データ
所属 | ウルトラ警備隊 |
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全長 | 42m |
全幅 | 20m |
重量 | 74t |
最高速度 | マッハ4(平成版では4以上) |
定員 | 6名 |
武装 | レーザー、ミサイル |
オプション武装 | 特殊噴霧装置、投下式磁力吸着爆弾マグネチックセブン |
オプション武装(平成版) | ホルバスターミサイル、冷凍弾、大型ミサイル |
型式名 | TDH UH001 |
概要
ウルトラ警備隊の所有する大型戦闘機で、状況に応じてα号(UH001-1)、β号(UH001-2)、γ号(UH001-3)の3機に分離することができ、フォーメーションを組んで攻撃を行う。
合体後はα号がメインコクピットとなる。3機とも一人ずつで運用可能で、合体後も一人で操縦することができ、追加装備なしで宇宙に行くこともできる。
様々な宇宙人を相手に戦闘し、特にビラ星人の円盤は撃墜後にウルトラセブンが倒したビラ星人の上に墜落したことで間接的にとは言え止めを刺している。
これ以外でも、メトロン星人・スペル星人・ブラコ星人・ボーグ星人・シャドウマン・ペロリンガ星人・フック星人の円盤を撃墜している。
唯一3機すべてが破壊されたのは、第32話でリッガーに蹴飛ばされた時のみ。この時は飛んでいなかったので飛行中で3機すべてが破壊された事は実質ない。
本編では長きにわたって使われており、平成版では既存の機体を改修して電子機器等をアップデートすることによって使用している。とはいえ昭和版ほど目立った活躍はなく撃墜される事も多かった。分離機能も描かれなかったが、武上純希によるノベライズ版では、分離・合体を駆使してセブンを援護している。
『ウルトラマンメビウス』の時代ではレストアされて展示飛行された他、外伝作品『超銀河大戦』ではガンスピーダーをコアユニットとして組み込んだ改造機が登場しており、エレキング、アイロス星人との戦いで大いに活躍した。
ゲームでは
スーパーファミコン版『ウルトラセブン』ではボーナスステージの自機として登場。宇宙人の円盤を撃墜していくシューティングゲームを遊ぶことができる。
当初の構想ではステージ中で特定のコマンドを入力すると援護射撃に現れる予定で、ステージクリア時に毎回セブンが飛び立った後の空を飛んでいくのはその名残と言われている。
『ウルトラ警備隊 モンスターアタック』ではメインビジュアルにシルエットがデカデカと描かれており、ゲーム本編でも活躍する。
『ウルトラマンファイティングエボリューション』シリーズではウルトラセブンを援護する機体として登場。のちに『大怪獣バトルNEO』にてCGモデルが流用される形で登場し、援軍カードで呼び出すと冷凍弾で援護してくれる。
余談
- デザインは美術チーフだった成田亨が手掛けている。自著によると、あるとき飛行機の設計をおこなっている人物に「ウルトラホーク1号は飛びますよ。」といわれたことが、とてもうれしかったと語っている。
- 元々、1966年に企画されていた東宝特撮映画『空飛ぶ戦艦』の空中戦艦として描かれていたものの、企画自体がお流れになったため、合体戦闘機にアレンジしつつ、流用されたという逸話がある。
- 『空飛ぶ戦艦』の空中戦艦はβ号のコックピット部分が艦載機の発進口になったような造形だった。
- 特徴的な甲高いエンジン音はF-104のもの。東宝の『今日もわれ大空にあり』で収録した実機のエンジン音を流用したものと思われる。
- 『ウルトラマンダイナ』に登場するガッツイーグルのモデルにもなっている。
- また、『ウルトラマン超闘士激伝』では闘士ウルトラセブンの装鉄鋼「ホークウェポン」に改造された。ツイフォン編では体重3万5千tのセブンを載せてホバーボードのように飛ぶなど何気に凄いことをしていた。
- 『ウルトラマンフェスティバル2017』ライブステージ第2部では通常カラーの他、赤い機体や緑色の機体「ウルトラホーク サンシャイン号」が登場し、ウルトラ戦士を援護した。
- 所属はウルトラ警備隊サンシャイン基地となっているが、『ウルフェス2017』はあくまでも新世代ヒーローズの設定をベースとしている。