データ
所属 | ウルトラ警備隊 |
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全長 | 19.5m※ |
全幅 | 12.5m※ |
重量 | 25.5t |
最高速度 | マッハ3.5 |
定員 | 3名 |
武装 | レーザー ミサイル 三連装ロケットランチャー |
オプション武装 | 三連装大型ロケット弾ポッド |
型式名 | TDF UH-3 |
ウルトラ警備隊保有の多用途戦闘攻撃機で、主に偵察やウルトラホーク1号の援護が任務。
ホーク1号同様パイロット1名から運用することが可能で、最大で5人まで搭乗することが可能。大気圏内専用機で、宇宙空間での活動はできない。
滝にカモフラージュされた発進口から出撃し、ビラ星人、テペト星人、フック星人の円盤を撃墜。ホーク1号との連携でビラ星人に止めを刺したこともある他、爆撃で一度はギエロン星獣に勝利している。
マグマライザーの輸送目的で使用されることもあり、緊急用の自爆装置も内蔵されている。
(※)全長19.5mの機体に24mのマグマライザーを格納するという設定上の矛盾は古くから指摘されており、ファンブックなどでは「マグマライザーを輸送しているのはホーク3号ではなく準同型の大型輸送機」という考察がされることが多い。1980年代ごろにはこのような内容の記述が確認されている。
このような矛盾が発生したのはホーク3号とマグマライザーの諸元設定が行われた時期がズレていたことが原因といわれている。
ちなみに画面内ではホーク1号(全長42m)とほぼ同サイズでとても19.5mには見えない。
平成シリーズでは『1999最終章』から登場したが、ヴァルキューレ星人に寄生されたフルハシ参謀信奉者の男に乗っ取られ、街を空爆するという衝撃の初登場をしている。
余談
- ウルトラホーク1号と同様、これも1966年に企画されていた東宝特撮映画『空飛ぶ戦艦』の空中戦艦の1つとして描いていたものの、企画自体が流れたため、戦闘機にリライト/リファインした逸話がある。
- 第13話などで装備しているロケット弾ポッドは魚雷に似たシルエットをしており、もともとハイドランジャーの魚雷として造形されたものではないかといわれている。その後は新規に造形されたロケット弾ポッドが使用されている。
- 初期の構想ではホーク3号はサンダーバード1号のような小型偵察機で、現在のホーク3号は別に用意されていた輸送機がホーク3号にスライドしてきたとされている。
- 第13話に登場したステーションホーク1号は偵察機構想だったころのホーク3号の没デザインを流用したもので、コクピットのセットがステーションホーク1号と共通なのはその名残ともいわれている。
- ウルトラマンコスモスに登場する「テックサンダー2」のイメージの元ネタとなった。
- 他の防衛チームスーパーマシン同様、永らく平成セブン関連作品以外の他作品客演はなかったが、『メビウス』24話にジェットビートル、ウルトラホーク1号と共に少しだけ登場。おそらく動態保存機ではないかと思われるが、『セブン』本編と同一機なのかは不明。