ハイドランジャー
はいどらんじゃー
所属: | ウルトラ警備隊 |
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型式名: | (1号機)TDF HR-1(2号機)TDF HR-2 |
全長: | 48メートル |
重量: | 1200トン |
最高速度: | 50ノット(水上)・27ノット(水中) |
乗員: | 1~4名 |
武装: | レーザー砲・魚雷・水中ミサイル・対空ミサイルなど |
登場話
第14話「ウルトラ警備隊西へ前編」
第21話「海底基地を追え」
第33話「侵略する死者たち」
第42話「ノンマルトの使者」
第46話「ダン対セブンの決闘」
ウルトラ警備隊の使用する潜水艦。ウルトラシリーズに登場する防衛チームの水中戦力は奇抜なデザインが多い中、現実の潜水艦に近いデザインの為コアな人気がある。
地球防衛軍極東基地には1号艦と2号艦の二隻が配備されている(1号艦は46話で一般隊員が作戦行動中に、サロメ星人の宇宙船に奇襲されて撃沈した)。通常は3~4名の乗員にて、操舵・火器管制係、通信係、ソナー係に分かれて運用されるが、1人でも操縦可能である。
水流ジェット推進で水上を50ノット、水中を27ノットの速度で航行し、水深430mまで潜行可能。無補給で最大720時間の連続航行が可能な高性能艦である。
本編最大の活躍は42話のノンマルトとの決戦であるが、これが後の平成ウルトラセブンでの騒乱に繋がってしまった悲劇のメカでもある。
キリヤマ隊長「ノンマルトの海底基地は完全に粉砕した。我々の勝利だ!海底も我々のものだ!」
ちなみに名前の意味は英語で「あじさい(Hydrangea)」。意外と可愛らしい名前を付けるもんであるが、日本海軍の駆逐艦にも植物の名前が付いたものも多かったことを考えるとそこまでおかしい名前というわけでもない。英語表記がかっこいいんだから仕方ない。
ただし名前の由来はラテン語でうみへび座を意味するハイドラと英語で「徘徊する者」を意味するレンジャーを組み合わせた「HydRanger」であるとされており、あじさいと同名になったのは偶然と言われている。
デザインモチーフは成田亨はソ連の潜水艦とのみ言及していたが、ウィスキー型潜水艦にP-5型巡航ミサイル発射管を4基増設したウィスキー・ロング・ビン型(665型潜水艦)ではないかといわれている。
『Episode:ZERO』で登場。連れ去られた進次郎が消えた異次元空間へ突入するべく、『旋回式位相界面強襲穿孔システムMR-1マグマライザー』に次いで現れた時空界面穿孔システム。
グランドームに設置されたシールドリング、スーツの強化コーティング、外装ブースターであるワイドショットSタイプの三要素からなり、強行突入仕様に換装したウルトラマンスーツを異次元空間へと突入させる。
なお、原作とは違って潜水艦型ではない(マグマライザーはちゃんとドリルだったのに…)。
名前の由来は突入時に発生する分光エフェクトの形状がアジサイに見えることから。中々に洒落た由来である。