて彼と同様に別世界に帰化したネオフロンティア出身の人物が登場する。


ラン/ナオ → タイガ・ノゾム → 礼堂ヒカル

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