演：山口翔悟
概要
ネオスーパーGUTSの訓練生で、ガッツイーグルαスペリオルの操縦訓練中に怪獣ジョーモノイドに遭遇し、縄文時代にタイムスリップしてしまう。
性格はダイゴに似て誠実かつ落ち着いており、村に出現したジョーモノイドにガッツブラスターのみで立ち向かい、ダイゴでさえ迷った自発的なティガへの変身を戸惑うことなく実行する等勇敢な一面もある。また両親からウルトラマンティガの話を聞いており、形を見ただけで青銅のスパークレンスがどういう物なのかを理解した。
ジョーモノイドが村に出現したときに自分が怪獣を連れて来たと単身立ち向かい、姉のヒカリにそっくりな旅人マホロバが落とした青銅のスパークレンスを使ってティガに変身した。
父から光の遺伝子を遺伝していたため変身に成功したものの、光の意志が弱かったためか大きさは通常の半分でタイプチェンジすら出来ず、エネルギーの消耗も異様に早いなど、不完全な形態であった。（ツバサ本人は光より人でありたいと望んだ父の意志が自分の遺伝子の中で光の意志に抵抗していると推測している）
カラータイマーの点滅に伴い消滅しそうになりつつもジョーモノイドをウルトラスイングで撃退。闇の超能力者ドグラ・マグマ率いる闇の軍勢との決戦では不完全な形態になることを承知のうえで再びティガに変身し、ゼペリオン光線でジョーモノイドを倒したがドグーフに敗北。
その後、アムイが変身したティガの戦いを見届けた。
闘いの後は描写は無いが、自力でスペリオルαを修理し一人元の時代に帰還した模様。
余談
「主人公の息子が過去へタイムスリップした事で結果的に主人公より先に同じウルトラマンに変身する」というややこしい経歴を辿っている。
演者の山口翔悟は、監督の原田昌樹がメイキングDVDの構成・演出をしていた縁で『魔弾戦記リュウケンドー』の主人公、鳴神剣二役に抜粋された。
山口氏にとっては今作が俳優としてのデビュー作で、「ティガの事は中学の頃に見ていたのでティガに変身するとは夢にも思わなかった」と語っている
ツバサという名前は、ダイゴ役の長野博が命名した。
当初は姉のヒカリを主人公とする案も検討されていた。
ツバサの他にタイムスリップしたウルトラ戦士の変身者は、『ウルトラマンA』でダイダラホーシにアンカー打ち込んでタイムスリップした北斗星司がいる。
関連タグ
タイガ・ノゾム：ネオフロンティアの先輩。
???（リンク先ネタバレ注意）：こちらも主人公の子孫でありながら主人公より先に同じウルトラマンに変身していた人物。ただしこちらは「既に持っていたウルトラマンの力を時空を超えて主人公に授けた」という違いがある。
