登場人物
本作の主人公。22歳。かつて、宇宙空間で謎の光の中へと消えていったアスカ・カズマを父親に持つ青年。自称「不死身のアスカ」。
物語開始時は訓練学校ZEROの訓練生として登場。卒業試験中にスフィアに襲われて宇宙空間に放り出されたところを、父親もその中へと消えていった謎の光と遭遇、奇跡的に生還を果たし、卒業試験中に見せた実力を買われてスーパーGUTSへ入隊。そして、初出動となったTPC火星基地でのダランビアとの戦闘中に初めてウルトラマンダイナに変身する。
典型的な熱血少年漫画の主人公タイプ。野球が好きで、本編でも度々野球に例えた発言がある。口癖は「見たか!俺の超ファインプレー!」であるが、調子づいて発した直後に墜落するなどは良くあること。なんというか、ただの中のひ…なんでもない。
また客演に恵まれているウルトラシリーズの主人公で平成三部作の主人公では最多であり、一作に一回は口にする「本当の戦いはこれからだ!」は有名。
46歳。隊員達を見守る良き隊長で、「バカモン!」が口癖。隊内唯一の既婚者であり、娘が1人いる。かつては警務局隊員で「TPCの荒鷲」という異名で呼ばれていたことがあるらしく、その時期に霧門岳でのゴルザとの戦いでワシズという同僚を失っている。
ヒビキを演じた木之元は当時46歳(第1話放送日までは45歳)で、平成ウルトラマンシリーズでは歴代最年長記録を更新した(昭和ウルトラマンシリーズを含めれば『帰ってきたウルトラマン』の当時48歳で演じた伊吹竜役の根上淳が最年長である)。
34歳。最初は隊員だったが前線での指揮を執ることが多く、第34話から正式に副隊長に昇格した。スーパーGUTSの中では、アスカに次いで熱い性格。第21話ではアスカと一緒にだらけていたり、劇中でアスカと衝突したことも何度かある。趣味がオペラ鑑賞という設定があり、そのせいか時々かなりキザなことを言う。
27歳。しっかりとした勇ましい雰囲気の女性隊員。凛とした印象の才色兼備だが、怒らせると口より早く手が出たりとどんな男も黙らせる非常に勝気な性格。しかし、根に女性らしい部分も持ち合わせる。破天荒だがバイタリティ溢れる行動を取るアスカに惹かれていく。
28歳。射撃の名手であり、考古学にも精通している隊員。あまり珍事に動じない物腰で、コウダに次ぐ冷静さも持ち合せるが、ヘッドフォンで音楽を聞きながら誰もいない所で一人ノっていたり、時折リョウを怒らせるような発言をして殴られたりもする。
なお、歴代防衛チームの隊員でもトップクラスと言える程のメカの操縦下手であり出撃するとほぼ毎回撃墜されている(ジャギラ星人回?あれはナカジマ隊員が操縦していたから…)。
29歳。メカニックや科学分析担当の隊員。大食いでドジなところもあるがやる時はやるタイプであり特にチェーン星人やジャギラ星人相手でその活躍が光る(特に前者では行動心理学に精通しているが故に作戦に気付き見事成功している)。
基本的に有能だが、自分の知識内でしか物事を判断できなかったり非常識なことが起こると動揺して思考停止してしまう。困ったことがあると好物のフライドチキンを大食いするのが癖。「矛盾」という言葉を直端に毛嫌う。
18歳。スーパーGUTSの最年少隊員で、コンピュータープログラムに精通している。自称「スーパーGUTSのスーパーレディ」で、自分が可愛いと思っている。十代後半ながらスーパーGUTSの一員ということで実は隊員中一番のエリートだが、年齢が若すぎることで軽んじられることもあった。