スペック
全長 | 24m |
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全幅 | 24m |
最高速度 | マッハ6(大気圏内)、マッハ50(宇宙空間) |
乗員 | 8名(α号2名、β号4名、γ号2名) |
概要
特捜チームスーパーGUTSが保有する多目的大型戦闘機。
α号、β号、γ号の3機の小型戦闘機で構成されており、汎用性・信頼性の高さから偵察、哨戒、輸送、攻撃と数多くの目的に使用される。
ガッツウイングに代わる次世代GUTSの主力機として2013年から開発され、2015年にロールアウト。TPC総合作戦本部でスーパーGUTS基地「グランドーム」に配備されているほか、クリオモス島と言った数多くの施設にも配備されている。
宇宙進出を果たした人類を襲う脅威に対抗すべく、3機全てにネオマキシマエンジンが搭載されているため、宇宙では光速を超える速度を出すことができる他、僅か1日で太陽系の外に出ることまでできる。
最大の特徴は、ガッツウイングEX-Jのデータを基に改良を加えた、前述した3機の小型戦闘機に分離する事が出来る点である。これにより戦闘中の高速分離、合体を可能にしたほか戦闘中のフォーメーション攻撃、被弾した部分を分離してのダメージ軽減、さらには高速分離による攻撃回避を実現させた。
主な武装はアートデッセイ号の主砲・デラック砲以上のパワーを持つトルネードサンダーや、対ジオモス戦にて使用された反マキシマエネルギー。またペイロードの高さを生かしたオプション装備、大型施設輸送が可能。
最後尾に合体するγ号の代わりにコネリー07やガッツディグ、ガッツマリンといったマシンとの連結輸送もできる。
モデルはウルトラホーク1号。
各機体紹介
ガッツイーグルα
全長 | 13m |
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全幅 | 8m |
最高速度 | マッハ7 |
乗員 | 2名 |
ガッツイーグルの先端部分を構成する高速偵察機。イーグルジェットとも呼ばれている。どことなく小型ビートルに似ている。
武器はレーザー熱線砲「ジーグ」のみだが、ガッツウイング1号同様下部ハッチにMk-1ミサイルやビーム砲といったオプションを装備する事が可能。
アスカ・シンがよく搭乗するため墜落回数が非常に多いが、カリヤやコウダ、リョウが乗っても撃墜される確率は然程変わらない。その割に第37話では他のゴミ減量目標に混じって「α号はなるべく落とさないように アスカ、お前だ!」と書いてあり、どうもスーパーGUTSでは「アスカがα号をよく墜落させている」という認識らしい。
ウルトラマンサーガでも登場し、タイガ・ノゾムの搭乗する機体がバット星人の小型円盤から子供を守る為に特攻して破壊されている。
シリーズに登場する航空戦力同様に防御力は無いのだが、結果として無茶な操縦に付き合わされることが多い。
またガッツイーグルに合体しても、ピンポイントで破壊されたこともあった。
小説『超時空のアドベンチャー』では、ノスフェルを倒して調子付いていたところをネオジオモスの光線で撃墜されるという、安定の撃墜芸を披露してしまった。
当時発売されていた玩具には、スイッチを押すとスプリング機能でコックピットブロックが飛び出る脱出ギミックが付いていた。
ダイナ本編から15年後の『ウルトラマンサーガ』にも登場、カナード翼が展開できる火星型がスーパーGUTSマーズに配備されている。
また、当時現存していた撮影用セットのガンフェニックス等ガイズマシン用のものを流用して使っていた為、コクピットの形状が変わっている。
ガッツイーグルβ
全長 | 6m |
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全幅 | 24m |
最高速度 | マッハ5.5 |
乗員 | 4名 |
ガッツイーグルの中央部、主翼部分を構成する作戦司令機兼爆撃機。イーグルウイングとも呼ばれている。
指令機であるため、ヒビキやコウダ、ナカジマが乗ることが多い。
両翼に熱線「ボルキャノン」と爆雷を装備する。玩具もこれを踏襲する形で、合体用のジョイント穴に爆弾をセット、機体上部のスイッチでこれを投下するというギミックが備えられている。
ガッツイーグルγ
全長 | 13m |
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全幅 | 10m |
最高速度 | マッハ6.5 |
乗員 | 2名 |
ガッツイーグルの後部を構成する重武装戦闘哨戒機。イーグルガイとも呼ばれている。
機体の半分以上を占める砲身部分にレーザー熱線砲、ホーミングミサイル、冷凍ミサイル、アンチプラズマ弾、大型ビーム砲「ガイナー」を装備する。
αスペリオル
全長 | 14m |
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全幅 | 9m |
最高速度 | マッハ11 |
乗員 | 2名 |
α号の後継機。市街地戦での戦闘を想定し、命中精度や機関出力を中心に強化されている。
余談
2024年に「ウルトライドクロニクルシリーズ」としてハイパーストライクチェスターの次にプレミアムバンダイで再販。ただしγ号は一部差し換え変形となっている。